あき
attin****@kk*****
2005年 4月 12日 (火) 00:14:57 JST
あきです。 独り言のような内容です。 特に返信を期待するものではありません。 出だしで引っかかって以来、どうも未だにしこりのように残っている部分があり ます。 このまま気にせず突っ走るべきか、納得できるまで話し合うべきか、もしくは 撤退するべきか・・・。 というのは、Wikiというツールのあるべき姿についてです。 Wikiというツールは、私達プログラマーサイドの人間だけが扱えれば良いツール ではなく、一般の初心者にも抵抗感無く入り込んで行けるようなツールでなけ ればならないと思っています。 (matto殿がフォローして頂いたコメントのとおりです。今更ながらありがとう ございます。>matto殿) 以前佐久間殿に、「必要というのは本当に大勢なのでしょうか? 100人のユーザ の中で1人かもしれませんよ」と言われ、「そうなのかなぁ」としょげてしまい、 それ以上は追求する気になれなかったのですが、改行の件はともかく、これから FSWikiが向かって行く方向性について、このまま(うやむやなまま)でいいのか どうか、自分の考えをはっきりさせておきたくなった次第です。 私はFSWikiをドキュメンテーション用途にも使用していますが、それ以外に、 初心者と共同でWebコンテンツ作成用途としても利用させて頂いております。 せっかくですので、この際にFSWikiを初心者が使うとどんな感じになるのかを ご紹介しておきたいと思います。 こんな感じです。 ・桁揃えの為に行頭を全角空白で埋めて調節したりする。 もちろんセンタリング用途にも・・・。 ・1文字ごとに空白を入れて行を強調したりする。 →「'''〜'''」や「''〜''」の記法を教えたところ、今度はやたらと太字や 斜体を乱用され、余計うっとうしくなってしまった。 ・水平線「----」の代わりに、「!」や「:」を(右側に文字を入れずに)使って しまう。←いくら注意しても直らない。どうやら太線と細線、波線を使い分け ているかのよう。 ・番号付きリスト「+」や番号無しリスト「*」を使わず、自前で番号を振ったり 「■」「・」で代用したりする。 →「左端が揃わないから」と言っていたが、おそらく複数行書こうとした場合、 段落が分けられてしまうことを言っているのだと思う。 ・テーブルは使わず、空白文字で桁を揃えて(厳密には揃って見えないが)表を 模擬している。 →セパレータが「,」では、どうも初心者には整形後の形がイメージし辛いらし い。(余談:目の前で「こんなに入力するんだよ」と教えようとしたら、 たまたま金額が記載されたところで3桁毎の区切り文字「,」が・・・、 対処法が分からずに逆に恥をかいてしまいました) 一緒に作業をしていて感じるのはこんなところです。 (他にもまだ上記と同じくらいありますが、意図が伝わればいいので省略します) 「ヘルプを見れば書式に関する説明が書かれているからそれを見て」と言っても 効果無しです。「ヘルプを見ながら使ってもらえる」と考えるのは、運営者側 の妄想だと考えた方が良いかもしれません。 初心者にとっては、自分なりの目的が達成できればそれが誤用であろうが何だろ うが“そんなことはお構いなし”なのです。 HTMLのポリシーを説いてみせても、初心者にとっては『馬の耳に念仏』状態。 これが現実です。 (但し、携帯電話からも見えることについては、意外に感動のようです) FSWikiはドキュメンテーションツール、だということで、今後もそれに特化して いくということでしたら、そのポリシーは是非尊重して頂きたいです。 (全ページがRSS表示に対応しているのは、文句なしに恰好良いです。理想には 思っていてもなかなかできることではないですから・・・) ですが、それだけでは、私が思い描いていたものとは「方向が違うかな?」と 感じてしまう部分を拭い去ることはできません。 私は、「Wikiは初心者に使ってもらってこそナンボの世界」だと思っています。 とは言いましても、元々私は外から割り込んで来た人間ですから、FSWikiの方向 性について(意見や助言はすれど)強制するつもりはありません。 ましてや、今まで多数決で決まってきている考えを白紙に戻そうなどという気も さらさらありません。 ただ、私の気持ちに迷いが生じてきていること、伝えておきたかったまでです。 あれ以来、モチベーションが低調しています。 余談: コミッタ募集の話が出た際、私は10人くらいは挙手する人が出てくると思って 「自分も参加したい」って気持ちで申し込んだのですが、そんなにいるものじゃ ないんですね。 ある程度方向性の話題に参加して、補助的な部分を作成して、後は対ユーザ周り のドキュメント関連については自分が率先してやっていこう、などと気負わずに 考えていたのですが、今は背負ったものの大きさを実感しています。 これだけプラグインの作成に参加する人がいるのに、「コアの改良に参加したい」 って人が少ないのは何故なんでしょう? 数人は居ても良さそうだと思うのですが・・・。