Toshiharu Harada
harad****@gmail*****
2007年 7月 15日 (日) 22:16:46 JST
半田さん、 Subversionのインストールと使い方を説明しただけでは、協同して作業を するのに十分ではありません。SourceForge.jpではコミットのメールが 飛ばないという仕様(制限)もあり、それを考慮した運用の整理が 不可欠です。 運用のルールについて、半田さんのほうで案を作ってもらえませんか? 案はメールかWikiで話し合ってフィックスしましょう。それから 実際の運用を始めましょう。レポジトリの構造(構成)やその他の 課題(これまでの運用からの移行に際して)があれば、 それらも共有してください。 ルールと利用方法は最終的には、Wiki (Develop)に掲載 してください。 質問されている内容について本文中で回答します。 07/07/15 に Tetsuo Handa<from-****@i-lov*****> さんは書きました: > > 熊猫です。 > > > 半田さんが「限られている(できない)」と思った瞬間に開発への参加は > > 絶たれてしまいます。できる人はいるかもしれないし、少なくとも > > dev-mlの人たちはそれをしたいと言って集まってきてくれたのです。 > > trunkで最新のソースを共有し、参照、議論できる環境を > > 作らない理由は思い当たりませんし、私の意見としてはそれが > > 協同開発の最短の道です。 > > では、できることを信じて、 subversion レポジトリを構築することにします。 > > YLUG の時に「OSSなのにレポジトリを公開(共有)できない」という問題提起をして、 > その後、原田さんと話し合った結果、「リリースするには決裁が必要だが、 > レポジトリにアップロードするだけなら決裁をせずに行って構わないと思う」という > 結論になったので、それ以来、常に最新版を subversion にアップロードしています。 > ですので、 tomoyo プロジェクトのメンバーであれば誰でも最新版を編集できる状態になっています。 > (リリースするのに決裁が必要だというルールは技術開発本部に異動した現在でも続いており、 > 毎日のように決裁を起案するわけにも行かないので、リリース間隔は最低1ヶ月程度空けるようにしています。 > 先日の 1.4.2 は 1.4.1 のバグフィックスのみでしたが決裁手続きは必要であり、 > この運用規則に従うと(たとえ今すぐにバグが見つかったとしても) 1.4.3 を > 今すぐリリースすることができないということになってしまうと思います。この点をどうしますか?>原田さん) リリースについて決裁が必要というのは、会社のルールなので、 不満かもしれませんが、受け入れてください。バグフィックスに ついては、フィックスがtrunkに入った状態でリリース用の枝を 固定すれば、決裁を待たずに修正を導入することができますから、 そのような運用をしたいと思います。1.4.2は決裁が終わって いるのに半田さんのほうでリリース日を7月13日まで のばしていますが、今後はそのようなことは控えて欲しいと 思います。 > subversion は > # yum install subversion > または > # apt-get install subversion > でインストールできるはずです。 > > インストールすると /usr/bin/svn というコマンドが使えるようになります。 > > svn.sourceforge.jp への接続には shell.sourceforge.jp と同じように > 公開鍵認証を使う必要があります。既にバイナリカーネルパッケージを > アップロードしたことのある人は公開鍵認証の設定も済んでいるはずです。 > まだ設定されていない場合は > http://lists.sourceforge.jp/mailman/archives/tomoyo-dev/2007-May/000143.html > を参照ください。 > > TOMOYO のレポジトリをインストールするには、 > > $ svn checkout svn+ssh://sourceforge.jpでのユーザ名@svn.sourceforge.jp/svnroot/tomoyo > > を実行します。すると、カレントディレクトリに tomoyo というディレクトリが作成され、 > その中に trunk tags などのサブディレクトリが作成されます。 > ホームディレクトリの下に例えば SVN というディレクトリを作成し、 > cd ~/SVN/ で移動してから svn checkout をすると良いと思います。 > そのようにした場合、次回からは ~/SVN/tomoyo/ ディレクトリで svn コマンドを実行することになります。 > > インストール操作は最初の1回だけ必要です。次回からはアップデートという操作を行います。 > > カーネルパッチの最新版は ~/SVN/tomoyo/trunk/ccs-patch/ ディレクトリ以下に、 > CUI ツールの最新版は ~/SVN/tomoyo/trunk/ccs-tools/ ディレクトリ以下に置かれます。 > (ところで、 TOMOYO 2.0 と GUI エディタを subversion に置くという話はどうなっています?>武田さん、平坂さん) 運用を開始してからrepositoryを動かすと混乱しますから、前述の ように構成を整理しましょう。他にも懸案、課題があれば 教えてください。 > レポジトリの最新版の内容にアップデートするには(例えば ~/SVN/tomoyo/ ディレクトリへ移動してから) > $ svn update > を実行してください。 > その後、ファイルに変更を加えてください。 > 変更を加えおわったら、後述するコミット処理を行ってください。 > > ファイルを追加するには(例えば ~/SVN/tomoyo/ ディレクトリへ移動してから) > $ svn add 追加するファイルへのパス名 > を実行してください。 > ファイルを追加しおわったら、後述するコミット処理を行ってください。 > > ファイルを削除するには(例えば ~/SVN/tomoyo/ ディレクトリへ移動してから) > $ svn delete 削除するファイルへのパス名 > を実行してください。 > ファイルを削除しおわったら、後述するコミット処理を行ってください。 > > 変更内容はコミット処理を行わないとレポジトリに反映されません。 > 変更内容をレポジトリに反映するには(例えば ~/SVN/tomoyo/ ディレクトリへ移動してから) > $ svn commit -m "コミットメッセージ" > を実行してください。コミットメッセージは空っぽでもOKです。 > > これだけ知っていれば事足ります。 協同作業の手順とは別にリリースの枝を作る手順が必要です。 リリースまで含めて早めに整理し、運用を開始したいですね。 -- Toshiharu Harada harad****@gmail*****