How to use TDD Support Plugin for Eclipse

1. テストクラス、テストメソッドのネーミングルールの設定'''
メニューバーの「ウィンドウ」→「設定」→「TDDサポート」から設定ページを開きます。
「プロジェクト」→「プロパティー」→「TDDサポート」からプロジェクト固有の設定を行うこともできます。

設定ページ


プロジェクトのプロパティページ



Javaソースの格納フォルダ、テストソースの格納フォルダを指定します。
(maven2の標準フォルダ構成がデフォルト値となっています。)
プロジェクト固有の設定の場合は、Javaソースフォルダ、テストソースフォルダを選択することができます。

ソースフォルダの選択



テストクラスのネーミングルール(命名規約)を指定します。
変数${package}、${class}が使用でき、
それぞれテスト対象クラスのパッケージ名、クラス名を指します。

テストクラスのネーミングルール設定

例)ネーミングルールに「${package}.${class}Test」を指定すると、
テスト対象クラスが「sample.pkg.usage.SampleMain」の場合
SampleMainテストクラスは「sample.pkg.usage.SampleMainTest」にSampleMainTest


同様に、テストメソッドのネーミングルールを指定します。
変数${method}、${any}が使用できます。
${method}はテスト対象のメソッド名を、${any}は任意の文字列を指します。
ただし、${method}と${any}は続けて使用できません。"$"や"_"を間に入れてください。

テストメソッドのネーミングルール設定

例)ネーミングルールに「test${method}$${any}」を指定すると、
  テスト対象メソッドが「isNumber()」の場合
  テストメソッドは「testIsNumber$NullValue()」などになります。NullValue


2. 対応するクラス/テストクラスを開く'''
Javaエディタ上で、右クリック→「TDDサポート」→「対応するクラス/テストクラスを開く」を選択すると、
ネーミングルールに従ってテスト対象のクラスまたはテストクラスを開きます。

右クリックからの実行



テストクラスが存在しない場合は、「対応するテストクラスが見つかりません。作成しますか?」の
確認ダイアログが表示され、「はい」を選択するとテストクラス作成のウィザードが実行されます。

テストクラスが存在しない


テストクラス作成のウィザード



3. 対応するメソッド/テストメソッドを開く'''
同様にJavaエディタ上でメソッド内にカーソルを置き、
右クリック→「TDDサポート」→「対応するメソッド/テストメソッドを開く」を選択すると、
ネーミングルールに従ってテスト対象のメソッド、テストメソッドを開きます。
テストメソッドが存在しない場合は、「対応するテストメソッドが見つかりません。作成しますか?」の
確認ダイアログが表示され、「はい」を選択するとテストメソッドのスタブが作成されます。

テストメソッドが存在しない


作成されたテストメソッドのスタブ



4. 実装・テストの繰り返し'''
この「対応するクラス/テストクラスを開く」には「Ctrl + 0」のショートカットキーが、
「対応するメソッド/テストメソッドを開く」には「Ctrl + Alt + 0」のショートカットキーが
割り当てられています。
「Ctrl + 0」(または「Ctrl + Alt + 0」)でテストクラス(JUnit)を開き、そのままCtrlキーを押しっぱなしで「Ctrl + F11」でJUnitを実行することができ、実装・テストの繰り返しがスムーズに行えます。

実装・テストの繰り返し



ネーミングルールが合致するテストクラス、テストメソッドが複数存在する場合は
選択ダイアログが表示されるので、開きたいテストクラス、テストメソッドを選択します。

テストクラスの選択


テストメソッドの選択



以上です。
快適なテスト駆動開発を行いましょう!