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2011年 3月 13日 (日) 01:36:10 JST


2 new revisions:

Revision: 9fd702f5b8
Author: MATSUI Tetsushi <matsu****@gmail*****>
Date: Sat Mar 12 08:33:33 2011
Log: 2.6.6: library/bastion
http://code.google.com/p/python-doc-ja/source/detail?r=9fd702f5b8

Revision: e00f54049d
Author: MATSUI Tetsushi <matsu****@gmail*****>
Date: Sat Mar 12 08:33:57 2011
Log: 2.6.6: library/gzip
http://code.google.com/p/python-doc-ja/source/detail?r=e00f54049d

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Revision: 9fd702f5b8
Author: MATSUI Tetsushi <matsu****@gmail*****>
Date: Sat Mar 12 08:33:33 2011
Log: 2.6.6: library/bastion
http://code.google.com/p/python-doc-ja/source/detail?r=9fd702f5b8

Modified:
  /library/bastion.rst

=======================================
--- /library/bastion.rst	Tue May 25 07:41:21 2010
+++ /library/bastion.rst	Sat Mar 12 08:33:33 2011
@@ -15,14 +15,17 @@
  .. versionchanged:: 2.3
     Disabled module.

-.. warning::
-
-   このドキュメントは、Bastionモジュールを使用している古いコードを読む際の 
参照用として残されています。
-
-辞書によると、バスティアン (bastion、要塞) とは、"防衛された領域や地点"、ま 
たは "最後の砦と考えられているもの" であり、
-オブジェクトの特定の属性へのアクセスを禁じる方法を提供するこのモジュールに 
ふさわしい名前です。制限モード下のプログラム\
-に対して、あるオブジェクトにおける特定の安全な属性へのアクセスを許可し、か 
つその他の安全でない属性へのアクセスを拒否するには、要塞オブジェクトは常に
-:mod:`rexec` モジュールと共に使われなければなりません。
+.. note::
+
+   このドキュメントは、Bastion モジュールを使用している古いコードを読む際の
+   参照用として残されています。
+
+辞書によると、バスチョン (bastion、要塞) とは、"防衛された領域や地点"、
+または "最後の砦と考えられているもの" であり、オブジェクトの特定の属性への
+アクセスを禁じる方法を提供するこのモジュールにふさわしい名前です。
+制限モード下のプログラムに対して、あるオブジェクトにおける特定の安全な
+属性へのアクセスを許可し、かつその他の安全でない属性へのアクセスを拒否する 
には、
+要塞オブジェクトは常に :mod:`rexec` モジュールと共に使われなければなりませ 
ん。

  .. I'm concerned that the word 'bastion' won't be understood by people
  .. for whom English is a second language, making the module name
@@ -33,21 +36,29 @@

  .. function:: Bastion(object[, filter[, name[, class]]])

-   オブジェクト *object* を保護し、オブジェクトに対する要塞オブジェクトを返 
します。オブジェクトの属性に対するアクセスの試みは全て、 *filter*
-   関数によって認可されなければなりません; アクセスが拒否された場 
合 :exc:`AttributeError` 例外が送出されます。
-
-   *filter* が存在する場合、この関数は属性名を含む文字列を受理し、その属性 
に対するアクセスが許可される場合には真を返さなければなりません;
-   *filter* が偽を返す場合、アクセスは拒否されます。標準のフィルタは、アン 
ダースコア (``'_'``) で始まる全ての\
-   関数に対するアクセスを拒否します。 *name* の値が与えられた場合、要塞オブ 
ジェクトの文字列表現は ``<Bastion for name>`` に\
-   なります; そうでない場合、 ``repr(object)`` が使われます。
-
-   *class* が存在する場合、 :class:`BastionClass` のサブクラスでなくてはな 
りません; 詳細は :file:`bastion.py`
-   のコードを参照してください。稀に :class:`BastionClass` の標準設定を上書 
きする必要ほとんどないはずです。
+   オブジェクト *object* を保護し、オブジェクトに対する要塞オブジェクトを返 
します。
+   オブジェクトの属性に対するアクセスの試みは全て、 *filter*
+   関数によって認可されなければなりません;
+   アクセスが拒否された場合 :exc:`AttributeError` 例外が送出されます。
+
+   *filter* が存在する場合、この関数は属性名を含む文字列を受理し、
+   その属性に対するアクセスが許可される場合には真を返さなければなりません;
+   *filter* が偽を返す場合、アクセスは拒否されます。
+   標準のフィルタは、アンダースコア (``'_'``) で始まる全ての
+   関数に対するアクセスを拒否します。
+   *name* の値が与えられた場合、要塞オブジェクトの文字列表現は
+   ``<Bastion for name>`` になります;
+   そうでない場合、 ``repr(object)`` が使われます。
+
+   *class* が存在する場合、 :class:`BastionClass` のサブクラスでなくてはな 
りません;
+   詳細は :file:`bastion.py` のコードを参照してください。
+   :class:`BastionClass` の標準設定を上書きする必要はほとんどないはずです。


  .. class:: BastionClass(getfunc, name)

-   実際に要塞オブジェクトを実装しているクラスです。このクラス 
は :func:`Bastion` によって使われる標準のクラスです。 *getfunc*
-   引数は関数で、唯一の引数である属性の名前を与えて呼び出した際、制限された 
実行環境に対して、開示すべき属性の値を返します。 *name* は
+   実際に要塞オブジェクトを実装しているクラスです。
+   このクラスは :func:`Bastion` によって使われる標準のクラスです。
+   *getfunc* 引数は関数で、唯一の引数である属性の名前を与えて呼び出した際、
+   制限された実行環境に対して、開示すべき属性の値を返します。 *name* は
     :class:`BastionClass` インスタンスの :func:`repr` を構築するために使われ 
ます。
-

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Revision: e00f54049d
Author: MATSUI Tetsushi <matsu****@gmail*****>
Date: Sat Mar 12 08:33:57 2011
Log: 2.6.6: library/gzip
http://code.google.com/p/python-doc-ja/source/detail?r=e00f54049d

Modified:
  /library/gzip.rst

=======================================
--- /library/gzip.rst	Sat May  8 21:09:20 2010
+++ /library/gzip.rst	Sat Mar 12 08:33:57 2011
@@ -20,7 +20,8 @@
  .. :program:`gzip`\ -format files, automatically compressing or  
decompressing the
  .. data so that it looks like an ordinary file object.

-:mod:`gzip` モジュールは、Pythonのファイルオブジェクトに似 
た :class:`GzipFile` クラスを提供しています。
+:mod:`gzip` モジュールは、Pythonのファイルオブジェクトに似た
+:class:`GzipFile` クラスを提供しています。
  :class:`GzipFile` クラスは :program:`gzip` フォーマットのファイルを読み書き 
します。
  自動的にデータを圧縮・伸張するので、外からは通常のファイルオブジェクトのよ 
うに見えます。

@@ -43,36 +44,53 @@

  .. class:: GzipFile([filename[, mode[, compresslevel[, fileobj]]]])

-   :class:`GzipFile` クラスのコンストラクタです。 :class:`GzipFile` オブジ 
ェクトは :meth:`readinto` と
-   :meth:`truncate` メソッドを除くほとんどのファイルオブジェクトのメソッド 
をシミュレートします。少なくとも *fileobj* および
-   *filename* は有効な値でなければなりません。
-
-   クラスの新しいインスタンスは、 *fileobj* に基づいて作成されます。  
*fileobj* は通常のファイル、 :class:`StringIO`
-   オブジェクト、そしてその他ファイルをシミュレートできるオブジェクトでかま 
いません。値はデフォルトでは None で、ファイルオブジェクトを生成するために
+   :class:`GzipFile` クラスのコンストラクタです。
+   :class:`GzipFile` オブジェクトは :meth:`readinto` と
+   :meth:`truncate` メソッドを除くほとんどのファイルオブジェクトの
+   メソッドをシミュレートします。
+   少なくとも *fileobj* および *filename* は有効な値でなければなりません。
+
+   クラスの新しいインスタンスは、 *fileobj* に基づいて作成されます。
+   *fileobj* は通常のファイル、 :class:`StringIO` オブジェクト、
+   そしてその他ファイルをシミュレートできるオブジェクトでかまいません。
+   値はデフォルトでは None で、ファイルオブジェクトを生成するために
     *filename* を開きます。

-   :program:`gzip` ファイルヘッダ中には、ファイルが解凍されたときの元のファ 
イル名を収めることができますが、 *fileobj* が
-   ``None``  でない場合、引数 *filename* がファイル名として認識できる文字列 
であれば、 *filename*
-   はファイルヘッダに収めるためだけに使われます。そうでない場合(この値はデ 
フォルトでは空文字列です)、元のファイル名はヘッダに収められません。
-
-   *mode* 引数は、ファイルを読み出すのか、書き込むのかによって、  ``'r'``,  
``'rb'``, ``'a'``, ``'ab'``,
-   ``'w'``,  そして ``'wb'``, のいずれかになります。 *fileobj* のファイル 
モードが認識可能な場合、 *mode* はデフォルトで
-   *fileobj* のモードと同じになります。そうでない場合、デフォルトのモード 
は ``'rb'`` です。'b' フラグがついて
-   いなくても、ファイルがバイナリモードで開かれることを保証するために 'b'  
フラグが追加されます。これはプラットフォーム間での移植性のためです。
-
-   *compresslevel* 引数は ``1`` から ``9`` までの整数で、圧縮のレベルを制御 
します。 ``1`` は最も高速で最小限の圧縮しか
-   行いません。 ``9`` は最も低速ですが、最大限の圧縮を行います。デフォルト 
の値は ``9`` です。
-
-   圧縮したデータの後ろにさらに何か追記したい場合もあるの 
で、 :class:`GzipFile` オブジェクトの :meth:`close` メソッド呼び出しは
-   *fileobj* をクローズしません。この機能によって、書き込みのためにオープン 
した :class:`StringIO` オブジェクトを *fileobj*
-   として渡し、( :class:`GzipFile` を :meth:`close` した後に 
) :class:`StringIO` オブジェクトの
-   :meth:`getvalue` メソッドを使って書き込んだデータの入っているメモリバッ 
ファを取得することができます。
-
+   :program:`gzip` ファイルヘッダ中には、
+   ファイルが解凍されたときの元のファイル名を収めることができますが、  
*fileobj* が
+   ``None``  でない場合、引数 *filename* がファイル名として認識できる文字列 
であれば、
+   *filename* はファイルヘッダに収めるためだけに使われます。
+   そうでない場合(この値はデフォルトでは空文字列です)、
+   元のファイル名はヘッダに収められません。
+
+   *mode* 引数は、ファイルを読み出すのか、書き込むのかによって、
+   ``'r'``, ``'rb'``, ``'a'``, ``'ab'``, ``'w'``,  そして ``'wb'``
+   のいずれかになります。
+   *fileobj* のファイルモードが認識可能な場合、 *mode* はデフォルトで
+   *fileobj* のモードと同じになります。
+   そうでない場合、デフォルトのモードは ``'rb'`` です。
+   'b' フラグがついていなくても、ファイルがバイナリモードで開かれることを保 
証するために
+   'b' フラグが追加されます。これはプラットフォーム間での移植性のためです。
+
+   *compresslevel* 引数は ``1`` から ``9`` までの整数で、圧縮のレベルを制御 
します。
+   ``1`` は最も高速で最小限の圧縮しか行いません。
+   ``9`` は最も低速ですが、最大限の圧縮を行います。デフォルトの値は ``9``  
です。
+
+   圧縮したデータの後ろにさらに何か追記したい場合もあるので、
+   :class:`GzipFile` オブジェクトの :meth:`close` メソッド呼び出しは
+   *fileobj* をクローズしません。
+   この機能によって、書き込みのためにオープンした :class:`StringIO` オブジ 
ェクトを
+   *fileobj* として渡し、(:class:`GzipFile` を :meth:`close` した後に)
+   :class:`StringIO` オブジェクトの :meth:`getvalue` メソッドを使って
+   書き込んだデータの入っているメモリバッファを取得することができます。
+
+   :class:`GzipFile` はイテレーションをサポートします。

  .. function:: open(filename[, mode[, compresslevel]])

-   ``GzipFile(filename,`` ``mode,`` ``compresslevel)`` の短縮形です。引数  
*filename*
-   は必須です。デフォルトで *mode* は ``'rb'`` に、 *compresslevel* は  
``9`` に設定されています。
+   ``GzipFile(filename,`` ``mode,`` ``compresslevel)`` の短縮形です。
+   引数 *filename* は必須です。
+   デフォルトで *mode* は ``'rb'`` に、 *compresslevel* は ``9`` に設定され 
ています。


  .. _gzip-usage-examples:




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