[Ultramonkey-l7-develop 738] UltraMonkey-L7 v3.0.2 のリリース準備について

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雲雀 路朗 hibar****@nttco*****
2011年 11月 11日 (金) 14:26:14 JST


雲雀です

v3.0.1で、これまでに出ていたいくつかのバグを
修正したコードを、asyncというブランチにコミットしました。

大まかな修正内容は、以下の通りです。

1.l7directordが停止できなくなる問題を修正
v3.0.1ではリアルサーバへ接続時のconnect()など、
通信処理の各所で、処理をブロックしてしまう
メソッドが利用されていたため、connect()中に
l7directord stop を実行すると処理が固まって
しまうことがあった。

今回コミットしたソースでは、
connect => async_connect など各所の通信処理
を非同期にしている。
#tcp_session.cppに大幅な変更が加わっています。


2.RHEL6でSSL通信(UM終端)を行うとコアダンプする
SSLのhandshake、read、write、shutdownについて、排他制御
が不十分だった部分を修正。
SSLキャッシュのクリア処理を修正。

3.冗長化構成時、SSL通信時のフェイルオーバ後にスループットが定期的に低
下する
1、2の修正を行ったところ、上記問題は解消された。


先日、竹林さんにコミットしていただいた、license-fixと
あわせて、develにマージし、11月末辺りにv3.0.2として
リリースできればいいな〜と思ってます。

v3.0.1ではRHEL6で猿が大暴れしてましたが、上記asyncでは
割とおとなしくなっております。
ひとまず、お手すきの際にでも色々つついて頂いて、
コメント等いただければと思います。

以上、よろしくお願いいたします。

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NTTコムウェア株式会社
品質生産性技術本部 技術SE部 基盤ソフトSE・OSS部門
雲雀 路朗(ひばり みちろう)
E-Mail:hibar****@nttco*****
TEL:043-211-2452
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