雲雀 路朗
hibar****@nttco*****
2011年 11月 11日 (金) 14:26:14 JST
雲雀です v3.0.1で、これまでに出ていたいくつかのバグを 修正したコードを、asyncというブランチにコミットしました。 大まかな修正内容は、以下の通りです。 1.l7directordが停止できなくなる問題を修正 v3.0.1ではリアルサーバへ接続時のconnect()など、 通信処理の各所で、処理をブロックしてしまう メソッドが利用されていたため、connect()中に l7directord stop を実行すると処理が固まって しまうことがあった。 今回コミットしたソースでは、 connect => async_connect など各所の通信処理 を非同期にしている。 #tcp_session.cppに大幅な変更が加わっています。 2.RHEL6でSSL通信(UM終端)を行うとコアダンプする SSLのhandshake、read、write、shutdownについて、排他制御 が不十分だった部分を修正。 SSLキャッシュのクリア処理を修正。 3.冗長化構成時、SSL通信時のフェイルオーバ後にスループットが定期的に低 下する 1、2の修正を行ったところ、上記問題は解消された。 先日、竹林さんにコミットしていただいた、license-fixと あわせて、develにマージし、11月末辺りにv3.0.2として リリースできればいいな〜と思ってます。 v3.0.1ではRHEL6で猿が大暴れしてましたが、上記asyncでは 割とおとなしくなっております。 ひとまず、お手すきの際にでも色々つついて頂いて、 コメント等いただければと思います。 以上、よろしくお願いいたします。 -- ============================================== NTTコムウェア株式会社 品質生産性技術本部 技術SE部 基盤ソフトSE・OSS部門 雲雀 路朗(ひばり みちろう) E-Mail:hibar****@nttco***** TEL:043-211-2452 ==============================================