clamdsh 2.3 リリース
2007-10-29 09:47 (by okamura)

clamdsh は ClamAV のウィルススキャンデーモン clamd のための簡易シェルです。

これによってインタラクティブに clamd を操作することがでます。UNIX ドメインソケットによって clamd に接続するのはもちろん、ローカル、リモートを問わず INET ソケットによっても clamd に接続できます。

このバージョンからモジュールとしての利用をサポートしました。またユーザ定義コマンドの利用、コマンドラインでの改行のエスケープもサポートしました。

2.2 からの変更点は次のとおりです。

* -m, -M オプション追加。
  ユーザ定義コマンドを可能にするため Perl の同名のオプションと同様にコマンドラインからロードするモジュールを指定できます。
* -I オプション追加。
  -m, -M オプションによるモジュールの検索パスを追加できます。
* clamdsh.pl のモジュールとして利用をサポート。
  $ClamAV::Shell::Main::UseAsModule に真の値を設定してから clamdsh.pl を require するとモジュールとして使用できます。
* 改行のエスケープをサポート。
  clamdsh.pl のコマンドラインで改行のエスケープをサポートしました。第二プロンプトの指定は prompt2 変数で行います。
* --prompt2 オプション追加。
  起動時に第二プロンプトを指定するオプションです。
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