[T-struts-dev 78] Re: 現状のタスクの補足情報

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Masanori Takata m4-ta****@nri*****
2004年 2月 19日 (木) 13:11:25 JST


高田です。

> 現状のタスクと進捗、
> それぞれについての方針が決まっているか否かの情報です。
> 私の認識を書きますので、間違ってたら修正してください>高田さん、松野さん
> ========== よくわからないもの ==========
> ■Nimbusのログサービス利用(高田さん)
> 終わっているはずだけど、T-Strutsのサービス定義ファイルに反映してくれて
> いない?

サービス定義ファイルには、反映しています。
ただ、ちょっと定義が一部間違っていたため、エラーが出てました。
その点については、修正しました。

NimbusのCommons Loggingを使うためには、もう1つ、commons-logging.properties
が必要になります。
Jakarta Commons LoggingのLogFactoryインスタンスは、ログ出力クライアントの
スレッドに関連付けられたクラスローダ単位に生成されます。
そのため、クラスローダ単位に、commons-logging.propertiesが必要となります。

T-Strutsでは、Struts及びT-Struts自身がJakarta Commons Loggingを使っており、
その部分をNimbusのCommons Loggingに置き換える必要があります。
従って、Struts及びT-Strutsのクラスをロードするクラスローダに、Nimbusの
Commons Loggingを使うcommons-logging.propertiesをロードさせる必要があります。

ただ、Struts及びT-StrutsのJarファイルは、Warの外側に置く場合が通常だと思います。
例えば、JBossなら、server/default/libにJarファイルを置くでしょう。
では、commons-logging.propertiesも、server/default/libに。。。となりそうですが、
その必要はないようです。
Struts及びT-Strutsのクラスをロードするクラスローダは、WARファイルをロードする
クラスローダが行うようです。JBossの場合は、ですが。
ですから、WARファイルの中にcommons-logging.propertiesを置けば、OKのようです。
但し、複数の異なるWARファイルをデプロイしても、Struts及びT-Strutsのクラスは、
server/default/libに置かれてるため一度しかロードされません。そのため、最初に
それらのクラスをロードしたWARファイル内のcommons-logging.propertiesが有効に
なると思われます。(試してませんが。。。)
Struts及びT-StrutsのJarファイルを複数のWARが共通して使うlibのような場所に
置く以上は、この問題は避けられないと思います。

以上。




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