[Linux-ha-jp] tomcatのリソース定義ファイル記述方法に関しまして

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Takehiro Matsushima takeh****@gmail*****
2015年 2月 25日 (水) 15:56:06 JST


北林さん

松島です、お久しぶりです。
順調でなによりでございます。

さて、
> ②「死活監視用」も「サービス用」のIPを1つにする場合
はNICを共有するということになると思います。
このNICはスイッチに接続されると思いますので、NIC故障はもちろん、スイッチの故障でもスプリットブレインになります。
トラフィックがバーストして死活監視が滞ると、ノード同士の接続が切断されたと判定される可能性もあります。

IPアドレス単体で見た場合には、大きな問題はないと考えられます。


> ①「死活監視用」のIPと「サービス用」のIPを分ける場合
は、NICが1つの場合と複数の場合が考えられます。
前者は、例えば単純にNICに対してIPアドレスを複数設定した場合ですが、これは先の選択肢と同じになります。
また、VLANで複数の仮想インタフェイスを定義した場合も同様です。

後者の場合、サービス用の系統からノード同士の通信経路は独立させられます。
IPMIを備えない機器であってもサービス用・死活監視用いずれか片方のみの故障であればスプリットブレインによる不整合は回避可能となります。
しかしながら複数枚のNICを機器に実装しようとすると、PCIeスロット等の空き数やLANケーブルの配線といった制約が出てまいります。
私の会社ではノードあたりNICを8つ搭載したので、LANケーブルの本数、スイッチのポート数、パッチパネルのポート数を大きく消費しています。

単純にIPアドレスについてのみ考えると、死活監視系をピアツーピアで構成するならば、両者の間でIPアドレスが一意であればよいので、
A系とB系で死活監視系のアドレスを固定できます。
したがって、複数のペアを量産する時にはcorosync.confやifcfg-ethXの設定を流用することで作業量を減らせます(Ansibleなどを使えば問題ではないのですが)。


以上、IPアドレスというよりはNICについてになってしまいましたが、お答えになっておりますでしょうか。
他社様におかれましてはまた違った内容になるのかもしれません。

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Takehiro Matsushima



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