Tetsuo Handa
from-****@I-lov*****
2007年 7月 30日 (月) 21:45:44 JST
TOMOYO Linux のバージョン番号の付与規則についてです。 現在(といっても 1.4.1 以降ですが)は、 1.4.x のようにバージョン番号を付与しており、 1.4 が機能番号、 .x がバグフィックス番号を表しています。 しかし、ディストリビュータのカーネルやバニラカーネルがバージョンアップしても TOMOYO としてのバージョンは 1.4.2 のままとしているため、 「機能の変更でもバグフィックスでもない場合には TOMOYO としてのバージョン番号は そのままとする」という提案を開発会議で行いました。 それに対し、「ディストリビュータのカーネルやバニラカーネルが バージョンアップした場合には、 1.4.2-pl001 1.4.2-pl002 のように patch level 番号を付与してはどうか」という提案がありました。 そこで、「1.4.2-pl001」という形式でバージョン番号を付与する場合について相談です。 (1) fs/ccs_common.c 中のバージョン表示を現在の printk("TOMOYO: 1.4.2 2007/07/13\n"); から printk("TOMOYO: 1.4.2pl001 2007/XX/XX\n"); のように pl 番号を含めるのでしょうか? ( pl 番号を含めると fs/ccs_common.c が毎回更新されることになってしまいます。 誤って古い pl 番号でコミットしてしまうミスが続発しそうです。) (2) 全ディストリビューションで同じソースコードを使うように 開発しているので、この規則に従うと kernel-2.6.21-1.3128.fc7_tomoyo_1.4.2-pl001 kernel-2.6.22.1-27.fc7_tomoyo_1.4.2-pl002 linux-image-2.6.18-12etch1_tomoyo_1.4.2-pl003 linux-image-2.6.18-12etch2_tomoyo_1.4.2-pl004 kernel-2.6.22.1-33.fc7_tomoyo_1.4.2-pl005 のように(個々のディストリビューションだけを見ると) pl 番号が不連続になりますが、 不連続になっても構わないのでしょうか? (3) rpm の場合は spec ファイルの中でパッチファイルの所在を指定する必要があります。 ファイル名が ccs-patch-1.4.2-pl001.tar.gz のような規則だと 何れか1つのカーネルがアップデートされた場合に、 それに同期して全ての rpm ディストリビューションの spec ファイルの内容を 更新しなければいけなくなりますが、それで構わないのでしょうか? (4) バグフィックスや機能追加を反映させる手間が増えてしまいますが、 pl 番号を連続したものにするために ディストリビューション毎にソースを分けて管理するのはどうでしょうか? (5) pl 番号として subversion のコミット番号を使うのはどうでしょうか?