From namco.mappy @ gmail.com Thu Oct 1 03:06:54 2009 From: namco.mappy @ gmail.com (masafumi tanaka) Date: Thu, 1 Oct 2009 03:06:54 +0900 Subject: [Tomoyo-dev 1192] Re: =?iso-2022-jp?b?GyRCJWAhPCVTITwkTiVVJSElJCVrN0E8MCRLJEQbKEI=?= =?iso-2022-jp?b?GyRCJCQkRhsoQg==?= In-Reply-To: <4AC2B51D.90903@nttdata.co.jp> References: <200909300230.HIH51027.tNWGUPPZFSNEPPt@I-love.SAKURA.ne.jp> <4AC2B51D.90903@nttdata.co.jp> Message-ID: 田中ですっ。 お久しぶりです、先日はありがとうございました。 手伝いましょうか? youtubeにアップしますか? (アップする動画のフォーマットやらは コーデックがH.264、MPEG-2、または MPEG-4なんだとか http://www.google.com/support/youtube/bin/answer.py?answer=132460&topic=16612&hl=ja-JP) それをsourceforgeの方へリンクしますか? その方法ならアカウントなしで視聴できます。 >> http://tomoyo.sourceforge.jp/incoming/sleep-penalty.avi WindowsはOKでした。ダウンロード可能、VLCで視聴しました。 Linuxはプラグインの要求後もダウンロードできず。(Ubuntu) (共にFirefox) >> http://tomoyo.sourceforge.jp/incoming/sleep-penalty.wmv Windows,Linux(Ubuntu)ともに視聴できませんでした。 (共にFirefox) もうすぐ、Linux シンポジウムですねー。wktk またポスターが書きたいですね。 From from-tomoyo-dev @ I-love.SAKURA.ne.jp Thu Oct 1 22:29:59 2009 From: from-tomoyo-dev @ I-love.SAKURA.ne.jp (Tetsuo Handa) Date: Thu, 1 Oct 2009 22:29:59 +0900 Subject: [Tomoyo-dev 1193] Re: =?iso-2022-jp?b?GyRCJWAhPCVTITwkTiVVJSElJCVrN0E8MCRLJEQbKEI=?= =?iso-2022-jp?b?GyRCJCQkRhsoQg==?= In-Reply-To: References: <200909300230.HIH51027.tNWGUPPZFSNEPPt@I-love.SAKURA.ne.jp> <4AC2B51D.90903@nttdata.co.jp> Message-ID: <200910012229.CED90621.PNWUtPEPZFNPSGt@I-love.SAKURA.ne.jp>  熊猫です。 masafumi tanaka さんは書きました: > 田中ですっ。 > お久しぶりです、先日はありがとうございました。 こちらこそ、わざわざ東京までお越しいただきましてありがとうございました。 > >> http://tomoyo.sourceforge.jp/incoming/sleep-penalty.avi > WindowsはOKでした。ダウンロード可能、VLCで視聴しました。 > Linuxはプラグインの要求後もダウンロードできず。(Ubuntu) > (共にFirefox) > > >> http://tomoyo.sourceforge.jp/incoming/sleep-penalty.wmv > Windows,Linux(Ubuntu)ともに視聴できませんでした。 > (共にFirefox) テストありがとうございます。 やはり視聴するにはそれなりの準備が必要になるようですね。 > 手伝いましょうか? > > youtubeにアップしますか? > (アップする動画のフォーマットやらは > コーデックがH.264、MPEG-2、または MPEG-4なんだとか > http://www.google.com/support/youtube/bin/answer.py?answer=132460&topic=16612&hl=ja-JP) ↑によると、コーデックとして H.264 / MPEG-2 / MPEG-4 を「推奨」ということなので、 それ以外のコーデックを受け付けないという訳ではないようですね。だから、 VMware コーデック形式のまま投稿しても YouTube 側で処理してくれそうな感じが。 ( Google 先生のことだから、あらゆるコーデックを用意しているかも?(笑)) ↑の最後に「動画を YouTube に公開する前に、音声や動画の品質が満足いくレベルか どうかをテストすることが重要です。」とありますので、 http://tomoyo.sourceforge.jp/incoming/sleep-penalty.avi を例にテストしてみる のが良さそうですね。 Windows / Linux 両方で再生できることを確認したら YouTube に決めてしまいましょうか? > もうすぐ、Linux シンポジウムですねー。wktk  資料の締め切りがもうすぐなのに、まだ着手できていないです。(^^;  熊猫は TOMOYO 2.3.0 へ向けてLSM−MLでの議論を再開するための準備中です。 http://sourceforge.jp/projects/tomoyo/lists/archive/users-en/2009-September/000103.html では allow_network TCP accept には未対応の予定でしたが、 AppArmor スレッドに便乗 ( http://thread.gmane.org/gmane.linux.kernel.lsm/9511 )して議論を進めることが できたので、(パーミッションチェックのタイミングが TOMOYO 1.x とは違いますが) TOMOYO 2.3.0 に取り込めるかもしれません。議論の中でデモムービーがあると説明 しやすいかなと思ったのですが、先に議論が始まってしまいそうですね。 From numaguchid @ nttdata.co.jp Fri Oct 2 08:48:23 2009 From: numaguchid @ nttdata.co.jp (numaguchid @ nttdata.co.jp) Date: Fri, 2 Oct 2009 08:48:23 +0900 Subject: [Tomoyo-dev 1194] Re: =?iso-2022-jp?b?GyRCJWAhPCVTITwkTiVVJSElJCVrN0E8MCRLJEQbKEI=?= =?iso-2022-jp?b?GyRCJCQkRhsoQg==?= In-Reply-To: <200910012229.CED90621.PNWUtPEPZFNPSGt@I-love.SAKURA.ne.jp> References: <200909300230.HIH51027.tNWGUPPZFSNEPPt@I-love.SAKURA.ne.jp><4AC2B51D.90903@nttdata.co.jp> <200910012229.CED90621.PNWUtPEPZFNPSGt@I-love.SAKURA.ne.jp> Message-ID: <50423FA5091C8749BF8E8C0C8648786704C13F41@MAILSV22.msg.nttdata.co.jp> 沼口です。 Flv形式に変換してみました。 http://cid-f7d4864f406f4230.skydrive.live.com/self.aspx/.Public/sleep-penalt y.flv WMVファイルを直接、YouTubeにアップしたほうが画質もいいと思います。 > -----Original Message----- > From: tomoyo-dev-bounces @ lists.sourceforge.jp [mailto:tomoyo-dev-bounces @ lists.sourceforge.jp] On Behalf Of Tetsuo Handa > Sent: Thursday, October 01, 2009 10:30 PM > To: tomoyo-dev @ lists.sourceforge.jp > Subject: [Tomoyo-dev 1193] Re: ムービーのファイル形式について > >  熊猫です。 > > masafumi tanaka さんは書きました: > > 田中ですっ。 > > お久しぶりです、先日はありがとうございました。 > こちらこそ、わざわざ東京までお越しいただきましてありがとうございました。 > > > > > >> http://tomoyo.sourceforge.jp/incoming/sleep-penalty.avi > > WindowsはOKでした。ダウンロード可能、VLCで視聴しました。 > > Linuxはプラグインの要求後もダウンロードできず。(Ubuntu) > > (共にFirefox) > > > > >> http://tomoyo.sourceforge.jp/incoming/sleep-penalty.wmv > > Windows,Linux(Ubuntu)ともに視聴できませんでした。 > > (共にFirefox) > テストありがとうございます。 > やはり視聴するにはそれなりの準備が必要になるようですね。 > > > > > 手伝いましょうか? > > > > youtubeにアップしますか? > > (アップする動画のフォーマットやらは > > コーデックがH.264、MPEG-2、または MPEG-4なんだとか > > http://www.google.com/support/youtube/bin/answer.py?answer=132460&topic=1661 2&hl=ja-JP) > ↑によると、コーデックとして H.264 / MPEG-2 / MPEG-4 を「推奨」ということ なので、 > それ以外のコーデックを受け付けないという訳ではないようですね。だから、 > VMware コーデック形式のまま投稿しても YouTube 側で処理してくれそうな感じ が。 > ( Google 先生のことだから、あらゆるコーデックを用意しているかも?(笑)) > > ↑の最後に「動画を YouTube に公開する前に、音声や動画の品質が満足いくレベ ルか > どうかをテストすることが重要です。」とありますので、 > http://tomoyo.sourceforge.jp/incoming/sleep-penalty.avi を例にテストしてみ る > のが良さそうですね。 > Windows / Linux 両方で再生できることを確認したら YouTube に決めてしまいま しょうか? > > > > > もうすぐ、Linux シンポジウムですねー。wktk >  資料の締め切りがもうすぐなのに、まだ着手できていないです。(^^; > > > >  熊猫は TOMOYO 2.3.0 へ向けてLSM−MLでの議論を再開するための準備中で す。 > http://sourceforge.jp/projects/tomoyo/lists/archive/users-en/2009-September/ 000103.html では > allow_network TCP accept には未対応の予定でしたが、 AppArmor スレッドに便 乗 > ( http://thread.gmane.org/gmane.linux.kernel.lsm/9511 )して議論を進める ことが > できたので、(パーミッションチェックのタイミングが TOMOYO 1.x とは違います が) > TOMOYO 2.3.0 に取り込めるかもしれません。議論の中でデモムービーがあると説 明 > しやすいかなと思ったのですが、先に議論が始まってしまいそうですね。 > > _______________________________________________ > tomoyo-dev mailing list > tomoyo-dev @ lists.sourceforge.jp > http://lists.sourceforge.jp/mailman/listinfo/tomoyo-dev From henrich @ debian.or.jp Tue Oct 6 17:10:40 2009 From: henrich @ debian.or.jp (Hideki Yamane) Date: Tue, 6 Oct 2009 17:10:40 +0900 Subject: [Tomoyo-dev 1195] Re: =?iso-2022-jp?b?GyRCJUklLSVlJWElcyVITmAkTiUkJXMlOSVIITwbKEI=?= =?iso-2022-jp?b?GyRCJWswTENWGyhC?= In-Reply-To: <200909152301.JCE86932.PFWENSPZPtPNtUG@I-love.SAKURA.ne.jp> References: <20080510015324.b8b23ba5.henrich@debian.or.jp> <200805100231.EBH30259.EPPtNPtZUSPGWFN@I-love.SAKURA.ne.jp> <20080510093717.51edf4bc.henrich@debian.or.jp> <20080726193134.dee7083e.henrich@debian.or.jp> <20090915142736.7b0177fa.henrich@debian.or.jp> <200909152301.JCE86932.PFWENSPZPtPNtUG@I-love.SAKURA.ne.jp> Message-ID: <20091006171040.51c3cb7f.henrich@debian.or.jp> On Tue, 15 Sep 2009 23:01:40 +0900 Tetsuo Handa wrote: > 1.6 の間は変更しないと決めており、 2.2 は 1.6 を sed -e 's/ccs/tomoyo/g' > しただけのものです。 2.2 を直すつもりはありません。  まず最初に「tomoyoを些細な形ですが改善する」のが当方の主眼であることを  述べておきたいと思います。  ・2.2 と「バグを含めて互換」なのでしょうか。そう「決めて」いるのでしょうか。   直さないことの利点が私にはよく分かりません。もしあれば教えてください。  ・逆に直すことの利点は、ファイルの配置位置の標準に沿うことになります。   他のソフトウェアで培われた利用者の「直感」と整合性があることで分かり易い   状態になります。  ・また、当方 distro 側でエラーが出るのに対してworkaroundしなくて済みます。  ・そして直すコストは低いので作業に対して見合うはずです。   -- Regards, Hideki Yamane henrich @ debian.or.jp/iijmio-mail.jp http://wiki.debian.org/HidekiYamane From henrich @ debian.or.jp Tue Oct 6 17:38:51 2009 From: henrich @ debian.or.jp (Hideki Yamane) Date: Tue, 6 Oct 2009 17:38:51 +0900 Subject: [Tomoyo-dev 1196] Re: =?iso-2022-jp?b?Mi4yIC0+IDIuMyAoUmU6IBskQiVXJW0lVSUhJSQbKEI=?= =?iso-2022-jp?b?GyRCJWskTjtYRGpKfUshJE5KUTk5JEskRCQkJEYbKEI=?= In-Reply-To: <200909152257.AJF52666.PPSWUtPFNtEPZGN@I-love.SAKURA.ne.jp> References: <200908180526.n7I5QbTB041731@www262.sakura.ne.jp> <20090828045736.0006bb4f.henrich@debian.or.jp> <200908280145.n7S1juIm074916@www262.sakura.ne.jp> <20090915140539.27ccc238.henrich@debian.or.jp> <200909152257.AJF52666.PPSWUtPFNtEPZGN@I-love.SAKURA.ne.jp> Message-ID: <20091006173851.807630e2.henrich@debian.or.jp> On Tue, 15 Sep 2009 22:57:23 +0900 Tetsuo Handa wrote: > >  2.3 がリリースされるのはいつ頃になるのでしょうか? > 2.x はマージされた時点でリリース時期が確定します。マージするかどうかを > 決めるのは熊猫ではないのでいつになるのかは知りません。半年後かもしれませんし、 > 何年経ってもリリースされないかもしれません。  分からない背景についてはある程度理解しているつもりです。  ただ、○×の様な形でマージに向けて取り組んでいて、早ければこの辺…など  見通しの部分が提供されている方が(広義の意味での)利用者的にもありがたい  のです。  #もちろん、強くは求めません。 > >  2.3 が出てから入れるとしてその時期はいつ頃になりそうのでしょうか。あまり > >  遠い将来でないのならそれを待とうと思います。 > 2.x の内容はメインラインカーネルのバージョンに依存していますから、 > 今後 2.6.30 や 2.6.31 に TOMOYO の機能が追加されることはなく、従って 2.2 用の > ツールの変更が必要になることも起こりません。まぁ、 2.3 が出るまでは 2.2 用の > ツールのバグフィックスを行うことはあるかもしれませんが、 2.3 が出たら 2.2 は > 放置されるようになり、 2.4 が出たら 2.3 は放置されるようになるでしょう。 > パッケージの数がN個に増えてもメンテナンスコストがN倍になるようなものでは > 無いと思います。作業量ではなくパッケージの数が増えるのが嫌なら、 2.3 が出たら > 2.2 を削除してもいいと思います。 1.6 のサポート期間が終了したら 1.6 を削除して > 1.7 だけにしてもいいと思います。  はい、それはそうするつもりです<削除  では、2.2 のパッケージを現在作成する事の益は、実験目的以外はほとんど無い  (2.6.30-31 での機能が不十分であるため)という理解であっていますか?  メンテナンスコストについて。メンテナンス、と限ってしまったのは当方の  ミスですね。コストについて。  同様のパッケージを増やす場合、必要性の議論がdistro内で発生する可能性が  ありますし、パッケージの導入でも確認作業のコストが発生しています。  あらゆる意味での作業コストはなるたけ少なくしたいのが当方の希望です。  #特に新規パッケージ導入可否についての確認作業のコストは高いのです。   これは私のようなパッケージャのコストではなく、distroの責任者的立場の   方々の時間と労力を割く必要があるという意味で、です。   その点は理解ください。 -- Regards, Hideki Yamane henrich @ debian.or.jp/iijmio-mail.jp http://wiki.debian.org/HidekiYamane From from-tomoyo-dev @ I-love.SAKURA.ne.jp Tue Oct 6 23:24:10 2009 From: from-tomoyo-dev @ I-love.SAKURA.ne.jp (Tetsuo Handa) Date: Tue, 6 Oct 2009 23:24:10 +0900 Subject: [Tomoyo-dev 1197] Re: =?iso-2022-jp?b?Mi4yIC0+IDIuMyAoUmU6IBskQiVXJW0lVSUhJSQbKEI=?= =?iso-2022-jp?b?GyRCJWskTjtYRGpKfUshJE5KUTk5JEskRCQkJEYbKEI=?= In-Reply-To: <20091006173851.807630e2.henrich@debian.or.jp> References: <20090828045736.0006bb4f.henrich@debian.or.jp> <200908280145.n7S1juIm074916@www262.sakura.ne.jp> <20090915140539.27ccc238.henrich@debian.or.jp> <200909152257.AJF52666.PPSWUtPFNtEPZGN@I-love.SAKURA.ne.jp> <20091006173851.807630e2.henrich@debian.or.jp> Message-ID: <200910062324.HJI34891.GEPUPNPttSWPZFN@I-love.SAKURA.ne.jp>  熊猫です。 Hideki Yamane さんは書きました: >  では、2.2 のパッケージを現在作成する事の益は、実験目的以外はほとんど無い >  (2.6.30-31 での機能が不十分であるため)という理解であっていますか? はい。 TOMOYO 2.2.0 はバグだらけのゴミです。 Proof of concept demonstration として評価する程度にとどめ、実際のシステムへの適用は避けるべきと考えています。 例えばパス名の取得には d_path() を使っていますが、 d_path() はファイルが 削除済みの場合 (deleted) という文字列を追加します。そのため、 /tmp/foo が open() される→ ftruncate() で切り詰められる→ unlink() で削除されるという シーケンスの場合は allow_write /tmp/foo allow_truncate /tmp/foo allow_unlink /tmp/foo ですが、 /tmp/foo が open() される→ unlink() で削除される→ ftruncate() で 切り詰められるというシーケンスの場合は allow_write /tmp/foo allow_truncate /tmp/foo\040(deleted) allow_unlink /tmp/foo となります。アクセスが許可されるかどうかがファイルが削除されているか否かに 依存しているのです。( TOMOYO 1.x では依存しません。) また、LSMのフックはカーネル内部からの open() リクエストに対しても 呼ばれます。幾つかのファイルシステムではファイルシステム自身が open() リクエストを行います。その場合、ユーザランドアプリケーションが要求するパス名と ファイルシステムが要求するパス名の両方を許可する必要が生じます。しかし、 LSMにはユーザランドアプリケーションが要求したものかどうかを知らせる方法が ありません。つまり、実行時に必要なアクセス許可がファイルシステムのマウント 状況に依存するため、アプリケーション用のポリシーを作成して配布することが できません。( TOMOYO 1.x ではカーネル内部からの open() リクエストはチェック されないようにフックを挿入しているため、依存しません。) TOMOYO 2.2.0 では自プロセスの情報にアクセスするために /proc/PID/ にアクセス する際に /proc/self/ に変換することができません。多くのアプリケーションは 自分以外のプロセスの情報へのアクセスを必要としません。 /proc/自分自身のPID/ を /proc/self/ に変換する処理は、パス名ベースのアクセス制御でも必要以上の アクセス許可を与えないようにできる数少ないチャンスなのです。 非LSM版にもいくつか問題はありますが、LSM版は問題だらけです。 これらの問題の内、非LSM版であれば回避できる問題のいくつかを解消するために TOMOYO 2.3.0 を2日前に提案しました。 From from-tomoyo-dev @ I-love.SAKURA.ne.jp Tue Oct 6 23:24:06 2009 From: from-tomoyo-dev @ I-love.SAKURA.ne.jp (Tetsuo Handa) Date: Tue, 6 Oct 2009 23:24:06 +0900 Subject: [Tomoyo-dev 1198] Re: =?iso-2022-jp?b?GyRCJUklLSVlJWElcyVITmAkTiUkJXMlOSVIITwbKEI=?= =?iso-2022-jp?b?GyRCJWswTENWGyhC?= In-Reply-To: <20091006171040.51c3cb7f.henrich@debian.or.jp> References: <20080510093717.51edf4bc.henrich@debian.or.jp> <20080726193134.dee7083e.henrich@debian.or.jp> <20090915142736.7b0177fa.henrich@debian.or.jp> <200909152301.JCE86932.PFWENSPZPtPNtUG@I-love.SAKURA.ne.jp> <20091006171040.51c3cb7f.henrich@debian.or.jp> Message-ID: <200910062324.EII12951.PSNtPZPPFUNtWGE@I-love.SAKURA.ne.jp>  熊猫です。 Hideki Yamane さんは書きました: >  ・2.2 と「バグを含めて互換」なのでしょうか。そう「決めて」いるのでしょうか。 >   直さないことの利点が私にはよく分かりません。もしあれば教えてください。  バグというのが何を指すのか判りませんが、一度作ってしまった manager.conf や exception_policy.conf や domain_policy.conf の書き換えを必要とするような修正を 1.6 / 2.2 で行うつもりはありません。  私は FHS に従っていないことをバグだとは思いません。 CentOS では # ls -l /usr/bin/firefox -rwxr-xr-x 1 root root 4531 Sep 11 19:53 /usr/bin/firefox # ls -l /usr/lib/firefox-3.0.14/ total 160 -rw-r--r-- 1 root root 2028 Sep 11 19:53 application.ini -rw-r--r-- 1 root root 2375 Sep 11 19:53 blocklist.xml -rw-r--r-- 1 root root 63 Sep 11 19:53 browserconfig.properties drwxr-xr-x 3 root root 4096 Sep 29 23:00 chrome drwxr-xr-x 2 root root 4096 Sep 29 23:00 components drwxr-xr-x 4 root root 4096 Sep 29 23:00 defaults drwxr-xr-x 64 root root 4096 Sep 29 23:00 extensions -rwxr-xr-x 1 root root 47444 Sep 11 19:53 firefox drwxr-xr-x 2 root root 4096 Sep 29 23:00 icons -rw-r--r-- 1 root root 30826 Sep 11 19:53 LICENSE drwxr-xr-x 2 root root 4096 Sep 29 23:00 modules -rw-r--r-- 1 root root 112 Sep 11 19:53 old-homepage-default.properties -rw-r--r-- 1 root root 177 Sep 11 19:53 README.txt -rwxr-xr-x 1 root root 15767 Sep 11 19:53 removed-files -rwxr-xr-x 1 root root 11410 Sep 11 19:53 run-mozilla.sh drwxr-xr-x 2 root root 4096 Sep 29 23:00 searchplugins -rw-r--r-- 1 root root 300 Sep 11 19:53 updater.ini # ls -ld /usr/share/doc/f* drwxr-xr-x 2 root root 4096 Nov 6 2008 /usr/share/doc/festival-1.95 drwxr-xr-x 2 root root 4096 Sep 29 22:59 /usr/share/doc/fetchmail-6.3.6 drwxr-xr-x 2 root root 4096 Sep 29 22:57 /usr/share/doc/file-4.17 drwxr-xr-x 2 root root 4096 Nov 6 2008 /usr/share/doc/file-roller-2.16.0 drwxr-xr-x 2 root root 4096 Sep 29 22:58 /usr/share/doc/findutils-4.2.27 drwxr-xr-x 2 root root 4096 Sep 29 22:58 /usr/share/doc/fipscheck-1.0.3 drwxr-xr-x 2 root root 4096 Nov 6 2008 /usr/share/doc/flac-1.1.2 drwxr-xr-x 2 root root 4096 Nov 6 2008 /usr/share/doc/fontconfig-2.4.1 drwxr-xr-x 6 root root 4096 Nov 6 2008 /usr/share/doc/foomatic-3.0.2 drwxr-xr-x 2 root root 4096 Sep 29 22:57 /usr/share/doc/freetype-2.2.1 のように、プログラム本体/ドキュメント/設定ファイルを /usr/lib/ 以下に置いて います。( Ubuntu 8.04 では /usr/bin/firefox は /usr/bin/firefox-3.0 への シンボリックリンクで、 /usr/bin/firefox-3.0 は /usr/lib/firefox-3.0.14/firefox.sh へのシンボリックリンクで、 /usr/lib/firefox-3.0.14/firefox.sh から /usr/lib/firefox-3.0.14/firefox が 実行されるようになっています。)ユーザにとっては環境変数 PATH が通っている 場所にコマンドラインから入力するプログラム名( /usr/bin/firefox )が存在するか どうかが大事であって、そのプログラム名がシンボリックリンクかどうかは 気にしません。 ccs-tools は既に /usr/sbin/ からシンボリックリンクを経由して 実行できるようになっており、 /usr/lib/ccs/ に全部置いたところで、利用上の障壁に なるとは考えていません。  私は(ファイル名の衝突を回避し、インストール/アンインストールを容易にする という理由から)アプリケーションに関するファイルはそのアプリケーション向けに 用意される特定のディレクトリ内に閉じるべきと考えており、私が必要と思うより広い 範囲にファイルを分散させない(特に共有ディレクトリを極力使わない)のが私の流儀 なのです。  ただし、 TOMOYO がメインライン化されたことで、ファイル名の衝突が発生した 場合に「 XXX がインストールできないから TOMOYO 側で対処しろ」と迫られる可能性が 軽減されたと考えており、 1.7 および 2.3 では /usr/sbin/ にはシンボリックリンク ではなくプログラム本体を置くようになっています。 http://sourceforge.jp/projects/tomoyo/svn/view/trunk/1.7.x/ccs-tools/ccstools/Makefile?view=markup&root=tomoyo ( manager.conf には実体のパス名を指定するので、シンボリックリンクであれば 作成しないという対処が可能ですが、実体の場合には置かないという対処は できないので、 manager.conf の修正と一緒にインストール場所を変更する必要が 生じます。本当はファイル名の衝突時に manager.conf にまで修正が及ばないで 済むようにするために /usr/sbin/ には実体を置きたくはないのですが、 少しでも FHS に近づけろという注文がしつこいので譲歩しました。(涙)) > ・そして直すコストは低いので作業に対して見合うはずです。 これはコストの問題ではなく、流儀の違いの問題です。 こちらでは FHS 準拠に直すつもりはありません。 From from-tomoyo-dev @ I-love.SAKURA.ne.jp Thu Oct 15 21:54:02 2009 From: from-tomoyo-dev @ I-love.SAKURA.ne.jp (Tetsuo Handa) Date: Thu, 15 Oct 2009 21:54:02 +0900 Subject: [Tomoyo-dev 1199] Re: =?iso-2022-jp?b?GyRCJVclbSVVJSElJCVrJE47WERqSn1LISROSlEbKEI=?= =?iso-2022-jp?b?GyRCOTkkSyREJCQkRhsoQg==?= In-Reply-To: <200908180526.n7I5QbTB041731@www262.sakura.ne.jp> References: <200908180526.n7I5QbTB041731@www262.sakura.ne.jp> Message-ID: <200910152154.CBE35458.EUGtNtZPWPSPPNF@I-love.SAKURA.ne.jp>  熊猫です。 Tetsuo Handa さんは書きました: > パス名を逆算する際に必要となる dcache_lock / vfsmount_lock スピンロックだけは > 今後も避けられないので、1024CPUとかでもスケールするとは思っていませんが > 16CPUぐらいまではスケールしてほしいなぁ。 今、 vfsmount_lock スピンロックを brlock に置換するという、 ものすごく性能向上するかもしれない修正が fsdevel ML に投稿されています。 http://lkml.org/lkml/2009/10/15/133 に添付されていた画像を添付しますが 64コアまで試した限りではほぼスケールするそうです。 そのうち dcache_lock スピンロックも置換されるのかなぁ? 原田さんがダウンした模様。お大事に。 http://twitter.com/haradats -------------- next part -------------- テキスト形式以外の添付ファイルを保管しました... ファイル名: open_close_performance.png 型: image/png サイズ: 26403 バイト 説明: 無し URL: http://lists.sourceforge.jp/mailman/archives/tomoyo-dev/attachments/20091015/bea5850c/attachment-0001.png