フィギュアのIDの指定方法や確認方法が分かりにくい
問題点への対策として、下記の修正を行いました。修正したソースコードは CVS にコミット済みです。
・フィギュアIDの指定は数値の直接入力ではなく、コンボボックスで行うようにしました。コンボボックスには候補として、現存するフィギュアのIDを全て表示します。また、データ追加に伴ってフィギュアを新たに作成する場合に対応した、IDの候補を一つだけ表示します。その候補については、数字の後ろに「New」という文字列を付加します。
・フィギュアをマウスで右クリックして表示するポップアップメニューの最上段に、フィギュアのIDを表示するようにしました。これにより、簡単にフィギュアのIDを知ることが出来ます。
データを追加する際に用いるウィザードダイアログを更に改良しました。
データを追加するときにフィギュアを新たに作成してそこに追加するか、既存のフィギュアに追加するかをラジオボタンで選択出来るようにしました。 既存のフィギュアに追加するという選択をした場合のみ、フィギュアIDをコンボボックスで選択できるようにしました。
修正したソースコードは CVS にコミット済みです。
バージョン 2.0.0 のリリースに伴い close します。
メニューコマンドやツールバーのボタンによってデータを追加しようとするとき、フィギュアのIDを入力するウィザードダイアログが表示される。ユーザーはここで数値入力によってフィギュアIDを指定して、そのIDを持つフィギュアにデータを追加するか、それが存在しない場合には新しいフィギュアを作成してそれにデータを追加させることが出来る。
しかし、この方式には以下のような問題点がある。
・フィギュアIDとしてどのような値を指定すれば良いのか、ユーザーには良く分からない。
・入力値チェックが甘く、正の数値と判断されればそれをフィギュアIDとして許可してしまう。IDと言えば0か1から始まる連番のイメージがあるが、遥かに大きな適当な値を入れても許可してしまう。また、整数ではない数値でさえ許可してしまう。
・フィギュアIDを指定して新たなフィギュアが作成された場合、そのIDを確認する方法が Properties メニュー以外に無い。しかも、分かりにくい。
以上の問題点を解決するために、フィギュアIDの指定方法および確認方法の新しい仕組みを用意する。