未変換文字の「は」「へ」などの読み上げの修正
IMEサポートの実装(読み文字(プレコンポジション文字)の処理)を変えたのでこの現象が再発しています。
Windows 8 SAPI5 Haruka Desktop で確認しました。
JTalk はエンジン側でワークアラウンドをしています。
下記のコミットでプレコンポジション文字が「ひらがな」だけの場合にカタカナに変換して送るようにしました。
lp:nvdajp rev 4554
この処理は「NVDA日本語版の入力拡張」が有効のときにだけ行います。
さきほどのコメントを訂正します。
プレコンポジション文字の差分が「ひらがな」だけの場合に、カタカナに変換して送るようにしました。
Windows 8 SAPI5 Haruka Desktop + Microsoft IME でプレコンポジションの「は」「へ」が「ワ」「エ」ではなく「ハ」「ヘ」とキーエコーされることを確認しています。
「1は」「1へ」なども「イチ、ハ」「イチ、ヘ」のようにそれぞれの文字をキーエコーします。
下記のコミットでプレコンポジションの長音記号も「長音」と通知するように修正しました。
lp:nvdajp 4564
未変換文字の差分を直接音声エンジンに送ると「は」や「へ」が助詞として「ワ」「エ」などと発音される問題があります。
これを回避するにはカタカナに変換して送ればよいので、下記のコミットで修正します。
lp:nvdajp 4346