雲雀 路朗
hibar****@nttco*****
2011年 10月 14日 (金) 12:04:50 JST
酒井様 雲雀です。 maxconn < session_thread_pool_size となるように 設定する必要があります。 maxconnを1000に設定したい場合はsession_thread_pool_sizeは 1000以上とすることで、期待する動作になるかと思います。 じゃあ、maxconnで上限設定しないで、最初からsession_thread_pool_size だけ設定すればOKなのでは?と感じるかもしれませんので、以下、細かい話 ですが、参考までに。 session_thread_pool_sizeは通信処理を行うスレッド数の 設定値となります。 スレッドの動作はざっくり、以下の動作になります。 1. スレッドを起動する 2.クライアントからの接続受付 3.振り分け先のリアルサーバを選択 4. リアルサーバに接続 5.クライアント・リアルサーバ間の通信処理 6.クライアント・リアルサーバとの通信終了 7.スレッドを待機状態にする 上記処理の中で、"4〜6の処理を行っているスレッド数=ActiveConn" です。 通信処理以外の1〜3、7の処理も並列で実行しているほうがパフォーマンス がよくなると思いますので、maxconnより少し多めの値を session_thread_pool_sizeに設定しておくことをお勧めします。 あと、複数のVirtualServiceを登録する際に、session_thread_pool_sizeは すべてのVirtualServiceで同じ値になります。 VirtualServiceごとに異なる最大同時接続数を設けたい場合はmaxconnオプショ ンを設定するのが便利です。 (2011/10/14 11:20), 酒井 聡司 wrote: > こんにちは。酒井と申します。 > Ultramonkey-L7に対して、負荷試験を実施しています。 > 同時接続数を50で実施しl7vsadmで確認すると > ActiveConnの合計が最大32までになってしまいます。 > > 同時接続数を100,200にしても結果は同じです。 > 以下2点を変更して試してみましたが、接続合計数32のままでした。 > > --- l7directord.cf --- > virtual = 以下の箇所 > maxconn = 1000 ←0,1000に変更 > > --- l7vs.cf --- > session_thread_pool_size = 32 ←1〜256まで変更 > > この他に関わる設定箇所はありますか? > > 負荷ツールはJmeterとApache Benchで検証しています。 > Ultramonkey-l7は3.0.1、CentOS5.5を使用しています。 > > よろしくお願いいたします。 > > _______________________________________________ > Ultramonkey-l7-users mailing list > Ultra****@lists***** > http://lists.sourceforge.jp/mailman/listinfo/ultramonkey-l7-users > > -- ============================================== NTTコムウェア株式会社 品質生産性技術本部 技術SE部 基盤ソフトSE・OSS部門 雲雀 路朗(ひばり みちろう) E-Mail:hibar****@nttco***** TEL:043-211-2452 ==============================================