[Scim-imengine-dev 762] skkserv is now available on scim-skk

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Jun Mukai mukai****@jmuk*****
2005年 11月 10日 (木) 02:54:16 JST


向井です。

scim-skk で skkserv への接続が可能になりました。既存の設定からは、その
まま移行が可能なはずです。 scim-setup による設定モジュールも書き直しが
完了しています。

で、申し訳ないのですが、さっそく skim-scim-skk でも該当の箇所を書換え
る必要が出てきました。よろしくおねがいします。


変更後の設定ファイルの形式は以下のようになります。

変更前では、 /IMEngine/SKK/SysDict は、辞書ファイルのパスを保存する文
字列でした。変更後は文字列リストになります。各要素は、

- DictFile:辞書ファイルのパス
- SKKServ:ホスト名:ポート番号

のどちらかの形式を取ります。たとえば、
/IMEngine/SKK/SysDict = DictFile:/usr/share/skk/SKK-JISYO.L,SKKServ:localhost:1178
のように。

ただ、辞書のタイプの箇所は省略してもよく、その場合は DictFile と見做し
ます。また、ただの文字列は要素数1の文字列リストと解釈されるため、変更
前の設定のように、
/IMengine/SKK/SysDict = /usr/share/skk/SKK-JISYO.L
という場合でも、1要素の DictFile:... と見做すため、期待される挙動は変
わりません。


ただ、現在の scim-setup ではダイアログを使っているのですが、よく考えた
ら「辞書関係」のタブは非常に広いので、ダイアログを使わずにここにそのま
ま貼り付けるように変更することを予定しています。
そのため、 setup モジュールの UI は変更されるかもしれません。

また、いくつかのテキストは翻訳をしていません。


mecab-skkserv のことを考えると、「この辞書から取り出されたエントリは学
習しない」といったフラグもあった方がいいかもしれませんが、今のところは
ありません。
したがって、どんなエントリでも確定したらユーザ辞書に書き出されるので、 
mecab-skkserv などを使う場合はご注意ください。


とりあえず以上です。




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