[groonga-dev,01183] [ANN] rroonga 2.1.3

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Haruka Yoshihara yoshi****@clear*****
2013年 1月 29日 (火) 16:49:02 JST


吉原です。

今日は今年最初の肉の日ですね。

groongaのRubyバインディングrroonga 2.1.3 をリリースしました。

web: http://ranguba.org/ja/#about-rroonga

○rroongaとは
rroongaはRubyらしい書き方でgroongaを操作できることを重視しています。
同時に、groongaの速度をそのまま生かすことも大事にしています。

○今回のリリースについて

今回のリリースには、後方互換性のない変更が含まれます。
Groonga::Viewクラスを削除しました。これはgroongaのViewという機能
を使うためのクラスでしたが、groongaの方で不要という判断がされたので削除
しました。このViewの削除により、rroongaを最新のgroonga 2.1.2 と一緒に使っ
たりビルドしたりすることができます。

他、Groonga::Loggerを追加し直したり、groongaに含まれるgrndumpコマンドに
よってダンプしたコマンドをロードするためのContext#restoreメソッドを実装
したりしました。

○インストール

% sudo gem install rroonga

○チュートリアル

irbを使ったrroongaのチュートリアルがあります。
http://ranguba.org/rroonga/ja/file.tutorial.html

はじめての方はまずこちらを試してみてください。

2.1.2からの変更点は以下の通りです。
http://ranguba.org/rroonga/ja/file.news.html

2.1.3: 2013-01-29
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改良
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 * groonga 2.1.2で削除されたGroonga::Viewの機能を削除。
 * [doc] 英訳したチュートリアルを追加。
 * [context] Context#restoreを追加。このメソッドはgroongaに搭載されてい
   る"grndump"コマンドによってダンプされたコマンドをリストアできます。

   例:
    dumped_commands = File.read(“dump.grn”)
    context.restore(dumped_commands)

修正
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 * Groonga::Loggerが削除されていたのを追加した。
 * [dumper] ダンプしたコマンドに余計な改行が含まれていたのを削除。
 * rroongaをインストール時にgroongaをインストールする際:
   * 必要のないドキュメントがインストールされるのを修正した。
   * 必要のない静的ライブラリをビルドしないようにした。

 * ラングバプロジェクト向け:
   * [template] rubyforgeスポンサーのタグを削除。
   * [template] piwikのタグを削除。
   * [template] 日本語のリファレンスのURLを修正。

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Haruka Yoshihara <yoshi****@clear*****>




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