Shinya TAKEBAYASHI
takeb****@oss*****
2009年 7月 9日 (木) 20:14:39 JST
前野 さま 竹林です. > Active-Standby以外に、Active-Activeは可能でしょうか? Active-Active 構成とは下記の構成と考えていますが,よろしいでしょうか. 一言で言えば,「たすき掛け」の構成です. (1) 通常運用時 ・LB-1: 仮想サービス(1)が立ち上がっている ・LB-2: 仮想サービス(2)が立ち上がっている (2) LB-1 故障時 ・LB-1: ダウン ・LB-2: 仮想サービス(1)と仮想サービス(2)が立ち上がっている (3) LB-2 故障時 ・LB-1: 仮想サービス(1)と仮想サービス(2)が立ち上がっている ・LB-2: ダウン > また、UltraMonkey(L4)では複数の複数のActiveノードに対応しているようですが、 > 複数Activeノード+ 1Standbyノード、または3ノード以上のActive-Activeに対応してい > ますでしょうか? Heartbeat バージョン 2 を使用する事で,N-Act,N+1 の構成で 構築することも可能であると考えます. # ちなみに L4 で使用しているのは Hearbeat バージョン 1 です ただし,Heartbeat の設定が煩雑になることや,UltraMonkey-L7 の 動作を監視する RA(Resource Agent)の改造が必要になりますし, 検証したことがないため,確実に「大丈夫」とは言えない状況です. おそらくは下記の対処で可能です. (1) l7directord 用の RA を改造する ultramonkey-l7-hbra_hb2.1.4.tar.gz の中の L7directord(RA)の monitor をしている関数で,ps コマンドを発行したときの出力に grep をかけてプロセス数が 1 つであることを確認しています. N-Act になるとプロセス数が複数になるので,この部分を修正する 必要があります. また,start の関数の中で,l7directord に仮想サービス個別の 設定ファイルを指定して起動するように修正する必要があります. (2) Heartbeat の設定 cib.xml の中で仮想サービス事に ResourceGroup を作って それぞれ constraints のところで,各 ResourceGroup と ノードとの括り付けを行う必要があります. 手元に試せる環境がないので曖昧な回答になってしまいますが, ご確認をお願い致します. ----------------------------------------------------------- Shinya TAKEBAYASHI E-mail: takeb****@oss***** GPG ID: 395EFCE8 GPG FP: 58B2 B5D0 A692 1BD8 328B E31E E027 AC35 395E FCE8 -----------------------------------------------------------