• R/O
  • HTTP
  • SSH
  • HTTPS

ConsoleAdventure: Commit

ConsoleAdventure本体


Commit MetaInfo

Révisione1a48080cc6a0b3a5b0c64bcaddf1fc9fa60c1cc (tree)
l'heure2020-08-30 02:56:41
Auteuryumehiko <yumehik0@iclo...>
Commiteryumehiko

Message de Log

区切り文字を[@]に変更。テキスト13まで区切り文字を挿入。

Change Summary

Modification

Binary files a/.vs/Console_Adventure/DesignTimeBuild/.dtbcache.v2 and b/.vs/Console_Adventure/DesignTimeBuild/.dtbcache.v2 differ
Binary files a/.vs/Console_Adventure/v16/.suo and b/.vs/Console_Adventure/v16/.suo differ
--- a/Console_Adventure/Program.cs
+++ b/Console_Adventure/Program.cs
@@ -1,7 +1,6 @@
11 using System;
22 using System.Threading.Tasks;
33 using System.Text;
4-using System.Drawing;
54
65 namespace Console_Adventure
76 {
@@ -142,7 +141,7 @@ namespace Console_Adventure
142141 }
143142 Console.Write(genLine[i]);
144143 }
145- Console.WriteLine();
144+ //Console.WriteLine();
146145 stat = GameStats.endLine;
147146 return 1;
148147 }
@@ -255,7 +254,7 @@ namespace Console_Adventure
255254
256255 if (genFile == null) return 55;
257256
258- myText = genFile.Split("\r\n");
257+ myText = genFile.Split("[@]");
259258 return 0;
260259 }
261260
Binary files a/Console_Adventure/bin/Debug/netcoreapp3.1/Console_Adventure.dll and b/Console_Adventure/bin/Debug/netcoreapp3.1/Console_Adventure.dll differ
Binary files a/Console_Adventure/bin/Debug/netcoreapp3.1/Console_Adventure.pdb and b/Console_Adventure/bin/Debug/netcoreapp3.1/Console_Adventure.pdb differ
Binary files a/Console_Adventure/obj/Debug/netcoreapp3.1/Console_Adventure.Properties.Resources.resources and b/Console_Adventure/obj/Debug/netcoreapp3.1/Console_Adventure.Properties.Resources.resources differ
--- a/Console_Adventure/obj/Debug/netcoreapp3.1/Console_Adventure.csproj.FileListAbsolute.txt
+++ b/Console_Adventure/obj/Debug/netcoreapp3.1/Console_Adventure.csproj.FileListAbsolute.txt
@@ -19,18 +19,18 @@ C:\Users\yumeh\Documents\Console_Adventure\Console_Adventure\bin\Debug\netcoreap
1919 C:\Users\yumeh\Documents\Console_Adventure\Console_Adventure\bin\Debug\netcoreapp3.1\Console_Adventure.runtimeconfig.dev.json
2020 C:\Users\yumeh\Documents\Console_Adventure\Console_Adventure\bin\Debug\netcoreapp3.1\Console_Adventure.dll
2121 C:\Users\yumeh\Documents\Console_Adventure\Console_Adventure\bin\Debug\netcoreapp3.1\Console_Adventure.pdb
22+C:\Users\yumeh\Documents\Console_Adventure\Console_Adventure\bin\Debug\netcoreapp3.1\Microsoft.Win32.SystemEvents.dll
23+C:\Users\yumeh\Documents\Console_Adventure\Console_Adventure\bin\Debug\netcoreapp3.1\System.Drawing.Common.dll
24+C:\Users\yumeh\Documents\Console_Adventure\Console_Adventure\bin\Debug\netcoreapp3.1\System.Resources.Extensions.dll
25+C:\Users\yumeh\Documents\Console_Adventure\Console_Adventure\bin\Debug\netcoreapp3.1\runtimes\win\lib\netcoreapp3.0\Microsoft.Win32.SystemEvents.dll
26+C:\Users\yumeh\Documents\Console_Adventure\Console_Adventure\bin\Debug\netcoreapp3.1\runtimes\unix\lib\netcoreapp3.0\System.Drawing.Common.dll
27+C:\Users\yumeh\Documents\Console_Adventure\Console_Adventure\bin\Debug\netcoreapp3.1\runtimes\win\lib\netcoreapp3.0\System.Drawing.Common.dll
2228 C:\Users\yumeh\Documents\Console_Adventure\Console_Adventure\obj\Debug\netcoreapp3.1\Console_Adventure.Properties.Resources.resources
2329 C:\Users\yumeh\Documents\Console_Adventure\Console_Adventure\obj\Debug\netcoreapp3.1\Console_Adventure.csproj.GenerateResource.cache
2430 C:\Users\yumeh\Documents\Console_Adventure\Console_Adventure\obj\Debug\netcoreapp3.1\Console_Adventure.AssemblyInfoInputs.cache
2531 C:\Users\yumeh\Documents\Console_Adventure\Console_Adventure\obj\Debug\netcoreapp3.1\Console_Adventure.AssemblyInfo.cs
32+C:\Users\yumeh\Documents\Console_Adventure\Console_Adventure\obj\Debug\netcoreapp3.1\Console_Adventure.csproj.CoreCompileInputs.cache
33+C:\Users\yumeh\Documents\Console_Adventure\Console_Adventure\obj\Debug\netcoreapp3.1\Console_Adventure.csproj.CopyComplete
2634 C:\Users\yumeh\Documents\Console_Adventure\Console_Adventure\obj\Debug\netcoreapp3.1\Console_Adventure.dll
2735 C:\Users\yumeh\Documents\Console_Adventure\Console_Adventure\obj\Debug\netcoreapp3.1\Console_Adventure.pdb
2836 C:\Users\yumeh\Documents\Console_Adventure\Console_Adventure\obj\Debug\netcoreapp3.1\Console_Adventure.genruntimeconfig.cache
29-C:\Users\yumeh\Documents\Console_Adventure\Console_Adventure\obj\Debug\netcoreapp3.1\Console_Adventure.csproj.CoreCompileInputs.cache
30-C:\Users\yumeh\Documents\Console_Adventure\Console_Adventure\bin\Debug\netcoreapp3.1\Microsoft.Win32.SystemEvents.dll
31-C:\Users\yumeh\Documents\Console_Adventure\Console_Adventure\bin\Debug\netcoreapp3.1\System.Drawing.Common.dll
32-C:\Users\yumeh\Documents\Console_Adventure\Console_Adventure\bin\Debug\netcoreapp3.1\runtimes\win\lib\netcoreapp3.0\Microsoft.Win32.SystemEvents.dll
33-C:\Users\yumeh\Documents\Console_Adventure\Console_Adventure\bin\Debug\netcoreapp3.1\runtimes\unix\lib\netcoreapp3.0\System.Drawing.Common.dll
34-C:\Users\yumeh\Documents\Console_Adventure\Console_Adventure\bin\Debug\netcoreapp3.1\runtimes\win\lib\netcoreapp3.0\System.Drawing.Common.dll
35-C:\Users\yumeh\Documents\Console_Adventure\Console_Adventure\obj\Debug\netcoreapp3.1\Console_Adventure.csproj.CopyComplete
36-C:\Users\yumeh\Documents\Console_Adventure\Console_Adventure\bin\Debug\netcoreapp3.1\System.Resources.Extensions.dll
Binary files a/Console_Adventure/obj/Debug/netcoreapp3.1/Console_Adventure.dll and b/Console_Adventure/obj/Debug/netcoreapp3.1/Console_Adventure.dll differ
Binary files a/Console_Adventure/obj/Debug/netcoreapp3.1/Console_Adventure.pdb and b/Console_Adventure/obj/Debug/netcoreapp3.1/Console_Adventure.pdb differ
--- a/Console_Adventure/txt/yume_001.txt
+++ b/Console_Adventure/txt/yume_001.txt
@@ -1,15 +1,21 @@
1-西暦2026年 2月17日[ret]
2-真っ暗な海の世界を、大型の投光器が照らしている。
3-深度600メートル、深海熱水噴出域の調査のために、大深度有人潜水調査船は若手の操縦者である私と、研究者の渡部を乗せ、ゆっくりと潜行している。
4-視界いっぱいに広がる大きな崖。そのごつごつとした肌に穴がいくつも空いている。穴の中に丁寧に光を投げていく。
5-「この辺りのはずなんだけど……。マンタか何かが動かしたのかな」渡部がぼやいた。
6-やがて、崖の途中に、ひときわ大きな穴が見えた。その穴の淵にドロップカムがひっかかっている。
7-「あった、あった。これでよし。ねぇ、最後にこの穴を調べていきましょう」渡部が楽しそうに指示をした。[ret]
8-穴は調査艇よりも大きく、中は深い。調査艇が穴の中をゆっくりと進むと、あたりの様子が少し変わってきた。岩の表面が綺麗にならされているように見える。
9-「サカナが全然いない……。なんだか建物の中にいるみたい。見て! あの岩、すっごくまんまる……」
10-渡部の言う通り、正面にひときわ広い空間があり、まさにその中心に直径8メートルほどの、自然の岩とは思えないほど綺麗な球体が鎮座している。その球体にはぽっかりと穴が開き、まるで眼球のようにも見える。[ret]
11-マニピュレータで穴にカメラを差し込むと、ピンポン球大の、透き通ったオレンジ色の卵のようなものがたくさん入っているのが見えた。ひどく興味をそそる。
12-「なんだろう? 何かの巣? まぁいいか。ここに来てから、なんだかひどい耳鳴りがする。そろそろ海上へ戻りましょ」[ret]
13-渡部の言う通り、海上に戻るなら、2へ。
1+
2+西暦2026年 2月17日[@]
3+
4+真っ暗な海の世界を、[@]大型の投光器が照らしている。[@]
5+深度600メートル、[@]大深度有人潜水調査船は[@]若手の操縦者である私と、研究者の渡部を乗せ、ゆっくりと潜行している。[@]
6+目的は、深海熱水噴出域の調査のためである。[@]
7+視界いっぱいに広がる大きな崖。[@]そのごつごつとした肌に穴がいくつも空いている。[@]穴の中に丁寧に光を投げていく。[@]
8+「この辺りのはずなんだけど……。[@]マンタか何かが動かしたのかな」[@]渡部がぼやいた。[@]
9+やがて、崖の途中に、ひときわ大きな穴が見えた。[@]その穴の淵にドロップカムがひっかかっている。[@]
10+「あった、あった。[@]これでよし。[@]ねぇ、最後にこの穴を調べていきましょう」[@]渡部が楽しそうに指示をした。[@]
11+
12+穴は調査艇よりも大きく、中は深い。[@]調査艇が穴の中をゆっくりと進むと、[@]あたりの様子が少し変わってきた。[@]岩の表面が綺麗にならされているように見える。[@]
13+「サカナが全然いない……。[@]なんだか建物の中にいるみたい。[@]見て! あの岩、すっごくまんまる……」[@]
14+渡部の言う通り、正面にひときわ広い空間があり、[@]まさにその中心に直径8メートルほどの、[@]自然の岩とは思えないほど綺麗な球体が鎮座している。[@]その球体にはぽっかりと穴が開き、まるで眼球のようにも見える。[@]
15+
16+マニピュレータで穴にカメラを差し込むと、[@]ピンポン球大の透き通ったオレンジ色の卵のようなものが、[@]たくさん入っているのが見えた。[@]ひどく興味をそそる。[@]
17+「なんだろう?[@] 何かの巣?[@] まぁいいか。[@]ここに来てから、なんだかひどい耳鳴りがする。[@]そろそろ海上へ戻りましょ」[@]
18+
19+渡部の言う通り、海上に戻るなら、2へ。[@]
1420 卵のようなものに触れてみるなら、3へ。
15-[command]
\ No newline at end of file
21+[@][command]
\ No newline at end of file
--- a/Console_Adventure/txt/yume_002.txt
+++ b/Console_Adventure/txt/yume_002.txt
@@ -1,8 +1,11 @@
1-渡部の言う通り、私は奇妙な球体を後にした。調査艇が海上まで浮上していく。
2-これで今日の調査任務は終わりだ。さっそく調査結果をまとめなきゃいけない。
3-それにしても、あの卵のようなものはなんだったんだろう。それにあの場所。なんだか今日の調査は奇妙だった。
4-しかし、調査艇が浮上するに従って、私の興味はどんどん薄れていった。海上に昇ったころには、私も渡部も、あの穴のことはすっかり忘れ去っていた。
5-不思議なことに、カメラに収められたあの奇妙な球体や卵のようなものの映像も、誰の興味を引くことはなかった。それは誰にも触れられないまま、記録の山に埋もれてしまった。
6-そうして、そのことを知るものは、誰もいなくなったのである。[ret][ret]
7---END--
8-[game end]
\ No newline at end of file
1+
2+渡部の言う通り、私は奇妙な球体を後にした。[@]調査艇が海上まで浮上していく。[@]
3+これで今日の調査任務は終わりだ。[@]さっそく調査結果をまとめなきゃいけない。[@]
4+それにしても、あの卵のようなものはなんだったんだろう。[@]それにあの場所。[@]なんだか今日の調査は奇妙だった。[@]
5+しかし、調査艇が浮上するに従って、[@]私の興味はどんどん薄れていった。[@]海上に昇ったころには、[@]私も渡部も、あの穴のことはすっかり忘れ去っていた。[@]
6+不思議なことに、カメラに収められたあの奇妙な球体や、[@]卵のようなものの映像も、誰の興味を引くことはなかった。[@]それは誰にも触れられないまま、記録の山に埋もれてしまった。[@]
7+そうして、[@]そのことを知るものは、誰もいなくなったのである。[@]
8+
9+
10+--END--[@]
11+[@][game end]
\ No newline at end of file
--- a/Console_Adventure/txt/yume_003.txt
+++ b/Console_Adventure/txt/yume_003.txt
@@ -1,16 +1,19 @@
1-[ret]渡部はそう言ったが、私はなんとなくその卵のようなものをつかもうと、マニピュレータを操作した。
2-先端がそれに触れようとした時、頭の中に閃光が発した。
3-地鳴りのような音が耳の中で響く。
4-その音がどんどん大きくなり、あまりの音に何も考えられなくなる。
5-視界全体が狂った万華鏡のような模様でいっぱいになり、何も見えなくなった。
6-[break]
7-視界が徐々に元に戻る。
8-何か妙だ。
9-周りはまぶしいくらい、明るくはっきりと見える。さっきまでシートに座っていたのに、今は砂だらけの石造りの床の上に立っている。
10-周囲には小さく、粗末な石造りの家がいくつもある。ボロくなった服を着た、痩せっぽちの人々がこちらを見ている。[ret]
11-「あなたったら! 大丈夫なの? 返事して!」
12-声のする方を見ると、そこには20代くらいの女性が、こちらへ向かってくるのが見えた。栗色の短い髪型で、透き通ったような薄い色の目には、心配の色が見える。
13-彼女は私の元へ駆け寄ると、私の頭を優しくさすり「ケガはしてないみたいね……。本当にびっくりしたわ。転んだかと思ったら、突然走り去って、返事もしないんだもの」と話した。[ret]
14-「心配かけてごめんよ」とりあえず取り繕う。 4へ。
1+
2+渡部はそう言ったが、[@]私はなんとなくその卵のようなものをつかもうと、[@]マニピュレータを操作した。[@]
3+先端がそれに触れようとした時、[@]頭の中に閃光が発した。[@]
4+地鳴りのような音が耳の中で響く。[@]
5+その音がどんどん大きくなり、[@]あまりの音に何も考えられなくなる。[@]
6+視界全体が狂った万華鏡のような模様でいっぱいになり、[@]何も見えなくなった。[@]
7+[@][break]
8+視界が徐々に元に戻る。[@]
9+何か妙だ。[@]
10+周りはまぶしいくらい、明るくはっきりと見える。[@]さっきまでシートに座っていたのに、[@]今は砂だらけの石造りの床の上に立っている。[@]
11+周囲には小さく、粗末な石造りの家がいくつもある。[@]ボロくなった服を着た、痩せっぽちの人々がこちらを見ている。[@]
12+
13+「あなたったら![@] 大丈夫なの? 返事して!」[@]
14+声のする方を見ると、20代くらいの女性がこちらへ向かってくるのが見えた。[@]栗色の短い髪型で、[@]透き通ったような薄い色の目には心配の色が見える。[@]
15+彼女は私の元へ駆け寄ると、私の頭を優しくさすり[@]「ケガはしてないみたいね……。[@]本当にびっくりしたわ。[@]転んだかと思ったら、突然走り去って、[@]返事もしないんだもの」[@]
16+
17+「心配かけてごめんよ」とりあえず取り繕う。 4へ。[@]
1518 「……ここはどこ? あなたは?」 5へ。
16-[command]
\ No newline at end of file
19+[@][command]
\ No newline at end of file
--- a/Console_Adventure/txt/yume_004.txt
+++ b/Console_Adventure/txt/yume_004.txt
@@ -1,3 +1,5 @@
1-[ret]彼女は呆れたような、ほっとしたような顔で言う。「ほんとにもう……。タチの悪い冗談よ。ね、帰ってご飯にしましょ。おなか空いてるでしょ」
1+
2+彼女は呆れたような、ほっとしたような顔で言う。[@]
3+「ほんとにもう……。[@]タチの悪い冗談よ。[@]ね、帰ってご飯にしましょ。[@]おなか空いてるでしょ」[@]
24 そうして、彼女と共に、彼女の言う「自宅」へと帰った。
3-[goto 5]
\ No newline at end of file
5+[@][goto 5]
\ No newline at end of file
--- a/Console_Adventure/txt/yume_005.txt
+++ b/Console_Adventure/txt/yume_005.txt
@@ -1,7 +1,7 @@
1-[break]
2-それから、ちょっとした騒ぎになった。
3-私は本来の名前も、それまでの人生の記憶もすべて覚えている。しかし、それはかつての私のことであって、この世界での「私」は全くの別人だった。
4-そして、この別人、名は「ジーシャ」というらしいが、その記憶は全く持っていない。アルマのいう「自宅」も、今までの人生も、アルマが妻だということさえ、私には全く理解できなかった。
5-思い出せること、現実の日本での暮らしをどれだけ伝えても、アルマにとっては全く異世界の、空想か妄想の産物にしかとらえられなかった。
6-まるで、私が狂ってしまったかのように、アルマは取り乱してしまった。
7-[goto 6]
\ No newline at end of file
1+[break][@]
2+それから、ちょっとした騒ぎになった。[@]
3+私は本来の名前も、[@]それまでの人生の記憶もすべて覚えている。[@]しかし、それはかつての私のことであって、[@]この世界での「私」は全くの別人だった。[@]
4+そして、この別人、[@]名は「ジーシャ」というらしいが、[@]その記憶は全く持っていない。[@]アルマのいう「自宅」も、[@]今までの人生も、[@]アルマが妻だということさえ、[@]私には全く理解できなかった。[@]
5+思い出せること、[@]現実の日本での暮らしをどれだけ伝えても、[@]アルマにとっては全く異世界の、[@]空想か妄想の産物にしかとらえられなかった。[@]
6+まるで、私が狂ってしまったかのように、[@]アルマは取り乱してしまった。
7+[@][goto 6]
\ No newline at end of file
--- a/Console_Adventure/txt/yume_006.txt
+++ b/Console_Adventure/txt/yume_006.txt
@@ -1,21 +1,24 @@
1-[ret]それからしばらくして。
2-落ち着いて冷静に状況を見ても、やはり自分は「ジーシャ」という男に入れ替わってしまったらしい。にわかには信じがたいが、事実は受け入れなければならない。
3-今は「ガジ」という恰幅のよい男の診察を受けている。ガジはジーシャの同僚の男らしい。診察と言っても、小型の医療器具らしきもので、体調に関わる数値を計っているだけらしかったが。
4-「まったく……新婚のクセに嫁さんのことも忘れちまったってのかよ」
5-ガジは呆れたように言う。
6-「しかしまぁ、健康状態に問題はないと思う。どこにもケガはないし。言葉は忘れなくてよかったな」
7-すっかり泣き腫らした顔のアルマが言った「あの、記憶が戻るのはいつになるの?」
8-ガジは答えて言う。「悪いけど、わからないよ。こんなの初めて見たんだし。ホンモノの医者が居れば、もう少し何かわかったかもしれないけどさ」
9-ガジは冗談めかして続ける。
10-「まぁ、これはチャンスかもよ、奥さん。イチから教育するチャンス! おいジーシャ、よーく聞けよ。この村ではな、旦那は奥さんのゴキゲンとメンドーをきっちり見るのが仕事なんだぜ。まずはこの家の家事のルールから覚えなおしだ。それと、この間貸したカネ、そろそろ返してくれよ。メシをおごってくれる約束も……」
11-アルマは泣き笑いながら、ガジをはたいた。
12-「冗談冗談……。真面目な話、みんなから、この村のことや、お前のことを少しずつ教えてもらえよ。そうするうちに、記憶も戻るかもしれないだろ。今日は休みだし、早速授業といこうか。大切なことから順番にな。まずはこのガジ様の武勇伝から……」
13-[break]
14-ガジとアルマによれば、この世界には元々、たくさんの人類が暮らしていたらしい。しかし十数年前、「TBof-15」と呼ばれるウィルスの大規模な蔓延によって、そのほとんどが死亡してしまったそうだ。
15-「TBof-15は極めて感染力の高いウィルスで、潜伏期間も長く、発症すると、感染者は例外なく死亡してしまう。TBof-15はほとんどの哺乳類に、種を超えて容易に感染できるが、ヒトだけが発症するんだ」
16-「しかし、この村は運がよかった。砂漠に囲われていたから、感染経路になる哺乳類も、人もほとんどいなかったんだ」[ret]
17-そんな大事件はいままで聞いたことがなかった。
18-この話を信じるならば、「今」は私が思う現代ではなく、どこかの未来、ということになる。[ret]
19-「他にも生き残っている村や町はあるのか?」 7へ。
1+
2+それからしばらくして。[@]
3+落ち着いて冷静に状況を見ても、[@]やはり自分は「ジーシャ」という男に入れ替わってしまったらしい。[@]にわかには信じがたいが、事実は受け入れなければならない。[@]
4+今は「ガジ」という恰幅のよい男の診察を受けている。[@]ガジはジーシャの同僚の男らしい。[@]診察と言っても、小型の医療器具らしきもので、体調に関わる数値を計っているだけらしかったが。[@]
5+「まったく……。[@]新婚のクセに嫁さんのことも忘れちまったってのかよ」[@]
6+ガジは呆れたように言う。[@]
7+「しかしまぁ、健康状態に問題はないと思う。[@]どこにもケガはないし。[@]言葉は忘れなくてよかったな」[@]
8+すっかり泣き腫らした顔のアルマが言った[@]「あの、記憶が戻るのはいつになるの?」[@]
9+ガジは答えて言う。[@]「悪いけど、わからないよ。[@]こんなの初めて見たんだし。[@]ホンモノの医者が居れば、もう少し何かわかったかもしれないけどさ」[@]
10+ガジは冗談めかして続ける。[@]
11+「まぁ、これはチャンスかもよ、奥さん。[@]イチから教育するチャンス![@] おいジーシャ、よーく聞けよ。[@]この村ではな、旦那は奥さんのゴキゲンとメンドーをきっちり見るのが仕事なんだぜ。[@]まずはこの家の家事のルールから覚えなおしだ。[@]それと、この間貸したカネ、そろそろ返してくれよ。[@]メシをおごってくれる約束も……」[@]
12+アルマは泣き笑いながら、ガジをはたいた。[@]
13+「冗談冗談……。[@]真面目な話、[@]みんなから、この村のことや、お前のことを少しずつ教えてもらえよ。[@]そうするうちに、記憶も戻るかもしれないだろ。[@]今日は休みだし、早速授業といこうか。[@]大切なことから順番にな。[@]まずはこのガジ様の武勇伝から……」[@]
14+[@][break][@]
15+ガジとアルマによれば、[@]この世界には元々、たくさんの人類が暮らしていたらしい。[@]しかし十数年前、[@]「TBof-15」と呼ばれるウィルスの大規模な蔓延によって、[@]そのほとんどが死亡してしまったそうだ。[@]
16+「TBof-15は極めて感染力の高いウィルスで、[@]潜伏期間も長く、発症すると、感染者は例外なく死亡してしまう。[@]TBof-15はほとんどの哺乳類に、種を超えて容易に感染できるが、[@]ヒトだけが発症するんだ」[@]
17+「しかし、この村は運がよかった。[@]砂漠に囲われていたから、感染経路になる哺乳類も、人もほとんどいなかったんだ」[@]
18+
19+そんな大事件はいままで聞いたことがなかった。[@]
20+この話を信じるならば、[@]「今」は私が思う現代ではなく、[@]どこかの未来、[@]ということになる。[@]
21+
22+「他にも生き残っている村や町はあるのか?」 7へ。[@]
2023 「今は西暦何年なんだ?」 9へ。
21-[command]
\ No newline at end of file
24+[@][command]
\ No newline at end of file
--- a/Console_Adventure/txt/yume_007.txt
+++ b/Console_Adventure/txt/yume_007.txt
@@ -1,5 +1,7 @@
1-[ret]「もちろんあるわ」アルマが答えた。「と言っても、食べ物をやり取りするとき以外、滅多に会うことはないんだけど。でも、他の町の人たちとは、いつでもオンラインでつながっているわ。世界を元通りに戻すために、世界中の人が助け合っているの」
2-「それが、俺とお前の重要な仕事のひとつでもある」ガジが誇らしげに答えた。[ret]
3-「食べ物は、どうやってまかなってるんだ?」 8へ。
1+
2+「もちろんあるわ」[@]アルマが答えた。[@]「と言っても、食べ物をやり取りするとき以外、滅多に会うことはないんだけど。[@]でも、他の町の人たちとは、いつでもオンラインでつながっているわ。[@]世界を元通りに戻すために、世界中の人が助け合っているの」[@]
3+「それが、俺とお前の重要な仕事のひとつでもある」[@]ガジが誇らしげに答えた。[@]
4+
5+「食べ物は、どうやってまかなってるんだ?」 8へ。[@]
46 「今は西暦何年なんだ?」 9へ。
5-[command]
\ No newline at end of file
7+[@][command]
\ No newline at end of file
--- a/Console_Adventure/txt/yume_008.txt
+++ b/Console_Adventure/txt/yume_008.txt
@@ -1,7 +1,9 @@
1-[ret]「それは、この村にある小さな研究室のおかげだ」ガジが少し誇らしげに答えた。
2-アルマが話す。
3-「ここは、元々は出稼ぎや内職なんかでほそぼそと暮らしていた小さな村だったの。ある日、あなたとガジさんが研究者として、この村にやってきた」
4-「そう、俺たちはもともとこの村の住民じゃない。しかしあのウィルスが蔓延し始めてから、どこも封鎖されて、俺たちはここから出られなくなった。でも、俺たちは「新型の循環型水耕栽培機」の試験のためにここに来ていたんだ。それがあれば、食べ物はなんとかまかなえた。試験は大成功だ。報告する先もなくなっちまったが……」
5-「でも、そのおかげで私たちは生き延びられたのよ」アルマが言う。[ret]
1+
2+「それは、この村にある小さな研究室のおかげだ」[@]ガジが少し誇らしげに答えた。[@]
3+アルマが話す。[@]
4+「ここは、元々は出稼ぎや内職なんかでほそぼそと暮らしていた小さな村だったの。[@]ある日、あなたとガジさんが研究者として、この村にやってきた」[@]
5+「そう、俺たちはもともとこの村の住民じゃない。[@]しかしあのウィルスが蔓延し始めてから、[@]どこも封鎖されて、俺たちはここから出られなくなった。[@]でも、俺たちは「新型の循環型水耕栽培機」の試験のためにここに来ていたんだ。[@]それがあれば、食べ物はなんとかまかなえた。[@]試験は大成功だ。[@]報告する先もなくなっちまったが……」[@]
6+「でも、そのおかげで私たちは生き延びられたのよ」[@]アルマが言う。[@]
7+
68 「今は西暦何年なんだ?」 9へ。
7-[command]
\ No newline at end of file
9+[@][command]
\ No newline at end of file
--- a/Console_Adventure/txt/yume_009.txt
+++ b/Console_Adventure/txt/yume_009.txt
@@ -1,5 +1,7 @@
1-[ret]「セイレキ……? 暦のことか。今は2053年だ」
2-信じられないことだが、やはり「今」は未来なのだ。それも、たったの33年先の未来。こうしてはいられない。今すべきことは……。[ret]
3-なんとしても、元の時代の元の体へ戻らなければ。 10へ。
1+
2+「セイレキ……?[@] 暦のことか。今は2053年だ」[@]
3+信じられないことだが、やはり「今」は未来なのだ。[@]それも、たったの33年先の未来。[@]こうしてはいられない。今すべきことは……。[@]
4+
5+なんとしても、元の時代の元の体へ戻らなければ。 10へ。[@]
46 早くこの時代に馴染まなければ。 20へ。
5-[command]
\ No newline at end of file
7+[@][command]
\ No newline at end of file
--- a/Console_Adventure/txt/yume_010.txt
+++ b/Console_Adventure/txt/yume_010.txt
@@ -1,7 +1,9 @@
1-[ret]こうしては居られない。
2-彼らの話によれば、おそらく2030年代のどこかで、人類を滅ぼすようなウィルスが蔓延してしまうのだ。
3-いてもたってもいられなくなり、席を立ちあがり、玄関から飛び出した。
4-家の中から、私を制止する声が聞こえるが、それどころではない。[ret]
5-「どんなことでも試すんだ」まずは最初に気が付いたあの場所へ……。 11へ。
1+
2+こうしては居られない。[@]
3+彼らの話によれば、[@]おそらく2030年代のどこかで、人類を滅ぼすようなウィルスが蔓延してしまうのだ。[@]
4+いてもたってもいられなくなり、席を立ちあがり、玄関から飛び出した。[@]
5+家の中から、私を制止する声が聞こえるが、それどころではない。[@]
6+
7+「どんなことでも試すんだ」まずは最初に気が付いたあの場所へ……。 11へ。[@]
68 「落ち着け。冷静になるんだ」まずはウィルスについて調べないと……。 12へ。
7-[command]
\ No newline at end of file
9+[@][command]
\ No newline at end of file
--- a/Console_Adventure/txt/yume_011.txt
+++ b/Console_Adventure/txt/yume_011.txt
@@ -1,7 +1,9 @@
1-[ret]手がかりはたったひとつ。最初にこの体で目覚めたあの場所だ。
2-がむしゃらに走って、元の広場に戻った。
3-周囲には小さな家が建ち並び、こちらを心配そうに見つめる人が数人いる。
4-その場で必死に念じたり、目を瞑って、また開いてみたりしたが、何も変わる気配はない。[ret]
5-「外だ。ここから出るなら外に出なければ」村の外へ走る。 30へ。
1+
2+手がかりはたったひとつ。最初にこの体で目覚めたあの場所だ。[@]
3+がむしゃらに走って、元の広場に戻った。[@]
4+周囲には小さな家が建ち並び、こちらを心配そうに見つめる人が数人いる。[@]
5+その場で必死に念じたり、目を瞑って、また開いてみたりしたが、何も変わる気配はない。[@]
6+
7+「外だ。ここから出るなら外に出なければ」村の外へ走る。 30へ。[@]
68 「中だ。この村の中にヒントがあるはずだ」周囲を見渡す。 12へ。
7-[command]
\ No newline at end of file
9+[@][command]
\ No newline at end of file
--- a/Console_Adventure/txt/yume_012.txt
+++ b/Console_Adventure/txt/yume_012.txt
@@ -1,3 +1,4 @@
1-[ret]周囲を見渡すと、小さな家から少し離れて、ひときわ大きく、現代的な作りの建物が見えた。
1+
2+周囲を見渡すと、[@]小さな家から少し離れて、ひときわ大きく、現代的な作りの建物が見えた。[@]
23 あそこなら何かわかるかもしれない。
3-[goto 13]
\ No newline at end of file
4+[@][goto 13]
\ No newline at end of file
--- a/Console_Adventure/txt/yume_013.txt
+++ b/Console_Adventure/txt/yume_013.txt
@@ -1,20 +1,23 @@
1-[break]
2-その建物の中は電気が通っているらしく、空調や電灯らしきものが動いている。
3-中は一つの大きな区画と、小さな二つの部屋、それと砂漠式のトイレらしきものだけがあった。
4-大きな区画の中には、大型の水耕栽培機らしきものが稼働している。モニターには栽培機や農作物の状態が映っている。作物の名前はわからないが、大根や人参、麦らしきものが育っているようだ。
5-残る二つの部屋は、資料室らしきものと、コンピュータがいくつか置かれた部屋だった。
6-コンピュータは見たこともない機種だった。ディスプレイと、キーボードのようなものはあるものの、刻印されているキーはアルファベットではなかった。[ret]
7-(そういえば、俺は今、どこの言葉を喋っているんだ……?)[ret]
8-机の上に置かれた資料にも、見たことのない文字が並んでいる。
9-しかし、その文字の意味は理解できた。
10-『TBof-15の根絶不可能性の証明』。
11-『遺伝情報保管について』。
12-『精神感応型生物防護装置』。[ret]
13-「やっぱり、ここにいたか」
14-振り向くと、そこにはガジが立っていた。
15-「ここが俺たちの職場だ。栽培機を整備する傍ら、オンラインで世界中の研究者と一緒に、世界を救おうと話し合ってる」
16-「なぁ、なんか焦っているみたいだが、少し落ち着けよ。大丈夫だ。そりゃまぁ世界はサイコーって状態じゃないが、まだやれることはある。賭けたっていいぜ」
17-ガジがこっちをまっすぐ見て言った。
18-「改めて頼むよ。一緒にやれることをやろうぜ。セカイヲスクウ、ってやつ」
19-そういって、照れ臭かったのか、ガジは一人で笑っていた。
20-[goto 20]
\ No newline at end of file
1+[break][@]
2+その建物の中は電気が通っているらしく、[@]空調や電灯らしきものが動いている。[@]
3+中は一つの大きな区画と、[@]小さな二つの部屋、[@]それと砂漠式のトイレらしきものだけがあった。[@]
4+大きな区画の中には、大型の水耕栽培機らしきものが稼働している。[@]モニターには栽培機や農作物の状態が映っている。[@]作物の名前はわからないが、[@]大根や人参、麦らしきものが育っているようだ。[@]
5+残る二つの部屋は、[@]資料室らしきものと、[@]コンピュータがいくつか置かれた部屋だった。[@]
6+コンピュータは見たこともない機種だった。[@]ディスプレイと、キーボードのようなものはあるものの、[@]刻印されているキーはアルファベットではなかった。[@]
7+
8+(そういえば、俺は今、どこの言葉を喋っているんだ……?)[@]
9+
10+机の上に置かれた資料にも、見たことのない文字が並んでいる。[@]
11+しかし、その文字の意味は理解できた。[@]
12+『TBof-15の根絶不可能性の証明』。[@]
13+『遺伝情報保管について』。[@]
14+『精神感応型生物防護装置』。[@]
15+
16+「やっぱり、ここにいたか」[@]
17+振り向くと、そこにはガジが立っていた。[@]
18+「ここが俺たちの職場だ。[@]栽培機を整備する傍ら、[@]オンラインで世界中の研究者と一緒に、[@]世界を救おうと話し合ってる」[@]
19+「なぁ、なんか焦っているみたいだが、[@]少し落ち着けよ。大丈夫だ。[@]そりゃまぁ世界はサイコーって状態じゃないが、まだやれることはある。[@]賭けたっていいぜ」[@]
20+ガジがこっちをまっすぐ見て言った。[@]
21+「改めて頼むよ。一緒にやれることをやろうぜ。[@]セカイヲスクウ、ってやつ」[@]
22+そういって、照れ臭かったのか、ガジは一人で笑っていた。[@]
23+[@][goto 20]
\ No newline at end of file
--- a/Console_Adventure/txt/yume_100.txt
+++ b/Console_Adventure/txt/yume_100.txt
@@ -1,5 +1,6 @@
1-[ret]デバッグテキストだよ~ん
2-ね、[detarame]。[ret][ret][ret][ret]
3-どう?[ret][detarame]
4-[break]どう?
5-[command]
\ No newline at end of file
1+
2+デバッグてきすと。[@]デバッグてきすと。[@]デバッグてきすと。[@]
3+デバッグてきすと。[@]デバッグてきすと。[@]デバッグてきすと。[@]
4+
5+デバッグてきすと。[@]デバッグてきすと。[@]デバッグてきすと。[@]
6+[@][command]
\ No newline at end of file
Afficher sur ancien navigateur de dépôt.