Comment installer JNetHack for Ubuntu

jnethack-3.4.3-0.10_ubuntu0.05.diffの導入をステップバイステップで説明します。
この文書を書くにあたって、NetHackのsys/unix/Install.uNetHackunix/README.linux、win/X11/Install.X11と、JNetHackのjapanese/Install.lnxを参考にしております。また一部の設定はそのまま引用させていただきました。
まず、端末の文字コードをEUC-JPにする。
GNOME端末の場合、端末(T)->文字コードの設定(C)->日本語(EUC-JP)に変更する。
ktermの場合、そのまま。
jfbtermの場合は/etc/jfbterm.confを以下のように修正する。
encoding.EUC-JP : other,EUC-JP,iconv,UTF-8
jfbtermを呼び出す前に環境変数LANG=ja_JP.eucJPの設定をするか、
$ LANG=ja_JP.eucJP jfbterm とする。
コンパイルの準備と、ロケールの追加。
$ sudo apt-get build-dep nethack
$ sudo localedef -f EUC-JP -i ja_JP ja_JP.eucJP
一時的にロケールを変更する。
$ LANG=ja_JP.eucJP
(X11版のみで必要)nethack-343-linux-X11.tgzを取得。タイルなどの準備。
(X11版のみ)所定の場所へファイルを展開する。
$ cd /
$ sudo tar zxvf /home/username/nethack-343-linux-X11.tgz
$ cd -
nethack-343-src.tgzを取得。
ファイルを展開し、移動する。
$ tar zxvf nethack-343-src.tgz
$ cd nethack-3.4.3
jnethack-3.4.3-0.10_ubuntu0.05.diff.gzを取得。
ファイルを展開し、パッチを当てる。
$ gunzip jnethack-3.4.3-0.10_ubuntu0.05.diff.gz
$ patch -ZNp1 < jnethack-3.4.3-0.10_ubuntu0.05.diff
各Makefileを準備する。
$ sh sys/unix/setup.sh
X11版のみ、メイクファイルとヘッダファイルを修正する。
(X11版のみ)修正するファイル:Makefile
VARDATND = x11tiles pet_mark.xbm rip.xpm
(X11版のみ)修正するファイル:src/Makefile
WINSRC = $(WINTTYSRC) $(WINX11SRC)
WINOBJ = $(WINTTYOBJ) $(WINX11OBJ)
WINLIB = $(WINTTYLIB) $(WINX11LIB)
(X11版のみ)修正するファイル:include/config.h
#define X11_GRAPHICS
#define AUTOPICKUP_EXCEPTIONS
コンパイル、そしてインストール。
$ make all
$ sudo make install
(X11版のみ)設定ファイルを所定の場所へコピーする。
$ sudo cp win/X11/JNetHack.ad /etc/X11/app-defaults/JNetHack
一旦起動し、すぐに終了する。
$ jnethack
現在のゲームを破棄し終了するコマンド#quit
作成された記録用ファイルのアクセス権を変更する。
$ sudo chmod g+w /usr/games/lib/jnethackdir/record
$ sudo chmod g+w /usr/games/lib/jnethackdir/logfile
以上でJNetHackの導入は完了しました。
では心置きなくJNetHackの世界をお楽しみ下さい。
for Ubuntuと題しておきながら、依存している部分は
apt-get build-dep nethack
のみ、なので
fedora) yum-builddep nethack
openSUSE) zypper si nethack
と置き換えれば行けるのではないでしょうか。