clamdsh は ClamAV のウィルススキャンデーモン clamd のための簡易シェルです。 これによってインタラクティブに clamd を操作することがでます。UNIX ドメインソケットによって clamd に接続するのはもちろん、ローカル、リモートを問わず INET ソケットによっても clamd に接続できます。 このバージョンからモジュールとしての利用をサポートしました。またユーザ定義コマンドの利用、コマンドラインでの改行のエスケープもサポートしました。 2.2 からの変更点は次のとおりです。 * -m, -M オプション追加。 ユーザ定義コマンドを可能にするため Perl の同名のオプションと同様にコマンドラインからロードするモジュールを指定できます。 * -I オプション追加。 -m, -M オプションによるモジュールの検索パスを追加できます。 * clamdsh.pl のモジュールとして利用をサポート。 $ClamAV::Shell::Main::UseAsModule に真の値を設定してから clamdsh.pl を require するとモジュールとして使用できます。 * 改行のエスケープをサポート。 clamdsh.pl のコマンドラインで改行のエスケープをサポートしました。第二プロンプトの指定は prompt2 変数で行います。 * --prompt2 オプション追加。 起動時に第二プロンプトを指定するオプションです。