飯塚 俊光
iizuk****@cosmo*****
2007年 5月 22日 (火) 19:43:38 JST
黒澤さん 飯塚です。 ありがとうございます。 >もしそうなら,リアルサーバ側で iptables を使って TCP の MSS を小 >さくしてしまえば問題を回避できそうです. 黒澤のご指摘のとおり、リアルサーバ側でiptablesを使ってTCPのMSSを 小さくしたところ、以前問題が発生していた環境で発生しなくなりました。 大変助かりました。 -----Original Message----- From: KUROSAWA Takahiro [mailto:kuros****@valin*****] Sent: Monday, May 21, 2007 4:36 PM To: 飯塚 俊光 Cc: ultra****@lists***** Subject: Re: [Ultramonkey-users 148] UltraMonkeyのIPトンネリング方式を使用した場合のエラー 黒澤と申します. On Mon, 21 May 2007 15:53:30 +0900 飯塚 俊光 <iizuk****@cosmo*****> wrote: > 現在情報を収集中なのですが、分かってきた傾向としては以下のものがあります。 > ・同じユーザでも、エラーとなるページとならないページが存在する。 > ・エラーとなるページでは、何度もエラーが再現する。 > ・エラーとならないページは、エラーとなるページと比較して、 > Requestにて送信されるデータ量が少ない特徴。 > ・Ultramonkey経由ではなく、直接Webサーバにアクセスした場合は > 問題は発生しない。 > ・ユーザのブラウザは、IE/Firefoxの両方で発生する。 > ・3台あるWebサーバのうち、全てのサーバで同様のエラーが発生している。 > ・HTTP、HTTPSの両方でエラーは発生する。 > ・バランシングの方法として、Round-Robin / Source Hashing の > 2つを試してみたが、両方ともエラーは発生。 > ・エラーとなった時の状態として、bodyの中身が空であることが多い。 > ・共通して以下のようなHTTPリクエストヘッダーになっている。 > protocol : HTTP/1.1 > connection : Keep-Alive > catche-control : no-cache > content-type : multipart/form-data なんとなく,長い HTTP リクエストの場合にエラーが起きているようで すね. トンネリングに変更したら問題が起きるということで,ロードバランサ で IP カプセル化した時に,ロードバランサからリアルサーバへの path MTU を超えてしまっているのかもしれません. もしそうなら,リアルサーバ側で iptables を使って TCP の MSS を小 さくしてしまえば問題を回避できそうです. 確認のために,ロードバランサ上で tcpdump を使って,クライアント やリアルサーバにどのようなパケットが送られているかを見てみるとよ さそうです.