サーチエイド、Voice Popper への対応
[nvda-japanese-users:439] 補足していただきました。
「SAPIエンジンの読み上げでは、 点字出力はなされません。 NVDAが点字出力に対応するようになったので 楽しみになって要望する次第です。」
チケット 23945 点字ディスプレイ対応の進展に合わせて検討します。
Twitter でいただいたご意見ですが、このソフトを使うときにはわざわざNVDAを終了させているが、それがなくなるのであれば嬉しい、とのことです。
齋藤さんに VoicePopper をスリープモードにする appModule を実装していただきました。
http://bazaar.launchpad.net/~stomato463/+junk/main/revision/4212
ただし「日本語入力のときにNVDAと重複して音声が出ます」とのことです。
これはチケット 26438 関連作業がスリープモードと連動していないことが原因と考えられます。
齋藤さんに サーチエイド をスリープモードにする appModule (search_aid.py) を実装していただきました。
http://bazaar.launchpad.net/~stomato463/+junk/main/revision/4217
jpdev120214 に今回のモジュールを導入しました。 「サーチエイド、ボイスポッパーを使用するときにNVDAはスリープして、付属のSAPI音声が動き出すことを確認できた」という御報告、および「両ソフトにNVDAの点字出力が対応すると助かる」というご意見を nvda-japanese-users ML でいただきました。
本件に積極的に対応できる開発者がいないため、これ以上の作業は見送らざるを得ない状況です。
一般的にアプリケーションを NVDA 対応にする方法は、アプリケーションモジュールの開発だけではありません。
スクリーンリーダーを積極的に制御するアプリケーションでは NVDA コントローラクライアントをご検討いただけるかどうか、アプリケーション開発者とお話をしていきたいと思います。
2012.2.1jp をお使いのかたから、サーチエイドとボイスポッパーのスリープを解除して動作確認したい、というご要望がありました。
添付のファイルを使って NVDA の設定を変更してください。 インストール版だとスタートメニューに「NVDAユーザー設定ディレクトリーを開く」が あるので、こちらで開いてください。 ユーザー設定ディレクトリーの中に appModules というフォルダーがあります。 この中に、添付のファイルをコピーしてください。
search_aid.py はサーチエイド用、 voice_popper3.py はボイスポッパー用です。
なお、NVDA に対応したアプリケーションの開発というページを作りました: http://sourceforge.jp/projects/nvdajp/wiki/ControllerClient
現在、サーチエイドとVoice Popperで NVDA をスリープモードにするアプリケーションモジュールが NVDA 日本語版に入っています。
しかし、スリープモードを解除すれば、点字ディスプレイ出力も実用的になりつつある、とのご意見もあります。
スリープモードにするかどうかをユーザーが選べるように、これらのアプリケーションモジュールをアドオンとして、NVDA日本語版から外してはどうか、というご意見をいただきました。
VoicePopper-sleep 1.0 を作っていただきました。
NVDA日本語版から appModules から search_aid.py と voice_popper3.py を削除する(必要なユーザーだけが組み込めるようにアドオンにする)かどうかは、まだ結論を出していません。
引き続きご意見をお待ちしています。
NVDA日本語版 appModules から search_aid.py と voice_popper3.py (強制スリープ処理)を削除する(必要なユーザーだけが組み込めるようにアドオンにする)ことについて。 意見受付の締め切りを2月28日として 2013.1jp に向けた判断をします。
メリットとデメリットを考えてみました。
削除のメリット
削除のデメリット
条件付き意見もあろうかと思います(例えば、音声だけスリープするモードが作れないか、など)。
いただいたご意見をふまえてリリース担当者が最終判断します。
なお、削除をする、しない、いずれの判断をしても、このチケットそのものが「未完了」であることには変わりません。
本件について 2013.1jp でどのように対応するか、議論が終了していませんでした。
「強制スリープの無効化」を簡単にできるようにして欲しいというご要望があります。
「強制スリープのモジュール」と「強制スリープを無効化するモジュール」の両方をNVDA日本語チームが提供するのは、同じファイル名の複数のアプリケーションモジュールが存在することになり、適切とは思えません。
過去にご提案いただいていた「NVDA 日本語版で独自に追加していた強制無効化モジュールの削除」を 2013.1jp 正式版で行いたいと思います。
(強制スリープをさせたいユーザーはご自分で必要なモジュールを追加することになります)
反対のご意見があれば、お早めにお知らせください。
下記の git コミットで search_aid.py と voice_popper3.py を削除しました。
ドキュメントを更新しました。
2014.1jp のリリースで状況がいろいろ変わったので、本件はいったん完了(クローズ)として、これらのソフトウェアと NVDA 日本語版の互換性の問題は個別のチケットを作って検討させてください。
[nvda-japanese-users:433]
サーチエイド、ボイスポッパーを NVDAで読んでいますと、
1,キーボードでカーソルをどんどん動かしても 音声の方が遅れてしまいます。 それで、どこを読んでいるのか わからなくなります。
2,たとえばサーチエイドでホームページを読んでいると 「選択」「選択解除」が繰り返されて わずらわしいです。
[nvda-japanese-users:435]
かなり以前になりますが、 サーチエイド、ボイスポッパーの作者、桂木さんから、 可能ならば、 NVDAへの対応を考慮している旨の返信をいただいています。
補足 (nishimoto)
オンラインソフト工房 http://homepage2.nifty.com/oss/
VoicePopper ベクター記事 http://www.vector.co.jp/magazine/softnews/040428/n0404284.html