[JM:02110] 提案: LDP man-pages 5.10 の翻訳率と公開

Back to archive index
長南洋一 cyoic****@maple*****
2021年 3月 25日 (木) 10:21:33 JST


長南です。

提案があります。翻訳率 80% 以上でないと、出力しないというのは、
po4a のデフォルトでしょう。80% がそういうものなら、それにとらわれずに、
LDP man-pages 5.10 については、翻訳率がもっと低くても
リリースしてよいのではないでしょうか。ribbon さんが改訂版を投稿して
くださるとして、3.79 のマニュアルの中に、それだけ 5.10 というのも
変なものですし、セクション 2 や 3 のマニュアルは、一般に、英語混じりでも、
新しい方がよいのでしょう。元木さんが original と po ファイルを
5.10 に折角バージョンアップしてくださったのですから、それを生かさずに、
タンスの肥やしならぬリポジトリの肥やしにしてしまうのは、もったいないと
思います。この際、3 分の 2 ぐらい (つまり、66%) 日本語化してあれば、
まあ用が足りるだろうということで、5.10 版を出してしまったらどうでしょうか。

取りあえず、英語混じりのものをリリースしておいて、「翻訳してくださる方は、
日本語 100% を目指してください」という行き方にするわけです (英語混じりで
満足してしまう人が多いでしょうけれど)。

untrans.html を awk で処理したら、翻訳率とマニュアル数は
こんな風になりました。かなりいい加減な計算ですが、目安にはなると
思います。

翻訳率      マニュアル数
100%:           0
over 80%:     302
over 70%:     589
over 66%:     734
over 60%:     835
over 50%:     915
total:       1045

66% (2/3) に深い意味はありません。70% だと、公開するマニュアルが
少なすぎるだろうし、60% だと、マニュアルの見かけが英語だらけに
なるのではないか、ぐらいの感覚的な判断です。

ただ、66% だと、たとえば printf.3 は翻訳率 62.43%、sync.2 は
65.22% ですから、どちらもリリースに含まれません。そういう基本的な
関数やシステムコールについては、*.cfg で個別的に対応してもよいでしょうし、
あるいは、全体の閾値を 60% にしてしまってもよいと思います。
ある程度日本語部分があれば、それだけでも取っ付きやすいだろうと考えるなら、
マニュアルすべてについて、50% 以下の翻訳率でも構わないかもしれません。

皆さんはどうお考えでしょうか。LDP man-pages は、翻訳率が低くても
公開したほうがよいでしょうか。公開する場合、翻訳率はどのくらいが
適切でしょうか。

それから、もう一つ。
バージョン 3.79 と 5.10 の両方を公開して、どちらを利用するかは
ユーザ (あるいは、ディストリビューションのパッケージマネージャー)
に選んでもらうようには、できないのでしょうか。
JM のサイトでも、選択して読めるとよいと思います。

ところで、ribbon さんは、どのマニュアルの改訂をなさっているのですか。
伺っておいたほうがよいような気がします。

-- 
長南洋一



linuxjm-discuss メーリングリストの案内
Back to archive index