[JM:02042] Re: dmesg

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2021年 2月 6日 (土) 14:50:01 JST


On Sat, Feb 06, 2021 at 11:35:03AM +0900, 長南洋一 wrote:

> ○ the kernel ring buffer:
> 
>    これは「カーネルリングバッファ」「カーネル・リングバッファ」「カーネルの
>    リングバッファ」のどれがよいでしょうか。前の訳では、初出箇所 (「名前」
>    セクション) だけ「カーネルの (ログ用) リングバッファ」で、あとは「カーネルの
>    リングバッファ」になっていました (「ログ用」は前の訳者による補足)。
>    確かに、最初に「これはログ用のバッファだよ」と言っておいたほうが、読者に
>    分かりやすいと思ったので、「名前」セクションは訳し方を踏襲しました。

カーネルのリングバッファ がわかりやすいかな。

> ○ -d, --show-delta:
> 
>    "the time delta spent between messages" の "time delta"
>    は、「増分」「差分」、どちらがよいでしょう? 意味的には「増分」が
>    より正確なのですが、見かけとか音の響きは「差分」の方がきれいな気がします。

増分 だと 増分バックアップ (Incremental backup)と言う言葉があるので、
差分 の方が良いと思います。

> ○ -p, --force-prefix:
> 
>      Add  facility,  level or timestamp information to each line of a
>      multi-line message.
> 
>      複数行メッセージの各行にファシリティ、レベル、タイムスタンプの情報を
>      付け加える。
> 
>    multi-line message というのは、具体的にはどういうもので、それが
>    --force-prefix でどうなるのか分からないでいます。

たとえば

Feb 06 14:30:40 foobar systemd[1]: Started PackageKit Daemon.
-- Subject: Unit packagekit.service has finished start-up
-- Defined-By: systemd

のような物ではないでしょうか。最初の所にはタイムスタンプ付いてますが、残りは付いていない。
複数行まとめて1つのログにしているように見えます。

>      [訳注] つまり、サスペンド/レジューム直後のタイムスタンプに対しては、調整が
>            うまく働かない。言葉を変えると、カーネル・リングバッファのタイム
> 	   スタンプは、ブートタイムと実稼働時間によって計算されており、サスペンド中の
> 	   時間は加算されないので、サスペンド後の dmesg の日時表示は信用できない
> 	   ということである。
> 
>    「調整 (adjust)」という訳語ももっと適当なものがあるかもしれません。

修正 のほうがいいかなあ。

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