From kondo.hideaki @ oss.ntt.co.jp Thu Sep 27 11:05:04 2007 From: kondo.hideaki @ oss.ntt.co.jp (Hideaki Kondo) Date: Thu, 27 Sep 2007 11:05:04 +0900 Subject: [Ultramonkey-l7-develop 56] Re: =?iso-2022-jp?b?bDd2c2FkbRskQkk9PCgyfkExIUobKEJJbkFjdENvbm4=?= =?iso-2022-jp?b?GyRCST08KEg/MUchSyRLJEQkJCRGGyhC?= In-Reply-To: <20070914093158.E163.KONDO.HIDEAKI@oss.ntt.co.jp> References: <20070607092735.962B.KONDO.HIDEAKI@oss.ntt.co.jp> <20070914093158.E163.KONDO.HIDEAKI@oss.ntt.co.jp> Message-ID: <20070927104934.C354.KONDO.HIDEAKI@oss.ntt.co.jp> UM-L7開発MLの皆様 (Cc:UM-L7ユーザMLの皆様) いつもお世話になっております。 近藤と申します。 以前より周知しておりました本件につきまして、 InActConn表示対応版(一部不具合修正含む)の l7vs-0.6.0系プログラムを事前確認用にUM-L7公式 サイト上のダウロードページよりダウンロード できるよう公開させていただきましたので、 お知らせ致します。 必要に応じて、ご確認およびご活用下さい。 当該tar-ball:l7vs-0.6.0-0_20070921.tar.gz https://sourceforge.jp/projects/ultramonkey-l7 https://sourceforge.jp/projects/ultramonkey-l7/files/?release_id=27243#27243 <修正内容> ○ l7vsadmのInActConn表示  既存バージョンでは、常に0と表示されておりましたが、  コネクションクローズ後にカウントを行なうように改善し、  接続完了コネクションの累計が表示されるようになりました。  尚、各処理系int型整数の最大値(INT_MAX)に達した時点で  ゼロクリアされる仕様となっております。   ○ 不具合修正  l7vsadm実行時にホスト名等の名前解決できない際に  getnameinfo関数のエラーメッセージが表示される不具合を  修正しました。 On Fri, 14 Sep 2007 09:48:52 +0900 Hideaki Kondo wrote: > > UM-L7開発MLの皆様 > > 近藤です。 > お疲れ様です。 > > 標記の件ですが、しばらくコミュニティ関係者に > 使ってもらっておりましたが特に問題や異論等は > 出てきていない状況です。 > > 近いうちにUM-L7のメジャーバージョンアップも控えて > いる状況ですが、0.6.0系バージョンもしばらくは > サイト上に残しておくことになると思います。 > やはり振分け確認を行なう上で、InActConnが表示 > されないと使い辛いですので。 > > そこで、現在の最新版であるVer.0.6.0-0に本件パッチを > 適用したものをダウンロードできるようにして配置して > おきたいと考えております。 > (正式リリースとすると色々と影響もあるので、バージョン > としては特に変更せず、0.6.0-0_InActConnなどの表記により、 > 既存の0.6.0-0と区別する程度にし、どちらもダウンロード > できるようにしておきたいと考えております。) > > 特に異論や問題等なければ、連休明けの来週前半あたりに > パッチ適用済みファイルを配置させていただきます。 > > > On Thu, 07 Jun 2007 09:46:32 +0900 > Hideaki Kondo wrote: > > > > > UM-L7開発MLの皆様 > > > > 近藤と申します。 > > お世話になっております。 > > > > l7vsadm表示改善(InActConn表示反映)のための > > l7vs-0.6.0-0用パッチを作成してみました。 > > ご確認の程よろしくお願いします。 > > 問題等なければ、次回以降のリリース時に反映して > > いきたいと考えております。 > > > > これまでのバージョンでは、l7vsadmのInActConnには > > 常に0と表示される状況になっておりましたが、 > > このパッチ適用により、各リアルサーバに対して > > どれだけコネクション接続を行なったかの累計を > > 表示できるようになります。 > > > > ---------------------------------------------------------- > > <実装方式> > > ・既存l7vsadmのActiveConn表示で使われている > >  l7vs_dest->nactive(ActiveConnカウンタ)が > >  rsコネクションクローズ時に減算するタイミングに > >  同期してl7vs_dest->ninact(InActConnカウンタ)を > >  加算(累計)する方式 > > > >  ※UltraMonkey(L4)のLVSの場合、InActConnのカウンタは > >   コネクションクローズしてTIME_WAIT状態から破棄される > >   まで加算保持している仕様となっているが、l7vsdはユーザ > >   空間プロセスでありTIME_WAIT状態までは直接管理していない > >   ので同じ加算方式は流用できない。 > >   従って、どれだけの数のコネクションを接続し終えたかを > >   累計して表示する方式としている。 > >   (ちなみにTCPSカーネルモジュールではTIME_WAIT状態も > >    意識されておりましたが、現在TCPSはデフォルト不要 > >    という位置付けですので。) > > > > <制約条件> > > ・l7vs_dest->ninactは、int型定義となっているため、 > >  int型正数最大値(INT_MAX; limits.hで定義されている)を > >  上限として、最大値に達した時点でゼロクリアするように > >  している。 > >  尚、"l7vsadm -D"や"l7vsadm -d"などで仮想サービスや > >  振分け先サーバを削除してもカウンタはゼロクリアする。 > > > > ---------------------------------------------------------- > > > > 本パッチを適用する際は、 > > l7vs-0.6.0-0ディレクトリ内にl7vs-0.6.0-0_inactconn.patch > > を配置し、l7vs-0.6.0-0ディレクトリ内で以下の通りコマンドを > > 実行していただければOKです。 > > > > # patch -p1 < l7vs-0.6.0-0_inactconn.patch > > > > 以上よろしくお願いします。 > > -- > > Hideaki Kondo(近藤 秀明) > > > 以上よろしくお願いします。 -- Hideaki Kondo (近藤 秀明)