matsand です。返信ありがとうございます。 2021年8月14日(土) 2:28 K.Shirakata <argra****@ub32*****>: > 白方です。 > ... > po4aのようなツールを使うとなると、ますます > 「原文をどのように作ったか」が重要になりそうですね。 つっこませて頂くと、原文をどう準備するかの話なので、 po4a 処理前の話ですから、po4a は関係ありませんよ :) > 既存のマニュアルでも original/README に > 原文をどう作ったかを記録したものがいくつか > あったように思います。 見かけたような気もします。 このような情報を頂きましたので、さらに私から 追記情報をお示しします。 たとえば話題にあげた nginx パッケージでの、 オリジナル原文はどのように用意したかは、 getfiles.txt なるファイルに記載しています。 manual/nginx/original/getfiles.txt https://osdn.net/projects/linuxjm/scm/git/jm/blobs/91c4ed690cf4b5e19cc1a5f27440026e702691d7/manual/nginx/original/getfiles.txt (これは当スレッドでご説明した不備を、まだ 反映してません。) ついでですから、より複雑な "getfiles.txt" を 例示してみます。先日、help2man 処理への 考慮が必要ではないか、といった話題がありました。 これを考慮した "getfiles.txt" があります。 GNU grub に対するもので、これはまだ 翻訳予約すらしていない、私の中だけで温存 しているものです。以下、例示します。 #------------------------------ # ソース入手と tarball 伸長 #------------------------------ $ cd ~/src $ wget -N https://ftp.gnu.org/gnu/grub/grub-2.06.tar.xz $ tar xf grub-2.06.tar.xz $ ls grub-2.06 #------------------------------ # man ページ生成 #------------------------------ $ cd ~/src/grub-2.06 $ ./configure --prefix=`pwd`/usr \ --sbindir=`pwd`/sbin \ --sysconfdir=`pwd`/etc \ --mandir=`pwd`/usr/share/man # help2man 処理において ja.po 反映するには # 以下を実行して Makefile を書き換える: # (本パッケージでは ja.po を用いる意味薄し) $ sed -i.orig -e "s/^HELP2MAN.*/& -Lja_JP.utf8/" Makefile $ make $ make install-man #------------------------------ # 当プロジェクトへの man ページのコピー #------------------------------ $ cd $(JMTOP)/manual/GNU_grub/original $ cat > getfiles.sh <<"EOF" #!/bin/sh SRCDIR=~/src/grub-2.06 abs_SRCDIR=`(cd $SRCDIR && pwd)` rep_SRCDIR=`echo ${abs_SRCDIR} | sed -e 's/-/\\\\\\\\-/g'` mkdir -p man{1,8} # man ファイルにソースディレクトリが含まれるため # sed 変換しつつ、当プロジェクトにコピー for f in `ls $SRCDIR/usr/share/man/man1`; do sed -e "s|$rep_SRCDIR||" $SRCDIR/usr/share/man/man1/$f > man1/$f done for f in `ls $SRCDIR/usr/share/man/man8`; do sed -e "s|$rep_SRCDIR||" $SRCDIR/usr/share/man/man8/$f > man8/$f done EOF $ sh getfiles.sh