From nakano.hiroaki @ nttcom.co.jp Thu Oct 25 14:57:02 2012 From: nakano.hiroaki @ nttcom.co.jp (=?ISO-2022-JP?B?GyRCQ2ZMbhsoQiAbJEI5KE8vGyhC?=) Date: Thu, 25 Oct 2012 14:57:02 +0900 Subject: [Ultramonkey-l7-develop 808] =?iso-2022-jp?b?bG9nNGN4eBskQiROGyhCcnBtGyRCR1tJWyRLJEQkJCRGGyhC?= Message-ID: <5088D4AE.8020000@nttcom.co.jp> 中野@幕張です。 UltraMonkey-L7 v3をRHEL6系にインストールするとき、log4cxxを 先にインストールしなきゃいけないんですが、log4cxxは rpmがRHELで提供されていないうえに、RHEL6だと配布元ソースを コンパイルしようとすると、コンパイルエラーが出てしまいます。 で、これまでは利用者がパッチを独自に当てて、makeとmake install してたんですが、ちょっと不親切なのでパッチ当て済みのrpmを 作って、UltraMonkey-L7のsourceforgeで公開しようかと思っています。 log4cxxの再配布で問題になるのは、log4cxxがApache License 2.0 であり、UltraMonkey-L7のLGPL v2.0とは互換性がないという点なのですが、 rpmのバイナリのみ配布であれば問題ないという話を、ライセンスに 詳しい人に調べてもらいました。 ということで、ダウンロードファイルにパッチ適用済みのlog4cxx RHEL6用rpmと、ついでにRHEL5用rpmを置きたいんですが、みなさん どうでしょうか。 適用するパッチは、自分たちがこれまで独自に作っていたものにするか、 それともCentOSだかFedoraだかにある(らしい)ものを持ってくるか、 これもどちらがいいですかね。 みなさんのご意見をいただければと思います。 --------------- (参考) Apache License 2.0でバイナリ再配布時にしなきゃ いけないこと  1. Apache License 7条にある、いわゆる「OSSだから無保証だよ」の記載  2. Apache License 条文のコピーを添付  3. 「NOTICE」ファイルが含まれていたら、改変せずに添付  4. 元のOSSを改変したときは、変更箇所がわかるような告知を入れておく 必要がある。「NOTICE」ファイルがある場合は、「NOTICE」ファイルにも 改変した旨を記載する。  5. 「NOTICE」ファイル以外にもApache License記載のものがあれば、削除 せずにそのまま残すこと。 今回は特に4に注意。 -- 中野 宏朗 (NAKANO Hiroaki) From hibari.michiro @ lab.ntt.co.jp Thu Oct 25 18:04:46 2012 From: hibari.michiro @ lab.ntt.co.jp (Hibari Michiro) Date: Thu, 25 Oct 2012 18:04:46 +0900 Subject: [Ultramonkey-l7-develop 809] Re: =?iso-2022-jp?b?bG9nNGN4eBskQiROGyhCcnBtGyRCR1tJWyRLJEQbKEI=?= =?iso-2022-jp?b?GyRCJCQkRhsoQg==?= In-Reply-To: <5088D4AE.8020000@nttcom.co.jp> References: <5088D4AE.8020000@nttcom.co.jp> Message-ID: <508900AE.7070604@lab.ntt.co.jp> 雲雀です。 > ということで、ダウンロードファイルにパッチ適用済みのlog4cxx > RHEL6用rpmと、ついでにRHEL5用rpmを置きたいんですが、みなさん > どうでしょうか。 現状、インストール手順が煩雑なので、log4cxxも一緒に配布できれば インストールが簡単になって良いとですね。 > 適用するパッチは、自分たちがこれまで独自に作っていたものにするか、 > それともCentOSだかFedoraだかにある(らしい)ものを持ってくるか、 > これもどちらがいいですかね。 自分たちがこれまで独自に作っていたものですが、 "UltraMonkey-L7 インストールマニュアル v3.1" に載っている、log4cxxコンパイル時の修正内容ですよね。(1.2.1.3 参照) http://sourceforge.jp/projects/ultramonkey-l7/docs/uml7-install_manual_3.0.0_ja/ja/5/uml7-install_manual_3.0.0_ja.txt Koji - Fedora Projectさんで公開されているlog4cxx(Fedora12用)の src_rpmに入っていたpatch(本メールに添付しています)と上記修正内容を比べると、 http://koji.fedoraproject.org/koji/buildinfo?buildID=119490 "UltraMonkey-L7 インストールマニュアル v3.1"で書かれている修正の他に apache-log4cxx-0.10.0/src/examples/cpp/console.cpp に#include を加えていました。 その他に差分はありません。 差分があるのはexamplesのコードなので、実質どちらを使っても問題ないかと。 ちなみに、どっちの修正でもRHEL6でコンパイルできることを確認しています。 > --------------- > (参考) > Apache License 2.0でバイナリ再配布時にしなきゃ > いけないこと 本家のtar.gzにはLICENSEとNOTICEが含まれているので、そのまま rpmの配布場所に置いておけばよさそうです。 >  4. 元のOSSを改変したときは、変更箇所がわかるような告知を入れておく > 必要がある。「NOTICE」ファイルがある場合は、「NOTICE」ファイルにも > 改変した旨を記載する。 NOTICEファイルには以下の文面でも追記すればよいかと。 "Add include files for provide gcc 4.4 compatibility." 余談ですが、rpm作る際のspecファイルも上記サイトが参考になると思います。 (2012/10/25 14:57), 中野 宏朗 wrote: > 中野@幕張です。 > > UltraMonkey-L7 v3をRHEL6系にインストールするとき、log4cxxを > 先にインストールしなきゃいけないんですが、log4cxxは > rpmがRHELで提供されていないうえに、RHEL6だと配布元ソースを > コンパイルしようとすると、コンパイルエラーが出てしまいます。 > > で、これまでは利用者がパッチを独自に当てて、makeとmake install > してたんですが、ちょっと不親切なのでパッチ当て済みのrpmを > 作って、UltraMonkey-L7のsourceforgeで公開しようかと思っています。 > > log4cxxの再配布で問題になるのは、log4cxxがApache License 2.0 > であり、UltraMonkey-L7のLGPL v2.0とは互換性がないという点なのですが、 > rpmのバイナリのみ配布であれば問題ないという話を、ライセンスに > 詳しい人に調べてもらいました。 > > ということで、ダウンロードファイルにパッチ適用済みのlog4cxx > RHEL6用rpmと、ついでにRHEL5用rpmを置きたいんですが、みなさん > どうでしょうか。 > > 適用するパッチは、自分たちがこれまで独自に作っていたものにするか、 > それともCentOSだかFedoraだかにある(らしい)ものを持ってくるか、 > これもどちらがいいですかね。 > > みなさんのご意見をいただければと思います。 > > --------------- > (参考) > Apache License 2.0でバイナリ再配布時にしなきゃ > いけないこと >  1. Apache License 7条にある、いわゆる「OSSだから無保証だよ」の記載 >  2. Apache License 条文のコピーを添付 >  3. 「NOTICE」ファイルが含まれていたら、改変せずに添付 >  4. 元のOSSを改変したときは、変更箇所がわかるような告知を入れておく > 必要がある。「NOTICE」ファイルがある場合は、「NOTICE」ファイルにも > 改変した旨を記載する。 >  5. 「NOTICE」ファイル以外にもApache License記載のものがあれば、削除 > せずにそのまま残すこと。 > > 今回は特に4に注意。 > -- 雲雀 路朗 (Michiro Hibari) MAIL: hibari.michiro @ lab.ntt.co.jp 所属: NTT OSSセンタ 基盤技術ユニット 高信頼担当 TEL : 03-5860-5135 / FAX: 03-5463-5490 -------------- next part -------------- diff -ur apache-log4cxx-0.10.0.orig/src/examples/cpp/console.cpp apache-log4cxx-0.10.0.new/src/examples/cpp/console.cpp --- apache-log4cxx-0.10.0.orig/src/examples/cpp/console.cpp 2008-03-31 18:34:52.000000000 -0400 +++ apache-log4cxx-0.10.0.new/src/examples/cpp/console.cpp 2008-11-16 17:01:37.000000000 -0500 @@ -22,6 +22,9 @@ #include #include #include +#include +#include +#include using namespace log4cxx; using namespace log4cxx::helpers; diff -ur apache-log4cxx-0.10.0.orig/src/main/cpp/inputstreamreader.cpp apache-log4cxx-0.10.0.new/src/main/cpp/inputstreamreader.cpp --- apache-log4cxx-0.10.0.orig/src/main/cpp/inputstreamreader.cpp 2008-03-31 18:34:09.000000000 -0400 +++ apache-log4cxx-0.10.0.new/src/main/cpp/inputstreamreader.cpp 2008-11-16 16:56:42.000000000 -0500 @@ -20,6 +20,7 @@ #include #include #include +#include using namespace log4cxx; using namespace log4cxx::helpers; diff -ur apache-log4cxx-0.10.0.orig/src/main/cpp/socketoutputstream.cpp apache-log4cxx-0.10.0.new/src/main/cpp/socketoutputstream.cpp --- apache-log4cxx-0.10.0.orig/src/main/cpp/socketoutputstream.cpp 2008-03-31 18:34:09.000000000 -0400 +++ apache-log4cxx-0.10.0.new/src/main/cpp/socketoutputstream.cpp 2008-11-16 16:59:54.000000000 -0500 @@ -19,6 +19,7 @@ #include #include #include +#include using namespace log4cxx; using namespace log4cxx::helpers;