[Anthy-dev 151] anthy-4215

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yusuk****@cheru***** yusuk****@cheru*****
2003年 6月 15日 (日) 16:31:41 JST


田畑です。

shins****@sf*****さんからいただいたパッチでCygwin対応が
できたのでanthy-4213をリリースしました。
個人辞書 (~/.anthy/*) のロックに専用のファイルディスクリプタを
用意してそれにfcntlを呼ぶように変更しています。
anthy-4215は付属語グラフを微調整したリリースです。

今のanthyは単独の文節の場合に動詞「する」の
終止形以外を認識しないので(3900直後から)、
それを直してanthy-4300ということにしたいと思います。


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anthyがどの程度メモリを消費しているか調べて、
興味深いことがわかったのでメモ代りに報告します。

emacsからanthy-agentは起動すると(mmap領域を除いて)
700KBほどのメモリを消費して、あとはアクティブな
コンテキスト一個ごとに約200KB消費します。この
数字自体は前から把握していて、まずまずな状態だと
思っていたのですが、
驚くべきことに700KB中の500KBがlibanthyinputの
ローマ字仮名変換表によって消費されていました。
これを直すよりはuimへ移行できるようなコードを
書く方が前向きなので、特に対処はしないことに
します。

ちなみに、RedHat9のFreeWnnは1MB程度で、Cannaは
16MBもメモリを消費していました。(アクティブな
コンテキストが一個存在する状態で測定)
#さすがに16MBも使うのはどうかと、、

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 CHAOS AND CHANCE!
  Yusuke TABATA (yusuk****@cheru*****)



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