こんにちは。堀本です。 Groonga 11.0.1 をリリースしました! https://groonga.org/ja/docs/news.html#release-11-0-1 変更点一覧: https://groonga.org/ja/blog/2021/03/31/groonga-11.0.1.html ## 主な変更内容 ### 改良 * [Debian GNU/Linux] ARM64向けのパッケージをサポートしました。 * [select] キーワードごとに重みをカスタマイズできるようにしました。 * [select] Apache Arrow形式で Float と Float32 の値を出力できるようにしました。 * [select] 結果出力時に、インデックスカラム経由で参照先のデータを取得できるようになりました。 * [select] ネストされたインデックスの一部として直接インデックスカラムを指定できるようになりました。 * [load] オブジェクトリテラルを使って、参照先のレコードをロードできるようにしました。 * [load] オブジェクトリテラルを使って、参照先のレコードをロードできるようにしました。 * time_classify_* 関数で UNIX時間 を扱えるようになりました。 * [query_parallel_or] クエリーを並行して実行できる新しい関数を追加しました。 * [select] 存在しないソートキーを無視するようにしました。 * [select] drilldowns[].table で存在しないテーブルを無視します。 * [httpd] バンドルしているnginxのバージョンを1.19.8に更新しました。 ### 修正 * [reference_acquire] 参照の自動リリースが発生する前に、テーブルにカラムが追加されテーブルの参照が 獲得されたときにGroongaがクラッシュする問題を修正しました。 * [Windows] 別のスレッドで、他のバックトレースロギングプロセスが動作しているときに、新しくバックトレース ロギングプロセスが開始されると、1つ以上のプロセスがSEGVのバックトレースの出力に失敗する問題を修正しました。 ### 既知の問題 * 現在Groongaには、ベクターカラムに対してデータを大量に追加、削除、更新した際にデータが破損することがある問題があります。