pg_dbms_stats

pg_dbms_statsには、プランナが使用する統計情報を操作する機能として以下の7つがあります。なお、エクスポートを除く各機能は、SQL関数経由で利用します。

PostgreSQL は ANALYZE コマンドによりテーブルやインデックスからサンプリングした値を集計して統計情報として保持しています。 クエリ・オプティマイザは、この統計情報を利用してクエリのコストを計算し、最もコストの低い実行計画を選択します。このため、データの量や特性が変化したり、統計情報の精度が不十分であったりした場合には、選択される実行計画が変化する場合があります。

pg_dbms_stats パッケージはこのような予期せぬ実行計画の変化を防ぐための機能拡張です。プランナの処理に割り込んで、プランナが参照する統計情報を事前に作成したダミー統計情報に差し替えることで、選択される統計情報を固定します。「実行計画が運用中に急に変化し、システムの性能が低下する」というリスクを抑えたい場合に有効です。

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