2016.4に向けた既存の翻訳の改善
「クロップ」を「文字の途切れ」に変更したいと思います。 (途切れの文字数を出力することは現在の NVDA ではできません)
作業案
Index: nvda.po =================================================================== --- nvda.po (revision 28898) +++ nvda.po (working copy) @@ -6,7 +6,7 @@ "Project-Id-Version: NVDA bzr main:5884\n" "Report-Msgid-Bugs-To: \n" "POT-Creation-Date: 2016-09-02 00:10+1000\n" -"PO-Revision-Date: 2016-08-11 22:06+0900\n" +"PO-Revision-Date: 2016-09-18 17:22+0900\n" "Last-Translator: Takuya Nishimoto <nishimotz@gmail.com>\n" "Language-Team: NVDA Japanese Team <nishimotz@gmail.com>\n" "Language: ja\n" @@ -14,7 +14,7 @@ "Content-Type: text/plain; charset=UTF-8\n" "Content-Transfer-Encoding: 8bit\n" "X-Poedit-SourceCharset: utf-8\n" -"X-Generator: Poedit 1.8.8\n" +"X-Generator: Poedit 1.8.9\n" #. Translators: Message to indicate User Account Control (UAC) or other secure desktop screen is active. msgid "Secure Desktop" @@ -2280,7 +2280,7 @@ #. Translators: a state that denotes that the object(text) is cropped as it couldn't be accommodated in the allocated/available space msgid "cropped" -msgstr "クロップ" +msgstr "文字の途切れ" #. Translators: a state that denotes that the object(text) is overflowing into the adjacent space msgid "overflowing"
#36683 と重複していたのであちらの内容をこちらにマージします。
(1)
Microsoft Word のアクセシビリティの検証をしていて、 要素リストの「種別」ラジオボタン「注釈」は、 Word の脚注などを表しているように誤解されそうだと気づきました。 実際には「校閲」の「変更履歴とコメント」の内容にアクセスできる機能です。 Word の機能の名前にあわせて「コメント」と表記しておくのが無難かも知れません。
(2)
NVDAメニューの「設定」には、 「一般設定」「音声設定」のように末尾に「設定」がつく項目と、 「書式情報」「入力ジェスチャー」のように末尾に「設定」がつかない項目があり、一貫性がない。 すべて「設定」をつけるようにすれば、変更箇所は少ないが、 そもそも「設定」メニューの項目に「なんとか設定」とさらに表記するのは冗長という考えもある。
spelling error の翻訳を「スペルミス」に揃える修正案。
マイクロソフト ランゲージポータルによると「スペルが間違っています」「スペルミス」の両方の用例がありますが、 NVDAにおいては「スペルの間違い」という訳語に違和感があるという指摘をいただきました。
Index: nvda.po =================================================================== --- nvda.po (revision 29629) +++ nvda.po (working copy) @@ -6,7 +6,7 @@ "Project-Id-Version: NVDA bzr main:5884\n" "Report-Msgid-Bugs-To: \n" "POT-Creation-Date: 2016-10-28 00:10+1000\n" -"PO-Revision-Date: 2016-10-28 16:05+0900\n" +"PO-Revision-Date: 2016-11-03 16:51+0900\n" "Last-Translator: Takuya Nishimoto <nishimotz@gmail.com>\n" "Language-Team: NVDA Japanese Team <nishimotz@gmail.com>\n" "Language: ja\n" @@ -2692,15 +2692,15 @@ #. Translators: The message announced when toggling the report spelling errors document formatting setting. msgid "report spelling errors off" -msgstr "スペルの間違いを報告しない" +msgstr "スペルミスを報告しない" #. Translators: The message announced when toggling the report spelling errors document formatting setting. msgid "report spelling errors on" -msgstr "スペルの間違いを報告する" +msgstr "スペルミスを報告する" #. Translators: Input help mode message for toggle report spelling errors command. msgid "Toggles on and off the reporting of spelling errors" -msgstr "スペルの間違いの報告の切り替え" +msgstr "スペルミスの報告の切り替え" #. Translators: The message announced when toggling the report pages document formatting setting. msgid "report pages off" @@ -4504,11 +4504,11 @@ #. Translators: Reported when text contains a spelling error. msgid "spelling error" -msgstr "スペルの間違い" +msgstr "スペルミス" #. Translators: Reported when moving out of text containing a spelling error. msgid "out of spelling error" -msgstr "スペルの間違いの外" +msgstr "スペルミスの外" #. Translators: Indicates end of a table. msgid "out of table" @@ -6631,7 +6631,7 @@ #. Translators: This is the label for a checkbox in the #. keyboard settings dialog. msgid "Play sound for &spelling errors while typing" -msgstr "スペルの間違いを入力中に音で報告(&S)" +msgstr "スペルミスを入力中に音で報告(&S)" #. Translators: This is the label for a checkbox in the #. keyboard settings dialog. @@ -6908,7 +6908,7 @@ #. Translators: This is the label for a checkbox in the #. document formatting settings dialog. msgid "Spelling e&rrors" -msgstr "スペルの間違い(&R)" +msgstr "スペルミス(&R)" #. Translators: This is the label for a group of document formatting options in the #. document formatting settings dialog Index: userGuide.t2t =================================================================== --- userGuide.t2t (revision 29629) +++ userGuide.t2t (working copy) @@ -1000,9 +1000,9 @@ チェックされている場合、NVDAは文字以外のキーの名称を読み上げます。このキーの名称には、Ctrlキーとその他のキーのようなキーの組み合わせも含まれます。 -==== スペルの間違いを入力中に音で報告 ==== -チェックされている場合、入力中の単語のスペルの間違いを短い音で報告します。 -このオプションを使うには NVDA の設定の [書式情報 #DocumentFormattingSettings] ダイアログで「スペルの間違いの報告」をチェックする必要があります。 +==== スペルミスを入力中に音で報告 ==== +チェックされている場合、入力中の単語のスペルミスを短い音で報告します。 +このオプションを使うには NVDA の設定の [書式情報 #DocumentFormattingSettings] ダイアログで「スペルミスの報告」をチェックする必要があります。 ==== 外部アプリからの文字入力 ==== スクリーンキーボードや音声認識ソフトウェアなど、外部アプリからの文字入力をNVDAが処理するかどうかを制御できます。 @@ -1207,7 +1207,7 @@ - ドキュメント情報 - コメント - 校閲者による更新 - - スペルの間違い + - スペルミス - ページと間隔 - ページ番号 - 行番号
「NVDAキー」の表記を「NVDA制御キー」に揃えることについての本家版の作業。 あわせて「Caps Lock」の表記を「CapsLock」に揃える。
@@ -144,12 +144,12 @@ 何も聞こえないか、Windowsエラー音または下り調子の音が聞こえた場合、NVDAにエラーが起こっています。エラーをNVDA開発者に報告して頂けると助かります。 方法については、NVDAのWebサイトを参照してください。 -NVDAを初めて起動すると、NVDAキーの代替キーとNVDAメニューに関する基本情報を表示するダイアログボックスが表示されます。 +NVDAを初めて起動すると、NVDA制御キーの代替キーとNVDAメニューに関する基本情報を表示するダイアログボックスが表示されます。 これらについては、この後の説明を参照してください。 ダイアログボックスには三つのチェックボックスがあります。 -1番目は「英語キーボードのCapsLockキーをNVDAキーとして使用する」の設定です。 -2番目は「Windowsへのログオン後にNVDAを自動的に開始する」の設定です。これはインストールされたNVDAだけで有効です。 -3番目は「NVDA起動時にこのダイアログを表示する」の設定です。 +1番目は「英語キーボードのCapsLockキーをNVDA制御キーとして使用」の設定です。 +2番目は「Windowsへのログオン後にNVDAを自動的に開始」の設定です。これはインストールされたNVDAだけで有効です。 +3番目は「NVDA起動時にこのダイアログを表示」の設定です。 ++ NVDAのキーボードコマンド ++ @@ -157,10 +157,10 @@ NVDAを制御するキーボードコマンドは、NVDA制御キーとよばれる特別なキーと、他の1個または複数のキーの組み合わせです。 ただし、デスクトップ配列におけるテキストレビューのコマンドで、テンキーを単独で使うことがあります。この他にもいくつか、例外的に NVDA 制御キーを使わないコマンドがあります。 -Insertキー(および日本語キーボードでない場合のCaps Lockキー)をNVDAキーとして利用するように設定できます。 -初期状態ではテンキーとメインキーの両方のInsertキーがNVDAキーとして利用できます。 +Insertキー(および日本語キーボードでない場合のCapsLockキー)をNVDA制御キーとして利用するように設定できます。 +初期状態ではテンキーとメインキーの両方のInsertキーがNVDA制御キーとして利用できます。 -いずれかのNVDAキーを本来のそのキーとして使用したい場合 (例えばInsertキーをNVDAキーとして使用しているときに挿入と上書きのモードを切り替えたい場合) は、そのキーを素早く2回押してください。 +いずれかのNVDA制御キーを本来のそのキーとして使用したい場合 (例えばInsertキーをNVDA制御キーとして使用しているときに挿入と上書きのモードを切り替えたい場合) は、そのキーを素早く2回押してください。 +++ キーボード配列 +++ 現在、NVDAにはデスクトップ配列とラップトップ配列の2種類のキーボード配列(レイアウト)があります。 @@ -955,18 +955,18 @@ ==== キーボード配列 ==== このコンボボックスでは、NVDAでどのキーボード配列を使用するかを選ぶことができます。現在、NVDAにあるのはデスクトップ配列とラップトップ配列です。 -==== Caps LockキーをNVDAキーとして使用 ==== -チェックされている場合、Caps LockキーがNVDAキーとして動作します。 +==== 英語キーボードのCapsLockキーをNVDA制御キーとして使用 ==== +チェックされている場合、英語キーボードのCapsLockキーがNVDA制御キーとして動作します。 -==== InsertキーをNVDAキーとして使用 ==== -チェックされている場合、Insertキー (通常は矢印キーの上のHomeキーやEndキーの近くにあります) をNVDAキーとして使用することができます。 +==== InsertキーをNVDA制御キーとして使用 ==== +チェックされている場合、Insertキー (通常は矢印キーの上のHomeキーやEndキーの近くにあります) をNVDA制御キーとして使用することができます。 -==== テンキーのInsertキーをNVDAキーとして使用 ==== -チェックされている場合、テンキー上のInsertキーをNVDAキーとして使用することができます。 +==== テンキーのInsertキーをNVDA制御キーとして使用 ==== +チェックされている場合、テンキー上のInsertキーをNVDA制御キーとして使用することができます。 -NVDAキーがどのキーにも割り当てられていないと、NVDAの機能を呼び出すことができなくなります。 -そこで、どのキーもNVDAキーに選択されないまま、キーボード設定ダイアログで OK ボタンを押すと、エラーメッセージを表示します。 -エラーメッセージを閉じて、少なくとも1個のキーをNVDAキーに割り当ててください。そうしないとこのダイアログを適切に閉じることができません。 +NVDA制御キーがどのキーにも割り当てられていないと、NVDAの機能を呼び出すことができなくなります。 +そこで、どのキーもNVDA制御キーに選択されないまま、キーボード設定ダイアログで OK ボタンを押すと、エラーメッセージを表示します。 +エラーメッセージを閉じて、少なくとも1個のキーをNVDA制御キーに割り当ててください。そうしないとこのダイアログを適切に閉じることができません。 %kc:setting ==== 入力文字の読み上げ ==== @@ -989,9 +989,9 @@ ==== 「すべて読み上げ」で流し読みを許可 ==== チェックされている場合、「すべて読み上げ」の途中で特定のナビゲーションコマンド(ブラウズモードにおける1文字ナビゲーションや、行単位、段落単位の移動など)を実行しても読み上げを中断しません。移動先の箇所から「すべて読み上げ」での読み上げを再開します。 -==== Caps Lockがオンの時、小文字が入力されたらビープ音を鳴らす ==== -チェックされている場合、Caps Lockがオンの状態でShiftキーとともに文字キーが押されたら、警告のためのビープ音を鳴らします。 -一般的に、Caps Lock状態でShiftキーを押して文字入力を行うことはなく、意図的でない限りCaps Lockがオンであることに気が付いていないような場合です。 +==== CapsLockがオンの時、小文字が入力されたらビープ音を鳴らす ==== +チェックされている場合、CapsLockがオンの状態でShiftキーとともに文字キーが押されたら、警告のためのビープ音を鳴らします。 +一般的に、CapsLock状態でShiftキーを押して文字入力を行うことはなく、意図的でない限りCapsLockがオンであることに気が付いていないような場合です。 したがって、この機能はそれを知るための警告として役立ちます。 %kc:setting @@ -1836,7 +1836,7 @@ | バックスペースキー | 7の点 | | 上矢印キー | 1の点+スペース | | 下矢印キー | 4の点+スペース | -| Caps Lock | 1の点+3の点+6の点+スペース | +| CapsLock | 1の点+3の点+6の点+スペース | | Shift+Alt+Tab キー | F2+F3+F1 | | Alt+tab キー | F2+F3 | | End キー | 4の点+6の点+スペース |
Excel でセルの内容がひとつ右のセルに隠れている状態を「クロップ」と カタカナ語のまま翻訳していますが、 他のスクリーンリーダーでは 「途切れなし」「何文字の途切れ」という言葉が使われているそうです。 機能が違うのでまったく同じにはできませんが参考にしたいと思います。