Akihiro MOTOKI
amoto****@gmail*****
2011年 10月 25日 (火) 07:05:53 JST
元木です。 おはようございます。 短そうなセクションから投稿していきたいと思います。 まずは、rbash から最後までです。 参考までに、確認の際に作成した git repo からの diff を添付します。 > .\"O .SH "RESTRICTED SHELL" > .SH "制限付きのシェル(RESTRICTED SHELL)" > .\" rbash.1 > .zY > .PP > .\"O If > .\"O .B bash > .\"O is started with the name > .\"O .BR rbash , > .\"O or the > .\"O .B \-r > .\"O option is supplied at invocation, > .\"O the shell becomes restricted. > .B bash > を > .BR rbash > という名前で起動した場合や、起動時に > .B \-r > オプションを指定した場合には、シェルは制限された状態になります。 > .\"O A restricted shell is used to > .\"O set up an environment more controlled than the standard shell. > 制限付きのシェルは、 > 標準のシェルよりも細かく制御された環境を設定したいときに用います。 主語述語を一致させたいので、 「用います」→「使われます」とするのはいかがでしょうか。 > .\"O It behaves identically to > .\"O .B bash > .\"O with the exception that the following are disallowed or not performed: > 制限付きのシェルは > .B bash > と全く同じように動作しますが、 > 以下のようなことが許可されなかったり実行されなかったりします: どちらでもいいと思いますが、 日本語だと、最後が「:」で終わるのはあまりないように思います。 句点に返ると文章としては自然になります。 > .IP \(bu > .\"O specifying a file name containing a > .\"O .B / > .\"O as an argument to the > .\"O .B . > .\"O builtin command > 組み込みコマンド > .B . > の引き数として > .B / > を含むファイル名を指定すること > .IP \(bu > .\"O specifying a filename containing a slash as an argument to the > .\"O .B \-p > .\"O option to the > .\" motoki: -p オプション自体が使用できないはずでは。 以前訳したときの私のメモだと思いますが、消し忘れなので削除頂ければと思います。 > .\"O .B hash > .\"O builtin command > 組み込みコマンド > .B hash > に対するオプション > .B \-p > の引き数として > .B / > を含むファイル名を指定すること 「hash に対するオプション -p の引き数」は少し冗長すぎるので、 「hash のオプション -p の引き数」で十分かなと思いました。 > .IP \(bu > .\"O importing function definitions from the shell environment at startup > 起動時にシェル環境から関数定義をインポートすること > .IP \(bu > .\"O parsing the value of > .\"O .SM > .\"O .B SHELLOPTS > .\"O from the shell environment at startup > 起動時にシェル環境から > .SM > .B SHELLOPTS > の値を展開すること "parse" なので、「展開」ではなく「解釈」だと思います。 他の箇所でも「解釈」になっていると思います。 > .IP \(bu > .\"O adding or deleting builtin commands with the > .\"O .B \-f > .\"O and > .\"O .B \-d > .\"O options to the > .\"O .B enable > .\"O builtin command > 組み込みコマンド > .B enable > に対する > .B \-f > オプションと > .B \-d > オプションを使って、組み込みコマンドを追加・削除すること ここも「enable に対する」→「enable の -f オプション」くらいでよいかなと思います。 > .IP \(bu > .\"O using the \fBenable\fP builtin command to enable disabled shell builtins > 組み込みコマンド \fBenable\fP を使って、無効な組み込みコマンドを有効にすること 組み込みコマンド自体は定義されていて、利用できない状態になっているだけなので、 「無効な組み込みコマンドというわけではないと思います。 「無効になっている組み込みコマンド」などはいかがでしょうか。 > .\"O .ie \n(zY=1 When a command that is found to be a shell script is executed, > .\"O .el \{ When a command that is found to be a shell script is executed > .\"O (see > .\"O .SM > .\"O .B "COMMAND EXECUTION" > .\"O above), 原文の方で「.\"O \}」が消えてしまっています。 > .\"O .B rbash > .\"O turns off any restrictions in the shell spawned to execute the > .\"O script. > .ie \n(zY=1 シェルスクリプトであると判明したファイルが実行されたとき > .el \{ シェルスクリプトであると判明したファイルが実行されたとき > (前述の > .SM > .B コマンドの実行 > を参照) には、 > \} > .B rbash > はスクリプト実行用に立ち上げたシェルでは制限を全て無効にします。 シェルスクリプトの実行時に、制限を無効にするので、 「ファイルが実行されるとき」のように、現在形の方が文章のつながりがよい ように思いました。 > .\" end of rbash.1 > .if \n(zY=1 .ig zY [...] > .\"O .SH AUTHORS > .SH 著者 > Brian Fox, Free Software Foundation > .br > bfox****@gnu***** > .PP > Chet Ramey, Case Western Reserve University > .br > chet.****@case***** これらの人々は bash の作者なので、「作者」の方が適切かと思います。 > .\"O .SH BUG REPORTS > .SH バグ報告 [...] > .TP > .\"O A short script or `recipe' which exercises the bug > バグを再現できる簡単なシェルスクリプトまたは「レシピ」 簡単なシェルスクリプトと「レシピ」の関係は並列というよりは言い換えだと思います。 バグを再現できる「レシピ」 (簡単なシェルスクリプト) などはいかがでしょうか。 [...] > .\"O Compound commands and command sequences of the form `a ; b ; c' > .\"O are not handled gracefully when process suspension is attempted. > .\"O When a process is stopped, the shell immediately executes the next > .\"O command in the sequence. > .\"O It suffices to place the sequence of commands between > .\"O parentheses to force it into a subshell, which may be stopped as > .\"O a unit. > 複合コマンドや `a ; b ; c' の形式のコマンドの並びは、 > プロセスのサスペンドを行う際に綺麗に扱うことができません。 > プロセスを停止すると、 > シェルはコマンドの並びの次のコマンドを即座に実行するからです。 > この問題はコマンドの並びを括弧の中に置いて > サブシェルに実行させることで解決できます。 > こうすれば、ひとまとまりのものとして停止できます。 "command sequence" という用語は他の箇所では登場しませんが、 個人的には「コマンド列」の方が読みやすいかなと思いました。 他の箇所の説明と整合を考慮の上、判断頂ければと思います。 また、「プロセスを停止すると、」の前に「ある」を付けて、 「あるプロセスが停止されると」とした方が、"a process" のニュアンスが 出るように思います。 > .PP > .\"O Array variables may not (yet) be exported. > 配列変数は (まだ) エクスポートできません。 > .PP > .\"O There may be only one active coprocess at a time. > おそらく一度に 1 つのコプロセスしかアクティブにできません。 may be は許可の意味だと思いますので、「おそらく」は不要ではないでしょうか。 > .zZ > .zY -- 元木 顕弘 / Akihiro MOTOKI <amoto****@gmail*****> -------------- next part -------------- テキスト形式以外の添付ファイルを保管しました... ファイル名: 0001-Check-results-for-sections-from-RESTRICTED-SHELL-to-.patch 型: application/octet-stream サイズ: 6192 バイト 説明: 無し Télécharger