[Scim-imengine-dev 1082] scim-anthyの親指シフト入力がおかしくなります

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Noriyoshi TANAKA tanak****@abeam*****
2006年 5月 2日 (火) 01:08:32 JST


scim-1.4.4
skim-1.4.4
scim-anthy-1.0.0
anthy-7500b
を利用しています。

主要な環境は
Linux-2.6.16.9
glibc-2.3.5
gcc-3.4.5
Xorg-6.9.0
QT-3.3.4
KDE-3.5.2
glib-2.10.2
gtk+-2.8.17
です。

左親指シフトは「無変換」、右親指シフトは「変換」に割り当てています。

OpenOffice-2.0.2で、変換後の最初の入力が同時打鍵の場合、妙な現象が生じます。

例えば、「利害関係を持った」という文字列を入力するとします。
まず「りがいかんけいを」まで入力してスペースを押し、変換します。
当然、「利害関係を」と表示されます。
ここで「も」(左親指+G)を入力すると、「利害関係をも害関係を」となります。
「も害関係を」に未確定であることを示す下線がつき、「害」は白黒反転状態です。
ただ、「害関係を」の部分を変更することはできません。

入力を継続すると、未確定文字列が「もった害関係を」となります。

ここでスペースを押すと、「持った害関係を」になります。
しかし、確定させると「害関係を持った」になってしまいます。
つまり、最終的に「利害関係を害関係を持った」となってしまうのです。

「もった害関係を」の段階で、スペースを押さず、リターンで確定すると、 
「もった害関係を」と確定します。
今度は「利害関係をもった害関係を」となります。

この現象は、変換をリターンで確定させれば生じません。
つまり「りがいかんけいを」、スペース、リターン、「もった」という順に入力 
すれば発生しない、ということです。

また、私は通常
export XMODIFIERS=@im=SCIM
export GTK_IM_MODULE=scim
export QT_IM_MODULE=scim
としていますが、この環境だと、Firefox、Tunderbirdで上記の症状は発生しま 
せん。

これを
export XMODIFIERS=@im=SCIM
export GTK_IM_MODULE=xim
export QT_IM_MODULE=xim
とすると、Firefox、Thunderbirdでも類似の症状が発生します。
類似であって、同一ではありません。
未確定文字列の最後尾にゴミがつく症状は発生しますが、確定させるとゴミが消 
えます。

以上が再現可能な症状です。



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