[Ultramonkey-l7-users 169] Re: [Ultramonkey-l7-develop 300] Re: Re: Re: sslproxy が動きません

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Hideaki Kondo kondo****@oss*****
2009年 1月 29日 (木) 17:39:47 JST


森下様
(Cc:関係各位)

近藤です。
お疲れ様です。

早々にご教示いただき有難うございました。
以下の件、了解しました。

森下さんの補足を踏まえ、"SSL_VERIFY_CLIENT_ONCE"
パラメータについて、以下の説明を管理マニュアル(5.2節)
に追記しておきました。

--
"SSL_VERIFY_PEER"を併用設定している場合に、最初の
SSLハンドシェイクではクライアント証明書提示を求めるが、
再度ネゴシエーションが行われている場合には、証明書を
要求しない。(※但し、動作検証未実施)
--

http://sourceforge.jp/projects/ultramonkey-l7/document/SSLProxy_admin_manual_v1.2/ja/7/SSLProxy_admin_manual_v1.2.txt

以上よろしくお願い致します。


On Thu, 29 Jan 2009 15:09:26 +0900
森下徹 <moris****@nttco*****> wrote:

> 近藤様
> 関係各位
> 
> 森下です。お疲れ様です。
> 
> まず、大前提としてsslproxy設定ファイルの
> verify_options、ssloptions、cipher_listなどで
> 指定するパラメータ値は、OpenSSLライブラリのIFで
> 指定するものに、値(define値など)や名称を
> 準拠させております。
> なので、各パラメータの詳細はOpenSSLライブラリの
> マニュアル等でも確認していただくことができるかと
> 思います。
> 
> 近藤様の質問ですが、
> 「クライアント証明書の検証」に直接関わるパラメータ
> については、verify_optionsの4つでOKです。
> (もちろん、クライアント証明書検証以外のパラメータ
> もクライアントからの接続可否に関わりますが。。。)
> 
> verify_optionsのSSL_VERIFY_CLIENT_ONCEですが、
> クライアント証明書の検証方法を指定するOpenSSLの関数
> SSL_CTX_set_verifyで、指定するオプションに該当し、
> 設定している場合は、
> 
> SSL_VERIFY_PEERを併用設定している場合(クライアントに
> 証明書提示を要求する設定)に、最初のハンドシェイクでは
> 証明書提示を求めるが、ネゴシエーションが再度が行われて
> いる場合には、証明書を要求しない。
> 
> という動作になります。
> 
> ただし、今回の開発ではSSL_VERIFY_CLIENT_ONCE設定に
> ついては、対象外としており、動作検証までは行って
> おりません。
> (そのため、管理マニュアルの記述を割愛していました)
> 
> #もしかしたら、動作するかもしれませんが、設定して、
> #立ち上がることぐらいまでしか確認していません。
> 
> 以上、よろしくお願いいたします。
> 
> Hideaki Kondo さんは書きました:
> > 森下さま
> > (Cc:関係各位)
> > 
> > 近藤です。
> > お疲れ様です。
> > 
> > 今回の件に関連して、個人的にこれまでクライアント証明書
> > 要求なしの条件でsslproxy動作チェックしていたところがあり、
> > 便乗ですみませんが、少し追加確認させて下さい。
> > 
> > [ 確認事項 ]
> > 
> > ・sslproxy設定ファイル(sslproxy.<target_id>.cf)の
> >  パラメータの中で、クライアント証明書要求有無に関連して
> >  直接考慮すべきパラメータは、以下であると認識しておりますが、
> >  "SSL_VERIFY_CLIENT_ONCE" について管理マニュアル上で
> >  箇条書き説明が漏れておりました。
> > 
> > verify_options = "SSL_VERIFY_NONE"
> > verify_options = "SSL_VERIFY_PEER"
> > verify_options = "SSL_VERIFY_FAIL_IF_NO_PEER_CERT"
> > verify_options = "SSL_VERIFY_CLIENT_ONCE"
> > 
> >  "SSL_VERIFY_CLIENT_ONCE"パラメータについても、説明を追記
> >  しておきたいですので、ML関係者間の情報共有の意味も含めて
> >  ご教示いただけないでしょうか。
> >  Google等で調べて大よそ理解できましたが、念のため、
> >  主開発者である森下さんより補足いただけますと有り難いです。
> > 
> > 以上、お手数をおかけしますが、よろしくお願い致します。
> > 
> > 
> > On Wed, 28 Jan 2009 17:58:04 +0900
> > 森下徹 <moris****@nttco*****> wrote:
> > 
> >> 竹林様
> >> 関係各位
> >>
> >> 森下です。お疲れ様です。
> >>
> >> サンプル作成時は、デフォルトからクライアント証明書の
> >> 検証をしないのはどうか、と思い、サンプルでは有効、
> >> 立ち上げ確認時は、コメントアウトという形にして
> >> おりました。
> >>
> >> 竹林様、近藤様の指摘どおり、
> >> 「インストールしてほぼそのまま上がる」方が
> >> よさそうですね。SSL_VERIFY_NONEのみとするのに
> >> 賛成いたします。
> >>
> >> ちなみに、
> >>>>   ちなみに sourceforge 上の管理マニュアルにあるサンプルでは
> >>>> NONE 以外がコメントアウトされた状態ですが,tar 玉や rpm の中のサンプルは
> >>>> すべて有効になっています.
> >> というのは、verify_options以外も全てでしょうか?
> >>
> >> 接続できないということはないと思いますが、
> >> ssl_optionも、全て有効化はしないほうがよいように
> >> 思います。
> >>
> >> 以上、よろしくお願いいたします。
> >>
> >> Hideaki Kondo さんは書きました:
> >>> 竹林さま、各位
> >>>
> >>> 近藤です。
> >>> お疲れ様です。
> >>>
> >>>>   ちなみに sourceforge 上の管理マニュアルにあるサンプルでは
> >>>> NONE 以外がコメントアウトされた状態ですが,tar 玉や rpm の中のサンプルは
> >>>> すべて有効になっています.
> >>>>
> >>>>   どちらかに合わせる必要があると考えますが,検討して頂けますか.
> >>> 現在のところ、インストールマニュアルの「2.1 sslproxyの
> >>> インストール」には、以下の通り説明がなされている状況です。
> >>>
> >>> -----
> >>> #verify_options = "SSL_VERIFY_PEER"
> >>> #verify_options = "SSL_VERIFY_FAIL_IF_NO_PEER_CERT"
> >>> をコメントアウトして、SSL_VERIFY_NONEのみ有効にする。
> >>> (動作確認のため、クライアント証明書の検証を省略する設定)
> >>> -----
> >>>
> >>> 従いまして、提供情報として食い違っているとまではいかない
> >>> 状況ですが、rpmパッケージも含めて考えますと、上記を確認し
> >>> 忘れて、今回と同様な指摘を受ける可能性がありますね。
> >>>
> >>>
> >>>>   竹林個人としては,VERIFY_NONE のみが生かされた状態で
> >>>> サンプルを配布する(管理マニュアルにあわせる)ほうが良いかと考えます.
> >>>> # とりあえずインストールしただけで立ち上げられる,という意味で
> >>> 本件について今回行き違い等があったこから、(上記インストール
> >>> マニュアルの記載は、ユーザに対して補足情報になるのでそのまま
> >>> 残しておき、)次回リリース時には、パッケージに含める設定サンプルは、
> >>> 上記コメントアウトを反映した内容とすることで、近藤も賛成です。
> >>>
> >>> 以上よろしくお願い致します。
> >>>
> > 
> > --
> > Hideaki Kondo

--
Hideaki Kondo(近藤 秀明)





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