[Tomoyo-dev 1100] Re: パッケージングにおけるLSM版・非LSM版の共存

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Toshiharu Harada harad****@gmail*****
2009年 6月 14日 (日) 08:26:45 JST


hitoさん、

hito wrote:
> 2.6.30でMainlineに無事に入ったわけですが、ここからユーザランドを
> ディストリビューションごとに整備してもらう、という作業が必要になります。
> 
> Ubuntu 9.10の最新状態でLSM版を試そうとして驚愕したのですが、
> 早めに手当が必要そうなところが2箇所あります。
> 
> 「そもそもどーすべきよ?」的なことを(主に原田さんに)考えて頂く必要が
> あると思うので、とりあえず問題だけ投下してみます。

「そもそもどーすべき」について私の考えは明確なので、
ccstoolsをメインライン版とそれ以外に分けるべきだと思います。
しかし、過去を振り返ると、この考えは多分半田さんの考えとは
違っている可能性があります。

半田さんは先週金曜日から東京を離れており、メールもネットも
使えていないので、月曜日に半田さんの意見を聞いた上で、
可能であればface to faceでお話させていただければと思います。

> 1) tomoyo-ccstoolsの「使い方」の差
> 
> ----------
> 問題
> ----------
> 
> ・tomoyo-ccstoolsをインストールしようとすると、なぜか20MBばかり
>  ダウンロードが必要。
> 
> ・これは、↓みたいに非LSM版前提でRecommendsにlinux-patch-tomoyoが
>  転がっているため。
> $ apt-cache show tomoyo-ccstools |grep Recommends:
> Recommends: linux-patch-tomoyo
> 
> ・LSM版だと要らない上、これから行うArmel版向けのロビー活動に対して
>  割と困った感じ。
> 
> という感じです。
> 
> ----------
> 対処
> ----------
> 
> 考え方は2つあって、
> 
>  a) 不要なので捨てる(Suggestsまで落とす)。
>  b) Recommendsなのは事実なので残しておく。
> 
> さらにこれを、
> 
>  i) Debianでやってしまう
>  ii) Ubuntuで独自パッチする
> 
> という選択肢があります。
> 
> ----------
> タスク?
> ----------
> 
> ・他の2.6.30を採用しそうなディストリビューションではどんな感じでしょうか?
> ・これはどうしたら良いでしょうか?
> 
> 「これどうする」のデフォルトは、
> 「sidが2.6.30を採用し、かつCONFIG_SECURITY_TOMOYO=yになったら
> Suggestsまで落としてもらう。それがUbuntu 9.10のリリースまでに
> 行われない場合に備えて、Ubuntuでは独自にLSM版向けに合わせ込んでおく」です。
> 
> =============================================================
> 2) tomoyo-ccstoolsのREADMEファイルが非LSM版向け
> 
> ----------
> 問題
> ----------
> 
> Debian, Ubuntuでは /usr/share/doc/tomoyo-ccstools/README.ccs.gz
> にインストールされるのですが、こいつは
> 
> | This package contains userland programs
> | for TOMOYO Linux version 1.6.8 .
> | This package is released under the GPLv2.
> 
> とか書いてある状態です。実はSourceforgeで配っているccstoolsの
> READMEは、現在でも上記のようなことが書いてあります(いやーん)。
> 
> ----------
> おねがい
> ----------
> 
> ・ccstoolsのドキュメントのアップデートきぼんぬ。

--
原田季栄
harad****@gmail*****




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