alt-cannadic (20110208) | 2011-02-08 22:51 |
alt-depgraph (20100120) | 2010-01-21 00:56 |
※extra/ 以下にある辞書を使いたい場合は、こちらも参照。
Anthy のソースとそれをビルドする環境が必要ですので、まずそれらを準備してください。
※anthy.dic のみを置き換える場合は、Anthy は、既にインストール済みのと同じバージョンのものを用意。
$ cd /tmp $ tar xzf anthy-9100?.tar.gz $ tar xjf alt-cannadic-0?????.tar.bz2 $ cd alt-cannadic-0?????/ $ ./prepare $ cd ../anthy-9100?/ ;; 辞書の追加/削除をしたければ編集 $ vi anthy-9100?/mkworddic/dict.args.in* 通常は dict.args.in の内容のままでいいはずです。
$ ./configure --prefix=/usr --sysconfdir=/etc $ make
;; [anthy 本体もインストールする場合] $ sudo make install ;; [anthy がインストール済みで anthy.dic のみを置き換える場合] ;; anthy.dic の path は環境によって違うかもしれません $ sudo mv /usr/share/anthy/anthy.dic /usr/share/anthy/anthy.dic.orig $ sudo cp mkanthydic/anthy.dic /usr/share/anthy/お使いの IM を再起動、もしくは再ログイン
辞書、付属語グラフ、corpus例文のどれかを変更した場合、corpus のパラメータを更新する必要があります。
alt-cannadic-091122 以降は、更新したものを同梱してあるので、そのまま使う場合は、この作業は不要です。
※この作業は、変換結果を変換履歴ファイル(~/.anthy/last-record*)に吐き出してしまうので、専用ユーザを作って行うことをお勧めします。
;; ※説明は推測で書いてます。間違ってるかもしれません。 ;; LD_LIBRARY_PATH の設定 ;; 基本的にはしなくていいが、稀に、今ビルドした anthy ではなく、インストール済みの ;; 方の anthy を使ってしまうことがあるらしいので、その場合は明示的に設定する。 ;; 設定するパスがこれでいいかどうかは正直自信ないです。 ;; (Fedora の spec ファイルを参考にさせて貰った) $ LD_LIBRARY_PATH="`pwd`"/src-main/.libs:"`pwd`"/src-worddic/.libs:"`pwd`"/src-util $ export LD_LIBRARY_PATH ;; 初期化(mkanthydic/anthy.dic を辞書と付属語グラフだけからなるものにする) $ make update_params0 ;; 初期化された anthy.dic を使って例文からパラメータを生成し、anthy.dic を作り直す ;; 環境変数 ANTHY_HISTORY_FILE を設定している場合は、設定を解除しないと、この変数に ;; 指定されたファイルに例文が吐き出されてしまうので注意。 ;; $ unset ANTHY_HISTORY_FILE $ make update_params ;; 作り直された anthy.dic でまた例文を parse し直して学習し、再度 anthy.dic を作り直す $ make update_params2 $ unset LD_LIBRARY_PATH