[JM:00081] Re: [POST:DP] GNU_findutils find.1

Back to archive index

長南洋一 cyoic****@maple*****
2010年 12月 16日 (木) 12:22:42 JST


長南です。

雑談に近いのですが、ちょっと思い出したので。

元木さんのメールより [JM:00074]
> 
> 今回のスレッドを見直して考えてみましたが、predicate でも primary
> でもしっくり来る言葉があれば、それがいいかなと思いました。
> その意味では、「構成要素」というのも考えましたが、これも今一つですね。
> 
> 参考までに、find --help での表示は以下のようになっていました。
> operator, positional option, normal option, test, action があり、
> これらの集合体が predicate/primary で、predicate で expression が
> 構成されるのですね。

info find の「11.1 Error Message」に書いてあることなのですが、
式中で -foo などという無効なものを指定すると、

  $ find . -foo -print
  find: unknown predicate `-foo'

と、エラーメッセージが出ます。info の説明は、

  `invalid predicate `-foo''
      This means that the `find' command line included something
      that started with a dash or other special character.  
      The `find' program tried to interpret this as a test, 
      action or option, but didn't recognise it. 

こうしたことから、わたしは predicate を option, test, action の
総称と解釈したのだと思います。確かに -and などの演算子も、
形式がテストやアクションと同じですから、predicate に入るのかも
しれませんね。info では -a や  -o どころか、! や () まで
Primary Index にリストしていますし。

このように、エラーメッセージに predicate という言葉が出てくる
ことがあるので、やっぱり原語を連想させやすい「述語」のままで
よいのではないかと思えてきました。それより、predicate という
原語をどこかで出しておいた方がよさそうです。注に入れましょうか。

  -L オプションが有効だと、述語 -type は (訳注: 述語 (predicate) とは、
  式を構成するオプション、判別式、アクションなどの基本語彙を言う)

丸カッコを二重に使うのは嫌だなあ、lisp みたいで。「述語 [predicate]」
でしょうか。

# ついでに。
# 「引き数」と「引数」がまぜこぜになっていました。統一しておきます。

-- 
長南洋一




linuxjm-discuss メーリングリストの案内
Back to archive index