On Sat, Feb 06, 2021 at 11:35:03AM +0900, 長南洋一 wrote: > ○ the kernel ring buffer: > > これは「カーネルリングバッファ」「カーネル・リングバッファ」「カーネルの > リングバッファ」のどれがよいでしょうか。前の訳では、初出箇所 (「名前」 > セクション) だけ「カーネルの (ログ用) リングバッファ」で、あとは「カーネルの > リングバッファ」になっていました (「ログ用」は前の訳者による補足)。 > 確かに、最初に「これはログ用のバッファだよ」と言っておいたほうが、読者に > 分かりやすいと思ったので、「名前」セクションは訳し方を踏襲しました。 カーネルのリングバッファ がわかりやすいかな。 > ○ -d, --show-delta: > > "the time delta spent between messages" の "time delta" > は、「増分」「差分」、どちらがよいでしょう? 意味的には「増分」が > より正確なのですが、見かけとか音の響きは「差分」の方がきれいな気がします。 増分 だと 増分バックアップ (Incremental backup)と言う言葉があるので、 差分 の方が良いと思います。 > ○ -p, --force-prefix: > > Add facility, level or timestamp information to each line of a > multi-line message. > > 複数行メッセージの各行にファシリティ、レベル、タイムスタンプの情報を > 付け加える。 > > multi-line message というのは、具体的にはどういうもので、それが > --force-prefix でどうなるのか分からないでいます。 たとえば Feb 06 14:30:40 foobar systemd[1]: Started PackageKit Daemon. -- Subject: Unit packagekit.service has finished start-up -- Defined-By: systemd のような物ではないでしょうか。最初の所にはタイムスタンプ付いてますが、残りは付いていない。 複数行まとめて1つのログにしているように見えます。 > [訳注] つまり、サスペンド/レジューム直後のタイムスタンプに対しては、調整が > うまく働かない。言葉を変えると、カーネル・リングバッファのタイム > スタンプは、ブートタイムと実稼働時間によって計算されており、サスペンド中の > 時間は加算されないので、サスペンド後の dmesg の日時表示は信用できない > ということである。 > > 「調整 (adjust)」という訳語ももっと適当なものがあるかもしれません。 修正 のほうがいいかなあ。 ribbon