Yasumichi Akahoshi
yasum****@vinel*****
2011年 5月 21日 (土) 01:43:54 JST
お世話になっております。赤星です。 さて、man-pages-ja に含まれている manual/gnumaniak のディレクトリに含 まれているコマンドについては、多くのディストリビューションで coreutils に移行されているコマンドであり、現状と結構合わない状態になっているのでは ないかと思っております。頃合いをみて配布パッケージに含めないようにしてい く方向が良いのではないでしょうか。 ただ、現状では coreutils の manpages は含まれていないという問題があり ます。ですが、他の manpage と同様、翻訳した manpage を配布パッケージに含 めるというのは、メンテナンスの観点で不適切だと考えております。 coreutils の manpage は、help2man を利用して生成されており、各コマンド の --help および --version オプションの出力、必要に応じて追加となる原稿 から生成されております。同じような仕組みで日本語 manpage を生成する方が 労力が少ないのではと思います。 そこで coreutils の日本語 manpages を生成するツールを試作してみました。 http://sourceforge.jp/downloads/users/0/278/jman-coreutils-0.1.tar.bz2 # PersonalForge に git リポジトリを作成しています。 # git://git.pf.sourceforge.jp/gitroot/y/ya/yasumichi/jman_coreutils.git なお、実行には以下の日本語化パッチを当てた help2man が必要です。 http://sourceforge.jp/downloads/users/0/279/help2man-ja.patch 当方では、coreutils-8.10、help2man-1.39.4、perl-5.12.3、Locale::gettext(1.05)、 glibl-2.11.1、LANG=ja_JP.utf8 という環境で動作を確認しております。 help2man は、以下からダウンロード可能です。 http://ftp.gnu.org/gnu/help2man/ また、生成された日本語 manpage を以下のファイルに固めてあります。 http://sourceforge.jp/downloads/users/0/277/jman-coreutils-root-8.10.tar.bz2 現在のところ、追加原稿の部分は未訳のため、英語で表示されてしまいます。また、 hostname、uptime、kill の manpage は含めていません。(当方では、該当コマンドが procps のものになっているため) # もし、ご賛同頂けるようでしたら、JM Project の正式リポジトリとして作成 # いただけると幸いです。 [ToDo] ・追加原稿の未訳解消 ・生成する manpage を configure のオプションで変更可能にする -- Yasumichi Akahoshi GnuPG fingerprint = 04D4 DB0D 37CB A251 2671 1BAB 2369 F522 E440 9DCF