[exerb-dev:0408] Re: Win32API with 3.0.0-preview6

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Yuya Kato yuya****@katod*****
2003年 12月 3日 (水) 17:18:30 JST


Yuyaです。

On Wed, 03 Dec 2003 13:48:24 +0900
TAKAOKA Kazuma <kazum****@jeans*****> wrote:

>  確かに、Exerb のコアが 1.8.1 なのに実行環境は 1.8.0 (i386-mswin32) に
> なっていました。Exerb の実行環境を 1.8.1 にそろえたところちゃんと実行
> できる .exe ファイルができるようになりました。
>  お騒がせしました。 
Exerbを実行するRubyのバージョンと、コアに含まれているRubyの
バージョンは関係ありません。異なっていても大丈夫です。
今回の例では、おそらくコアファイルを指定していないために
古いバージョンのコアが使用されているのが原因と思います。
[exerb-dev:0389]に続くスレッドで、Exerbを実行しているRubyの
バージョンを元に、デフォルトのコアを選択するように変更しました。
けれど、今回の様な例があるため、この処理はなくすことにします。

ちなみに、現状のコアの探索順序は下記の通りです。

1. コマンドラインオプションでコアファイル名が指定されている場合
   は、それを使用。
2. コマンドラインオプションでコア名が指定されている場合は、それを
   使用。
3. レシピファイルでコアファイルが指定されている場合は、それを使用。
4. 実行中のRubyのバージョンと同一のCUI版コアがあれば、それを使用。
5. 実行中のRubyのバージョンと同一のGUI版コアがあれば、それを使用。
6. CUI版コアがあれば、それを使用。
7. GUI版コアがあれば、それを使用。
8. エラー

今回のエラーは、実行中のRubyのバージョンが1.8.0で、古いruby180[cg].exc
というファイルが残っていたために発生しているのだと思います。
1.6系のコアを配布していない今では、この処理は不要ですね。

>  ついでにご報告ですが、係り受け解析器 CaboCha
>  (http://cl.aist-nara.ac.jp/~taku-ku/software/cabocha/)
> の Ruby モジュールである Cabocha.so が Exerb で拡張ライブラリとして動
> 作することを確認しました。
情報をありがとうございます。

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