海藤 廣一
kaido****@jp*****
2015年 9月 7日 (月) 16:05:04 JST
ひがし様 関係各位様 海藤です。 いつもお世話になっております。 > なお、ログから、Master側とSlave側のPacemakerを同時に > 立ち上げているとお見受けしましたが、この構成の場合、 > まずMasterのみを立ち上げ、PostgreSQLがMasterとして起動した > ことを確認し、最新データをSlaveにコピーしてからSlave側を > 立ち上げることをお勧めします。 > pgsql RAは、同時に起動した場合、どちらをMasterにするかの > 判断をできない(どちらのDBデータを信頼すべきかはユーザのみが > 判断できることでRAにはわからない)ためです。 ご指導有難うございます。 Master⇒Slaveの時間差起動は盲点でした。 Pacemaker起動時はMaster/Slaveの両nodeが動いていないといけない と思い込んでいました。 おかげさまで、両nodeでpostgresqlを起動させてレプリケーション 動作することが確認できました。 Masterがダウンしてフェイルオーバーした後の処理は手間がかかり そうですが、とりあえず自力で頑張ってみます。 一人では手に負えないようならまた別途投稿させていただきます。 これまでご協力いただいた皆様、有難うございました。 On Mon, 7 Sep 2015 12:09:39 +0900 (JST) kazuh****@goo***** wrote: > 海藤様 > > ひがしと申します。 > お世話になっております。 > > ログを拝見したところ、DBS-PRI側でPostgreSQLがPacemakerに > よって起動された際に、ロックファイルである > /var/lib/pgsql/tmp/PGSQL.lock > が存在していたために起動に失敗したようです。 > > Sep 3 10:44:40 DBS-PRI lrmd: [5595]: info: rsc:pgsql:0 start[9] (pid 5921) > →PacemakerによりPostgreSQLの起動が試みられたが・・ > > Sep 3 10:44:40 DBS-PRI pgsql(pgsql:0)[5921]: ERROR: My data may be inconsistent. You have to remove /var/lib/pgsql/tmp/PGSQL.lock file to force start. > →ロックファイルが存在のため起動失敗 > > このファイルは、当該ノードのPostgreSQLが一度Pacemakerに > より起動された後、予期せぬエラー等で正常に停止できなかった > 場合に残存し、PostgreSQLのデータが古いかもしれないことを > ユーザに気づいてもらうためのものです。 > pgsql RAが作成、削除(正常停止時に)をしています。 > > このノードのデータに問題が無い場合、両系のPacemakerを停止し、 > このファイルを手動で削除し、Pacemakerを起動すれば、PostgreSQLは > 起動すると思います。 > > なお、ログから、Master側とSlave側のPacemakerを同時に > 立ち上げているとお見受けしましたが、この構成の場合、 > まずMasterのみを立ち上げ、PostgreSQLがMasterとして起動した > ことを確認し、最新データをSlaveにコピーしてからSlave側を > 立ち上げることをお勧めします。 > pgsql RAは、同時に起動した場合、どちらをMasterにするかの > 判断をできない(どちらのDBデータを信頼すべきかはユーザのみが > 判断できることでRAにはわからない)ためです。 > > > > なお、海藤様が構築しているようなPostgreSQLのストリ-ミング > レプリケーションとPacemakerのMaster/Slave機能を組み合わせた > 構成を、Linux-HA Japanでは「PG-REX」(ぴーじーれっくす)と > 呼び、独立したコミュニティも立ち上げています。 > > https://osdn.jp/projects/pg-rex/ > > そこに、PG-REXの構築〜運用の日本語ドキュメントを用意しています > ので、よければご参考ください。 > #ただし、以下最新版はCentOS6+Pacemaker1.1.12+PostgreSQL9.4を前提と > しています。 > > https://osdn.jp/projects/pg-rex/releases/63003 > PG-REX9.4利用マニュアル_第1.0版(公開用利用者マニュアル).docx > > #「運用補助ツール」による手順が記載されていますが、Debianでは > 動作しないと思います。 > ツールを用いない手順がP161の「付録A」に掲載されているので > そちらを参照してください。 > > > 以上です。 > よろしくお願いいたします。 > > ----- 元のメッセージ ----- > From: "海藤 廣一" <kaido****@jp*****> > 宛先: linux****@lists***** > 送信済み: 2015年9月3日, 木曜日 午前 11:04:24 > 件名: Re: [Linux-ha-jp] pacemakerからpostgresqlを起動出来ない件 > > 松島様 > > 海藤です。 > いつもお世話になっております。 > > corosyncをリスタートさせたらpostgresqlが片側のみの起動になってしまい > 原因の特定すら出来ないでおります。 > > postgresql.confのログ設定部分を変更した結果、起動した側はログが出力 > されるようになりました。 > しかし、起動しなかった側からについてはsyslogのみとなってしまいます。 > > resource-agents以外にバージョンが古いと不具合がでるものは > ないのでしょうか? > > libpils2_1.0.12とlibplumbgpl2_1.0.12を依存関係無視して強制インストール > したところ、corosyncのプロセスがいつの間にかダウンしていることがあり > やむを得ず戻しました。 > > > > 検索しても何も出てきませんでしょうか... > > # find -name 'postgresql-*.log' > > > > 起動でこけているような場合には、pg_startup.logもしくはpgstartup.logのような名前のログファイルに出ているかもしれません。 > > こららのログファイルは設定変更した後も存在していませんでした。 > > > アドバイス宜しくお願いします。 > > > On Tue, 1 Sep 2015 17:17:55 +0900 > Takehiro Matsushima <takeh****@gmail*****> wrote: > > > 海藤 さん > > > > 松島です。 > > > > > PostgresqlのMaster/Slave間で通信できないことが問題という事 > > > ですよね? > > ログを拝見していないので何とも言えませんが、そうではないかと私は考えています。 > > > > > > > ここが残念なのですが、/etc/init.d/postgresql startで起動するとログが > > > 残るのですが、corosyncから起動すると/var/log/postgresqlにログが全く > > > 残っていません。 > > > > 検索しても何も出てきませんでしょうか... > > # find -name 'postgresql-*.log' > > > > 起動でこけているような場合には、pg_startup.logもしくはpgstartup.logのような名前のログファイルに出ているかもしれません。 > > > > 以上ご確認ください。 > > > > ---- > > Takehiro Matsushima > > _______________________________________________ > > Linux-ha-japan mailing list > > Linux****@lists***** > > http://lists.osdn.me/mailman/listinfo/linux-ha-japan > > > > =================================================== > パナソニック システムネットワークス株式会社 > インフラシステム事業部 > システムプロダクト部 プロダクト技術課 > 海藤 廣一 > E-mail:kaido****@jp***** > (工技係代表) 外線:050-3686-1872 > (工技係代表) 内線:7-375-8639 > =================================================== > > _______________________________________________ > Linux-ha-japan mailing list > Linux****@lists***** > http://lists.osdn.me/mailman/listinfo/linux-ha-japan =================================================== パナソニック システムネットワークス株式会社 インフラシステム事業部 システムプロダクト部 プロダクト技術課 海藤 廣一 E-mail:kaido****@jp***** (工技係代表) 外線:050-3686-1872 (工技係代表) 内線:7-375-8639 ===================================================