Nagatu Takafumi
nagat****@gmail*****
2008年 2月 5日 (火) 14:19:51 JST
お世話になっております。 永津です。 下記環境でPostgresForestのオンラインリカバリ実施検証を 行いましたので報告します。 目的 連続したInsert中でのオンラインリカバリの動作確認 利用環境 Server A: CPU:Xeon 5160 3G Memory:16G HDD(ハードウェアRAID1):146GB (SAS/3.5inch)x2 (ハードウェアRAID5):146GB(SAS/3.5inch)x3 #RAID1にOS、RAID5にDB領域を割り当て OS:Redhat Enterprise Linux 4.0 ES Java:J2SE 1.5 SQL:PostgreSQL 8.1.6 PostgresForest 4.0.2 Server B: CPU:Xeon 5160 3G Memory:16G HDD(ハードウェアRAID1):146GB (SAS/3.5inch)x2 (ハードウェアRAID5):146GB(SAS/3.5inch)x3 #RAID1にOS、RAID5にDB領域を割り当て OS:Redhat Enterprise Linux 4.0 ES Java:J2SE 1.5 SQL:PostgreSQL 8.1.6 PostgresForest 4.0.2 テスト方法 1.ServerA、BにそれぞれDBを構築し、Forestを利用しクラスタ構成にする。 DBにテーブル1つ作成する。 名称 | 型 -----+---------- col1 |datetime col2 |char(16) col3 |char(16) col4 |char(8) col5 |int(11) col6 |Double col7 |int(11) col8 |Double col9 |Datetime col10|int(6) unsigned zerofill col11|Timestamp col12|tinyint(4) col13|int(11) 2.ServerAのInstanceを障害中にする。 3.連続したInsertを実施する。(Insert件数は都度変更する。) テーブルにデータのInsertを行うJavaプログラム。 ユニークなデータ作成の為、1件Insertする毎に col1 に30分加える。 4.ServerBからAへオンラインリカバリを実施する。 5.ServerAとBの同期を確認する。 結果 約26件/秒以上のInsertが実行されている最中に オンラインリカバリを実施するとリカバリ先のDBに 重複データが存在する時がある。 秒間Insert数 |26 |26 |26 |30 |30 |30 |34 |34 |34 |34 | -----------------+----+----+----+----+---+----+----+----+----+---+ 同期の確認 |OK |OK |OK |NG |NG |OK |OK |NG |OK |NG | -----------------+----+----+----+----+---+----+----+----+----+---+ 重複データ件数|0件|0件|0件|1件|1件|0件 |0件|1件 |0件 |1件| 秒間Insert数 |43 |43 |55 |79 |145 |145|145|368 |368|368| -----------------+----+---+----+----+----+----+----+----+----+---+ 同期の確認 |OK |NG |NG |NG |NG |NG |NG |NG |NG |NG | -----------------+----+---+----+----+----+----+----+----+----+---+ 重複データ件数|0件|1件|1件|1件|2件|2件 |2件 |6件|3件|4件| #注意:実施回数が少ない為、あくまで上記の様な 傾向がみられる程度のものです。