libOftpは、C言語から使える、ftpクライアントライブラリで、シンプル、軽量、わかりやすいを目指して開発しています。
Release 2.1
const にすべき引数をそうしていなかったマイナーなミスを修正しました。
Release 2.0
今回開発、リリースした2系列では、1系列との互換性をすてて、以下の機能を実現しています。
- サーバ・クライアント間の同期を、ウェイトによる方式を廃止して、メッセージ・リプライの解析により行う方法に改善しました。これにより、レースコンディションの危険性を回避したほか、スピードが数倍以上に向上しています。
- 複数のサーバに同時に接続することが可能になりました。
- 全ての関数を、スレッドセーフにしました。
- siteコマンドと、append コマンドを追加しました。
- get/put の先を、従来のファイルに加え、スタティックバッファおよびファイルデスクリプタで得る機能を追加しました。
- エラーが発生したときは、詳細なエラー内容を文字列(英語)で取得できるようになりました。
- サーバが反応しないときのタイムアウト秒を自由に変更できるようにしました。
- ライセンスを、BSDライセンスにしました。
なお、このライブラリは、以下の環境でコンパイルおよび動作確認をしています。
- FreeBSD 6.4, 7.1
- Debian 4.0
- QNX 6.2