mail2weblog (1.3.9) | 2013-08-09 13:18 |
もしもブログ投稿期日の指定をして投稿したとき想定と違う時刻の投稿が行われた場合、タイムゾーンの設定を行うことで補正できます。
特に問題が無ければ本設定は不要です。
日本が 12:00 のときアメリカニューヨークは前日の 21:00 という感じで、物理的には同じ時間でも地域によってその表現が異なります。
同じ表現をする地域をタイムゾーン(等時帯)と言います。例えば日本は国全体が1つのタイムゾーン(等時帯)に属するため日本国内に居る限りにおいては時間の表現が変わることはありません。
例えば沖縄の 12:00 は、北海道でも 12:00 です。
ちなみに日本のタイムゾーンは、+09:00 と表されます。世界標準時に 9 時間足した値という意味です。
ブログ投稿期日を指定して投稿する場合、以下の3者関係を理解する必要があります。
この3者が同じタイムゾーンにいる限りにおいてはタイムゾーンを気にする必要はありません。
投稿者がアメリカニューヨークに居て mail2weblog が日本で動作していた場合、投稿者はニューヨークの時間感覚でブログ投稿期日の値を決めるでしょう。しかし、mail2weblog はそれを日本の時間と勘違いして認識してしまいます。
今度は mail2weblog とブログの環境が異なるタイムゾーンで動作していた場合、やはり同じように誤認識が発生します。
これらの3者のタイムゾーンは全て合わせる必要があります。
投稿者がタイムゾーンの違いを意識して時間の帳尻合わせをするのは大変でしょうから、mail2weblog とブログのタイムゾーンを投稿者のタイムゾーンに合わせた方が利便性に優れます。
ブログには個別にタイムゾーンの設定があるのが通常ですので、それを変更してください。
それに合わせて mail2weblog のタイムゾーンも合わせる必要があります。
mail2weblog のタイムゾーンを変更するには、conf/02_user/plugin.rb の以下の行を書き換えます。
# ウェブログプラグインの設定を行います。 M2W_WEBLOG_PLUGIN_CONF = { 'COMMON' => { # 時刻指定のオフセット値を設定する場合に指定します。 # 指定を省略した場合は、システムのロケールの設定に従います。 #'gmt_offset_hour' => '+09', #'gmt_offset_min' => '+00', }, }
例えばアメリカニューヨークのタイムゾーンは、-02:00 と表されるので以下の通り設定します。
# ウェブログプラグインの設定を行います。 M2W_WEBLOG_PLUGIN_CONF = { 'COMMON' => { # 時刻指定のオフセット値を設定する場合に指定します。 # 指定を省略した場合は、システムのロケールの設定に従います。 'gmt_offset_hour' => '-02', 'gmt_offset_min' => '+00', }, }