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さわらびフォントの Wiki

1. Linux 上でさわらびフォントを使う場合のおすすめ設定

GNU/Linux システムでは、たいていの場合、フォントを画面上に描画する際に「ヒンティング情報」というものを使うように設定されています。 一般に英字フォントなどでは、ヒンティング情報を利用したほうがクリアな表示になり、読みやすくなりますが、さわらびフォントの場合、これを利用しないほうが綺麗になります。

ヒンティング情報をどの程度利用するか(あるいはまったく利用しないか)は、GNOME にあらかじめ備わっている、外観の設定ツールでも設定できますが、これで設定するとその設定値はフォント全般に影響を及ぼします。 つまり、普通に英字フォントなどを併用している場合、英字フォントのほうも、その設定値でレンダリングされてしまうということです。ですので、このツールでヒンティング情報を無効にすると、それはさわらびフォントを綺麗に表示させますが、同時に英字フォントの読みやすさを(若干)損なってしまうことになります。

しかし、これをうまく解決する方法があります。それは設定ファイルを記述して、フォントごとに個別の設定をほどこす、という方法です。/etc/fonts/ ディレクトリ以下にそうした設定ファイル群がありますので、ここに設定ファイルを追加して記述してもよいのですが、ここではもっと手軽に行える、ユーザごとの設定方法を紹介します。

ユーザごとに設定する場合、ホームディレクトリ直下に .fonts.conf というファイルを記述します。ファイルの内容は次のような感じになります。

<?xml version="1.0"?>
<!DOCTYPE fontconfig SYSTEM "file:///etc/fonts/fonts.dtd">
<fontconfig>
  <match target="font">
    <test name="family">
      <string>Sawarabi Gothic</string>
    </test>
    <edit name="hinting" mode="assign">
      <bool>false</bool>
    </edit>
  </match>
  <match target="font">
    <test name="family">
      <string>Sawarabi Mincho</string>
    </test>
    <edit name="hinting" mode="assign">
      <bool>false</bool>
    </edit>
  </match>
</fontconfig>

これで、さわらびゴシックとさわらび明朝は、自動的にヒンティングがオフになります。他のフォントには影響を及ぼしません。


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