[aquaskk-dev 88] Re: IMK 版の問題点について

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Tomotaka SUWA t-suw****@users*****
2008年 8月 28日 (木) 21:54:18 JST


諏訪です。

aquaskk-changes を購読している人はご存知だと思いますが、問題 2 と 3 が
解決したので報告します。

> ■ 問題 2:PPC 版における候補ウィンドウの描画不具合

消去法で攻めていった結果、CandidateView で setFrame: を呼び出すとその後、
drawRect: が呼ばれなくなることがわかりました。

# なぜそうなるのか、という本当の理由は深追いしてません

まず、CandidateView で setFrame: を呼ばないかわりに、矩形サイズを計算し
て返す -(NSSize)contentSize メソッドを追加しました。

CandidateWindow ではこのメソッドを呼び出してウィンドウの矩形サイズを設
定します。

さらに CandidateWindow.xib で、CandidateView を CandidateWindow の
contentView と同じサイズに設定し、Window のサイズ変更に自動的に追随する
ように設定しました。

> ■ 問題 3:PPC 版における入力モードウィンドウの表示不具合

Quarz Debug で調べたところ、背景を clearColor にした NSWindow では、い
つのまにか矩形サイズが 0*0 になることがあるようです。

# こちらもなぜそうなるのか、という本当の理由は深追いしてません

つまり、現象としては矩形サイズ 0*0 で表示されていたということになります。

そこで、入力モードウィンドウを表示する直前に、ウィンドウの矩形サイズを
再設定するようにしました。

                                - * -

あとは、かなキーと英数キーが TSM 版の挙動と異なる件を片付ければ、α版と
して出せるかなぁと思っていますが、明らかな不具合があれば、教えて下さい。

よろしくお願いします。

-- Tomotaka SUWA




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