高見 直輝
takam****@orega*****
2015年 9月 30日 (水) 15:02:07 JST
ご無沙汰しています。高見です。 pgroonga 0.8.0の障害報告です。 原因が不明のものと判明済みのものが一つずつです。 【環境】 Windows Server 2008R2 postgresql-9.3.8-1 まず、原因不明(調査続行不能)のものから。 pgroongaを利用したインデックスのあるテーブルに対してレコードの追加を行って いたところ、ある時を境に以下のデータベースエラーが発生するようになりました。 ERROR: 58030: pgroonga: failed to open database: <base/16384/pgrn>: [db][open] invalid keys table's type: 0 このときの状況を箇条書きで。 ・Insertだけでなく、Select、Update、Deleteでも発生した。 ・pgroongaを一切利用しないテーブルに対する操作は正常に実行できた。 ・Postgreサービスを再起動しても状況が継続する。 ・Postgreサービスを停止しても、postgres.exeのプロセスが一つ残る。 次に、原因が判明済みのものを。 上記のエラーの調査のため、PGROONGAのログ設定を変更しました。 ⇒ALTER DATABASEでpgroonga.log_levelを変更した。 その後Postgreサービスを再起動したところ、上記のエラーではなく、コネクション エラーが発生するようになりました。 FATAL: 57P03: the database system is in recovery mode これに関しては、pgrnファイルを排他ロックで開いた状態でログレベルの変更を行っ たところ、再現できました。 また、pgrnファイルを閉じた状態で再度変更を行ったところ正常に動作するように なったことから、pgrnファイルの内容が不正な状態になったのが原因であると考え られます。 以上、報告まで。 ----------------------------- 高見 直輝 <takam****@orega*****> 株式会社オレガ TEL:03-3267-0150 FAX:03-3267-0180