[Linux-ha-jp] フェールオーバーの契機について

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kfujii ysk00****@partn*****
2011年 5月 24日 (火) 13:16:01 JST


岩崎様

藤井です。お世話になります。

わかりやすいご解説ありがとうございました!
動きを確かめて見ます。

以上です。

(2011/05/24 12:00), 岩崎@サードウェア wrote:
>   岩崎@サードウェアでーす
>
>   Fail-Countが上昇するものについてですが、Pacemakerはフェイルを認識すると再起動を
>   試みます。再起動に成功すると、Fail−Countに1を追加して何事もなかったようにそのノード
>   で動いたままになります。(よくApacheでなるよね)
>   再起動に成功するけど、すぐフェイルになるような状態だと100000回まで上がったり下がったり
>   を繰り返すのでイケてない状態なります。
>   逆に、再起動に失敗すると、Fail-Countが-INFINITY(100000)になってフェイルオーバーします。
>
>   で、これはしきい値を設定することができます。
>   キーワードは「migration-threshold」です。
>
>   primitive res_httpd ocf:heartbeat:apache \
>   	params configfile="/etc/httpd/conf/httpd.conf" port="80" \
>   	op monitor interval="20s" \
>   	meta migration-threshold="4"
>
>   こんな感じに設定します。この設定だと、再起動を繰り返してFail-Countが4になった時には
>   再起動をやめてフェイルオーバーするという設定になります。
>
>   # crm_mon -of
>
>   として確認すると
>
>      res_httpd: migration-threshold=4 fail-count=1
>       + (55) stop: rc=0 (ok)
>       + (56) start: rc=0 (ok)
>       + (57) monitor: interval=20000ms rc=0 (ok)
>
>   こんな感じにどのリソースのしきい値(threshold)がいくつで、今のfail-countがいくつで
>   というのを確認することができます。
>   注意する所は「再起動したい回数+1」を指定しないと再起動させたい回数が少なくなって
>   しまいます。
>   このへんは動きを確かめてみてください。Apacheの場合は、Pacemakerで制御している状態で
>   /etc/init.d/httpd stop とかするとフェイルカウントが上がるものを確認できます。
>
>   まとめると
>
>> ①Fail-Countはいくつになったらフェールオーバーするのでしょうか?
>
>   fail-countは再起動が成功すると加算されmigration-thresholdの値に達した時にフェイル
>   オーバーします。
>
>> ②サービスダウン時に、起動を試みるのか、
>>  それともすぐにフェールオーバーしようとするのでしょうか?
>
>   再起動を試みます。
>   再起動に失敗すると、fail-countが-INFINITYの値まで上がり、一撃でフェイルオーバーします
>
>   いろんな確認は「#crm_mon -of」とかすると良い。
>
>   以上です
>
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