[Anthy-dev 1693] Re: コストの明確化と作業の委任

Back to archive index

TOKUNAGA Hiroyuki tkng****@xem*****
2005年 1月 31日 (月) 06:52:59 JST


On Sat, 29 Jan 2005 18:24:15 +0900 (JST)
UTUMI Hirosi <utuhi****@yahoo*****> wrote:

> 内海です。
> 
> UIMのプロジェクトにおいては、
> ・問題があることは分かっている
> ・改善案もいくつかある
> ・しかし議論のあとの作業が続かない
> ということが起こりがちのようです。
> 
> 問題が見えているのに作業が進まないことは、ユーザにとっては
> 非常にじれったいし、開発者にとってもストレスがたまると思います。
> 
> 例えば uim-pref の窓が大きくなりすぎる点については、
> ・窓が大きくなりすぎるのはまずいと皆おもっている
> ・ツリーにするかタブにするかスクロールバーにするかという案も出ている
> ・しかし何が最善かを議論したあと作業が進まない
> 
> これは非常にもったいないです。
> 
> 個人的にはツリーでもタブでもスクロールバーでも良いです。
> どれを採ってもいまよりはベターです。
> 
> ・問題があるとみんなが思っていて、
> ・いまよりはベターになるであろう案がいくつか出ているときは、
> 適当なところでリーダーが作業を割り振っていく必要があると思います。

 率直な意見をありがとうございます。このメールの返事を書くために開発が滞
るのは内海さんの本位ではないと思うので、ひとまず開発の方を優先して進めさ
せていただきました。(こういうメールを書くのはとても時間がかかるので。)
ウィンドウのサイズに関しては2,3日中にはなんとかなるでしょう。


> 作業にかけられる時間はみなさん限られているのに、
> コストの目処なく議論だけが続くことを心配しています。

 たしかに延々と議論だけが続くという状況は問題です。より正確には、結論が
でていないのに議論が止まってしまうことが問題です。(結論がでた場合は大抵
の場合1,2日中にその機能の実装が始まっていると思います。)これからは止ま
っている議論を適宜蒸し返すようにしていきたいと思います。
 しかし、私は自分の関心の薄い所はどうしても心理的に蒸し返しにくい(立場
的に「この議論は結論がでない」とわかったら、適当な妥協案を考えないといけ
ないから)ので、他の方も自分の関心のあるところに関しては適宜蒸し返してい
ってくださるようにお願いします。


> どなたの案も良いと思いますし、いまのツールバーの操作性を改善したいと
> どなたも考えていらっしゃるようなので、議論だけで止まっていることを
> 残念に思っています。

 ツールバーの改善という特定の領域に関しての話ですが、今はツールバーの改
善よりも作りかけの部分(要するにuim-pref)を固めて、早く0.4.6のリリース
に漕ぎ着けたいです。もともと0.4.6に関しては去年のうちにリリースしたかっ
たのですが、延びに延びてもう1月も終わりになっているので。実は2日ほど前に
0.4.6までのリリース予定を書いたメールを出したのですが、MLには届いていな
かったみたいです。(Undelivered Mail Returned to SenderがSPAM判定されて
たので気づきませんでした…orz)


> 変換モードの遷移についても案がいくつか出たあと話が止まっていて、
> ちょっともったいないと思っています。

 これは結局、"現時点では"「アプリケーション毎に入力モードを共有する」と
いう設定を作るしかないと私の中では結論はでているのですが、かなり手間がか
かりそうなので、後回しになっています。ここら辺、uimの設計がよくなかった
という部分もあるのですが。


-- 
徳永拓之
tkng****@xem*****
http://kodou.net/



Anthy-dev メーリングリストの案内
Back to archive index