[JM:00477] Re: SIGNAL(7) の内容に関しまして

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Akihiro MOTOKI amoto****@gmail*****
2011年 10月 26日 (水) 03:18:51 JST


元木です。こんばんは。

> | 根本的な解決策ではないのですが、当面は、
> | roff の マクロ定義を使っているのは、groff だけなので、
> | groff の翻訳版の方を通常の roff コマンドに置き換えてしまった方が
> | 早いかなと思い始めました。
> 
> それって、groff の翻訳版のマクロ定義のところを書き換えてしまおうって
> ことでしょうか。
> それも大変そうな。
> それに、
> groff.7
> roff.7
> groff_tmac.5
> は man コマンドで表示する分には間違ってませんし。

groff_tmac.5 で使っているマクロは種類が少なかったので、
そう思ったのですが、groff.7 を見ると現実的ではないことに気付きました。


方向性を変えて、ディストリビューション独自のパッチを調査してみたところ、
最初に見た Debian の man2html で関係ありそうな箇所を発見しました。
パッチの内容を確認したところ、その通りのようです。
------------------------------------------------------------
man2html (1.6e-2) unstable; urgency=low
  * 028-man2html-segfault (new): fix segfault when viewing groff(7) page.
------------------------------------------------------------
# ご興味があれば apt-get source man2html でソースを取得して、
# man2html-1.6g/debian/patches/028-man2html-segfault.patch を参照下さい。
# これだと思います。

shell サーバにコピーして実行してみたところ、segfault を起こしていた
groff(7), roff(7), groff_tmac(5) がすべて正常に変換できることを確認しました。

私がこれまでに修正した内容が全部反映されているかを確認してから、
JM で使用する man2html を Debian base + JM patch に置き換えたいと思います。

また、修正点が足りない部分については、
man の upstream は先日パッチを送ったのですが、音沙汰なしなので、
Debian BTS などへの報告も考えたいと思います。

今日はこのあたりで。
-- 
元木 顕弘 / Akihiro MOTOKI <amoto****@gmail*****>




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