[MUSASHI-users 93] Re: 暫定版インストールマニュアル

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Yukinobu Hamuro hamur****@adm*****
2004年 1月 14日 (水) 19:12:23 JST


羽室です。

Satoshi MACHINO さんは書きました:
>まちの です。
>
>こちらで少しマニュアルへのコメントをさせてください。
>
>On Wed, 14 Jan 2004 07:24:17 +0900
>Yukinobu Hamuro <hamur****@adm*****> wrote:
>
>
>> B) RedHat系SRPMSファイルによるインストール
>>
>> SRPMによるインストールは、musashi-1.0.3-1.src.rpmのソースファイルからコンパイルを行い、できあがったコマンドをRPMSファイルとしてパッケージ化します。そ
のパッケージ化されたRPMSファイルを上記A)の手順でインストールします。musashi-1.0.3-1.src.rpmを所定のディレクトリ(注)に置き、以下の手順にてインストールを行
います。
>> # cd 所定のディレクトリ
>> # rpm -i musashi-1.0.3-1.src.rpm
>> # cd ../SPECS
>> # rpm -bb musashi.spec
>> # cd ../RPMS
>> # rpm -i musashi-1.0.3-1.i386.rpm
>>
>>
>>注:Vineなら/usr/src/redhat/SRPMS、Turboなら/var/src/rpm/SRPMS。RPMについてはここに詳しい。
>
>羽室先生の方法で誤りではありませんが、
>srpmからrpmを作成する場合ならば以下の方法がお薦めです。
>specを修正したり、何か手直しするならば上記の方法になります。
>
>また羽室先生の方法はパッケージ作成時にも管理者権限である必要があります。
>パッケージ化の作業時に誤操作などでシステムに影響させないためにも
>出来るだけ一般ユーザで作業を行う事をお薦めします。
># わかっていて管理者権限で作業される方は構わないのですが...
なるほど。
それはそうですね。

>まずrpmパッケージを扱う作業場所を確保します。
>一般ユーザのホームディレクトリ以下にrpmという作業領域を作ります。
>ここではホームディレクトリに作りますが、別に他の場所でも構いません。
>その場合はpathを適宜読みかえてください。
>
>% cd     <--- 自分のホームディレクトリをカレントディレクトリにする
>% mkdir -p ~/rpm/{SPECS,SOURCES,SRPMS,RPMS/i386,RPMS/noarch,BUILD}
>% vi .rpmmacros
>
>".rpmmacros"という名称のファイルを作成する。
>中身は以下。
>===== .rpmmacrosの内容 =====
>%_topdir (homeディレクトリのpath)/rpm
>
>===== ここまで =====
>
># VineLinuxでは通常にアカウントを作成すると上記作業はdefaultでされています。
>
>% cd rpm/SRPMS   (ここにmusashi-1.0.3.src.rpmを置きます)
>% rpmbuild --rebuild musashi-1.0.3-1.src.rpm
>または
>% rpm --rebuild musashi-1.0.3-1.src.rpm
>これでrpm/RPMS/i386以下にmusashi-1.0.3-1.i386.rpmが生成されます。
>
>パッケージのインストールには管理者権限になり行います。
>% su
># rpm -i ~/rpm/RPMS/i386/musashi-1.0.3-1.i386.rpm
># exit
>%
ありがとうございます。
早速、上記の内容を反映させていただきたいと思います。
それと、非常に根本的なことを伺いたいのですが、こういったご指摘をWebページの内容に反映させるとき、
作者の情報を明記するのがOSSのルールでしょうか?
研究の世界では出所を明確にするのがデフォルトなもので。

>おそらくbuildチェックできたRPM系のどのディストリでも同じ方法で
>対応可能なはずです。
了解しました。
石倉さん、Vine2.5でも、一応試してください。


>> C) tarballソースからのインストール
>...
>> % ./setdocenc.sh ja-sjis
>
>この作業はcygwin以外でも必須でしょうか?
>(solarisには書かれておりませんけども)
setdocenc.shスクリプトはmanとhelpのエンコーディングを変える作業をしています。
正式に言えば、Cygwin以外、例えばLinuxでsjisをデフォルトで利用している環境(そのようなものがあるか定かではありませんが)
では、必要になってきます。
一般的には、Cygwinのみと考えてよいと思います。

ただ、solarisは問題です。デフォルトのエンコーディングをEUCとUTF-8とで選ぶことができるようなので、
そのあたりの記述も、Solarisのインストールマニュアルには追加しておきます。


>> 動作確認 備考
>> FedoraCore1 ○
>
>パッケージのbuildは○ですが、標準ではUTF-8なmanがないので
>manは英語表示になります。
># Fedoraを対応リストに加えるならばUTF-8なmanも必要かもしれません。
># Fedora自体をLANG=ja_JP.eucJPにしている方は問題ないと思います。
これからUTF-8でもOKなように作業にとりかかります。

いろいろなご指摘、非常に助かります。
ありがとうございました。

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Yukinobu Hamuro  hamur****@adm*****



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