Nimbus

バグFIX、機能追加、機能改善、動作変更を行いました。

1. バグFIX
(1)jp.ossc.nimbus.beans.IndexedPropertyの不具合を修正
publicでないクラスで、親クラスがimplementsしているインタフェースのプロパティを参照できない不具合を修正した。
(2)jp.ossc.nimbus.beans.MappedPropertyの不具合を修正
publicでないクラスで、親クラスがimplementsしているインタフェースのプロパティを参照できない不具合を修正した。
(3)jp.ossc.nimbus.beans.SimplePropertyの不具合を修正
publicでないクラスで、親クラスがimplementsしているインタフェースのプロパティを参照できない不具合を修正した。
(4)jp.ossc.nimbus.core.DefaultServiceManagerServiceの不具合を修正
・ServiceBaseSupportインタフェースを実装したクラスをservice要素のinstance属性"factory"でデプロイすると、ライフサイクル制御が行われない不具合を修正した。
・サービス定義でmanager要素を跨って、同じ名前のサービスが存在し、依存関係でその２つに繋がりがある場合、サービスのライフサイクル制御が正しく行われない不具合を修正した。
(5)jp.ossc.nimbus.core.ObjectMetaDataの不具合を修正
XMLコメントが読み込まれない不具合を修正した。
(6)jp.ossc.nimbus.core.ServerMetaDataの不具合を修正
ManagerMetaDataのgetParent()がnullになる不具合を修正した。
(7)jp.ossc.nimbus.core.ServiceMetaDataの不具合を修正
XMLコメントが読み込まれない不具合を修正した。
(8)jp.ossc.nimbus.recset.RecordSetの不具合を修正
setDynamicSearchKeyメソッドで、複数の条件を指定した時、指定した条件から決まるレコードのキーが重複すると、正しく検索できない不具合を修正した。
(9)jp.ossc.nimbus.service.aop.interceptor.RetryInterceptorServiceの不具合を修正
直列化するとリトライ条件を復元できなくなってしまう不具合を修正した。
(10)jp.ossc.nimbus.service.aop.interceptor.servlet.HttpServletResponseDeflateInterceptorServiceの不具合を修正
・Accept-Encodingがgzipの時に、deflate圧縮される不具合を修正した。
・HTTPレスポンスヘッダのContent-Encodingが付与されない不具合を修正した。
(11)jp.ossc.nimbus.service.beancontrol.BeanFlowInvokerAccessImpl2の不具合を修正
直列化できない不具合を修正した。
(12)jp.ossc.nimbus.service.cache.DefaultOverflowControllerServiceの不具合を修正
マルチスレッドであふれ制御が行われた時に、無限ループしてしまう可能性がある不具合を修正
(13)jp.ossc.nimbus.service.converter.BeanFlowConverterServiceの不具合を修正
convert(Object)メソッドの引数でnullが渡ってきた時に、NullPointerExceptionが発生する不具合を修正した。
(14)jp.ossc.nimbus.service.http.httpclient.HttpClientFactoryServiceの不具合を修正
・Cookieにdomainが設定されていない場合に、HttpClient#getCookies()を呼ぶとNullPointerExceptionが発生する不具合を修正した。
・getCookies()で取得したCookieの値を変更しても、反映されない不具合を修正した。
(15)jp.ossc.nimbus.service.http.httpclient.HttpResponseImplの不具合を修正
HTTPレスポンスのボディが読み取れない時に、NullPointerExceptionが発生する不具合を修正した。
(16)jp.ossc.nimbus.service.scheduler.TimerScheduleService
スケジュールの状態がcloseしている場合でも、状態を変更してしまう不具合を修正した。

2. 変更
(1)jp.ossc.nimbus.beans.IndexedPropertyの変更
・equals(Onbject)を実装した。
・hashCode()を実装した。
・Comparableインタフェースを実装した。
・getIndexedProperties(Object)を追加した。
・getIndexedProperties(Class)を追加した。
(2)jp.ossc.nimbus.beans.MappedPropertyの変更
・equals(Onbject)を実装した。
・hashCode()を実装した。
・Comparableインタフェースを実装した。
・getMappedProperties(Object)を追加した。
・getMappedProperties(Class)を追加した。
・keyに空文字を使用できるようにした。
(3)jp.ossc.nimbus.beans.NestedPropertyの変更
・equals(Onbject)を実装した。
・hashCode()を実装した。
・Comparableインタフェースを実装した。
(4)jp.ossc.nimbus.beans.SimplePropertyの変更
・equals(Onbject)を実装した。
・hashCode()を実装した。
・Comparableインタフェースを実装した。
・getPropertyType(Object)で、jp.ossc.nimbus.beans.dataset.Recordオブジェクトのプロパティ型を返せるようにした。
(5)jp.ossc.nimbus.beans.dataset.PropertySchemaインタフェースの変更
validate(Object)メソッドを追加した。
(6)jp.ossc.nimbus.beans.dataset.DefaultPropertySchemaの変更
validate(Object)メソッドを実装した。
(7)jp.ossc.nimbus.beans.dataset.RecordListPropertySchemaの変更
validate(Object)メソッドを実装した。
(8)jp.ossc.nimbus.beans.dataset.Recordの変更
validateProperty(String)メソッドを追加した。
(9)jp.ossc.nimbus.recset.RecordSetの変更
setBindDataメソッドでnullがバインドされている場合に、PrepredStatementにsetNullするようにした。
(10)jp.ossc.nimbus.recset.RowSchemaの変更
使用メモリ削減対策として、内部で持っているListをトリムするようにした。
(11)jp.ossc.nimbus.service.aop.interceptor.servlet.ExceptionHandlingInterceptorServiceの変更
例外、ServletRequest、ServletResponseのインスタンスに対する条件を指定できるようにした。
(12)jp.ossc.nimbus.service.beancontrol.BeanFlowInvokerAccessImpl2の変更
・result要素の内容に、文字列を指定できるようにした。
・ネストしたプロパティにアクセスした時に、ネストされているプロパティがnullだった場合に、NullNestPropertyExceptionをthrowするようにした。
(13)jp.ossc.nimbus.service.cache.CacheSizeOverflowValidatorServiceの変更
MBeanインタフェースに以下のメソッドを追加した。
・size()
・validate()
(14)jp.ossc.nimbus.service.cache.FIFOOverflowAlgorithmServiceの変更
MBeanインタフェースにsize()メソッドを追加した。
(15)jp.ossc.nimbus.service.cache.LFUOverflowAlgorithmServiceの変更
・MBeanインタフェースにsize()メソッドを追加した。
・以下のメソッドを追加した。
・getMaximumReferenceCount()
・getMinimumReferenceCount()
・displayReferenceCounts()
(16)jp.ossc.nimbus.service.cache.LIFOOverflowAlgorithmServiceの変更
MBeanインタフェースにsize()メソッドを追加した。
(17)jp.ossc.nimbus.service.cache.LRUOverflowAlgorithmServiceの変更
MBeanインタフェースにsize()メソッドを追加した。
(18)jp.ossc.nimbus.service.cache.MemorySizeOverflowValidatorServiceの変更
MBeanインタフェースに以下のメソッドを追加した。
・size()
・validate()
(19)jp.ossc.nimbus.service.cache.SoftReferenceOverflowActionServiceの変更
永続化キャッシュが設定されていない場合でも、あふれ動作を行うようにした。
この場合、ソフト参照にされ、ソフト参照がGCでガベージされるとキャッシュ参照自体もガベージされるようにした。
(20)jp.ossc.nimbus.service.cache.TimeExpierOverflowValidatorServiceの変更
MBeanインタフェースに以下のメソッドを追加した。
・size()
・validate()
(21)jp.ossc.nimbus.service.codemaster.CodeMasterServiceの変更
JMSで更新が通知される時のマスタ名と更新するマスタ名を別名にできるようにするために、NotifyMasterNameMapping属性を追加した。
(22)jp.ossc.nimbus.service.message.MessageRecordFactoryServiceの変更
メッセージ定義をオーバーライドできるようにするAllowOverrideMessage属性を追加した。
(23)jp.ossc.nimbus.service.resource.jmstopic.JmsTopicSessionServiceの変更
ServiceBaseMBeanインタフェースを実装した。
(24)jp.ossc.nimbus.service.scheduler.DatabaseScheduleFactoryServiceの変更
Queueのサービス名が指定されている場合に、サービスの起動時にキューの参照を取得するのではなく、各スケジュールにキューを設定する時に、それぞれキューの参照を取得するようにした。
(25)jp.ossc.nimbus.util.converter.DataSetXMLConverterの変更
setCharacterEncodingToStream(String)やsetCharacterEncodingToObject(String)で指定されたエンコーディングがJavaのエンコーディングだった場合、IANAのエンコーディングに置き換えるようにした。
(26)jp.ossc.nimbus.util.converter.DOMHTMLConverterの変更
setCharacterEncodingToStream(String)やsetCharacterEncodingToObject(String)で指定されたエンコーディングがJavaのエンコーディングだった場合、IANAのエンコーディングに置き換えるようにした。

3. 追加
(1)jp.ossc.nimbus.beans.dataset.PropertyValidateExceptionを追加
プロパティ検証時に発生する例外クラスを追加した。
(2)jp.ossc.nimbus.beans.dataset.ValidatorPropertySchemaを追加
Validatorを使って、制約の検証を行うPropertySchema実装クラスを追加した。
(3)jp.ossc.nimbus.service.aop.interceptor.servlet.ServletResponseSetInterceptorServiceを追加
ServletResponseを編集するインターセプタを追加した。
(4)jp.ossc.nimbus.service.aop.interceptor.servlet.HttpServletResponseSetInterceptorServiceを追加
HttpServletResponseを編集するインターセプタを追加した。
(5)jp.ossc.nimbus.service.cache.CalculateMemorySizeOverflowValidatorServiceを追加
メモリの使用量を理論的に計算して、メモリ使用量であふれ検証を行うOverflowValidatorサービスを追加した。
(6)jp.ossc.nimbus.util.validatorパッケージを追加
オブジェクトの検証を行うValidatorインタフェースを定義し、その実装クラスを提供した。
(7)jp.ossc.nimbus.service.validatorパッケージを追加
Validatorインタフェースの実装サービスを提供した。