Koji Arai
JCA02****@nifty*****
2002年 11月 15日 (金) 02:54:07 JST
新井です。 CVS リポジトリが sourceforge.jp に登録されました。 興味のあるかたはどうぞご利用ください。 ここでは、sourceforge.jp に登録した LHa for UNIX (autoconf版) の最新ソースをCVSで取得する手順を示します。CVS に不慣れだと 面倒臭く思えるかも知れませんが、手順が複雑なのは最初だけです。 後は、cvs update と make の繰り返しだけで基本的に最新ソース を追っかける事ができます。 # 最新過ぎて不安定である可能性があります^^; なお、以下のソフトが必要になるので注意してください。 1. CVS 2. automake 3. autoconf では手順です。まず、2つのコマンドを実行します。最初に cvs login (以下)を実行します。パスワードを聞かれますが、単に Enter を押します。(このコマンドを実行すると ~/.cvspass とい うファイルが作成されます。このファイルがあるうちは二度と login は必要ありません。ちなみに logout という行為はありませ ん) cvs -d:pserver:anony****@cvs*****:/cvsroot/lha login Logging in to :pserver:anony****@cvs*****:2401/cvsroot/lha CVS password: <- Enter 次に、もう1つのコマンド cvs co (checkout) コマンドでリポジト リからソースを取ってきます(以下)。 cvs -z3 -d:pserver:anony****@cvs*****:/cvsroot/lha co lha これで、カレントディレクトリに lha ディレクトリ(これを「作業 ディレクトリ」と言います)とその配下に最新ソースが展開されま す。作業ディレクトリはリネームしても問題ありません。 cd lha これ以降 LHa for UNIX のバイナリを作成する手順は、 00readme.autoconf に書かれている通りです。ただし、configure 等は CVS に入れてないので autoconf/automake が必要です。 (aclocal や autoheader は、autoconf、automake 付属のコマンド です) o configure コマンドを作成 aclocal automake -a autoheader autoconf o Makefile, lha を作成&テスト&インストール sh ./configure make make check su make install 以降、私がソースを修正してその結果を sourceforge のリポジト リに反映したとします。その最新ソースを取得するには、以下のコ マンドを作業ディレクトリ(lha ディレクトリ)の下で実行します。 cvs update -P -d また、 cvs -q update -P -d っとすれば実際に最新ソースがローカルの作業ディレクトリに反映 されず、どのファイルに更新が行われているかだけを知る事ができ ます。 以下、もう少し開発に参加したい人は以下のコマンドを使うかもし れません。例えば、LHa for UNIX にバグを見つけ、それを改修し たとします。最新ソースから以下のコマンドでパッチを作成し、私 宛にフィードバックすることができます(ぜひやってください^^)。 cvs -q diff -u -p > /tmp/lha.patch この lha.patch ファイルと修正内容の説明をメーリングリスト lha-u****@lists***** かあるいは私 (jca02****@nifty*****)宛に送ってください。 CVS は他にもさまざまな事ができます。CVS に関しての日本語リソー スとしては http://www-vox.dj.kit.ac.jp/nishi/cvs/cvs.html が詳しいです。 CVS リポジトリの内容は以下のページから Web 経由で参照する事 もできます。 http://cvs.sourceforge.jp/cgi-bin/viewcvs.cgi/lha/lha/ -- 新井康司 (Koji Arai)